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№025 女性SPは違和感なく受け入れられてるのに女騎士と呼び方が変わるだけで不憫な目をry 【キンジョーside】

 城を出るに当たって、ボクたちには様々な特権と資源、道具や食糧を授与されている。

 本来ならば貸与が妥当なのだろうけど、事実上の迷惑を受けた慰謝料替わりとして、ボクたちに与えられるこの世界からの贈与物は無期限の返却不要を許可されていたりするのだ。


 お蔭でそれぞれの『私物』として【Storage】内に分割で仕舞うことができたので、国内の漫遊に割かし必須な大量の生活用物資を『常時抱えて』移動する必要が無くて大助かり。

 その点については【刻印(異世界生活応援セット)】をくれた烏丸くんに感謝の念が絶えやしねぇ。


 でもってその『資源』のなかには、三台ほどの馬車もあったり。



「……タケモト殿、ひとつ、訊いてもいいか?」


「なんや、距離を感じるな。もっとフランクに『サヤちゃん♡』でもええよ?」


「訊いてもいいかタケモト殿」



 その馬車の中のひとつに、ボクたちは押し込まれていた。


 いや、押し込まれるというのは正確ではない。

 ボクたち穂織乃宮高等学園二年組いわゆる召喚勇者と呼ばれる4人全員が全員、『ひとつの馬車』へと入れられているわけでは当然無い。


 それぞれがそれぞれ相応に実力を備えているのだから、と正しくは二人組に分けられてそれぞれ馬車を跨いで搭乗しているのが正確だ。

 ……ダンジョン探索で備えさせたのは烏丸くんのクセにィ!



 ちなみにカナちゃんは桃園さんといっしょに最後尾の馬車。

 何か言いたげな顔をしていたけど、未だSAN値の回復しないパッションピンクを看病できるのはハーレムの主のカナちゃんくらいだ。

 乗り心地が良いとはあまり言い難い馬車に乗せられている彼女を、多少は気遣って欲しいと甚だ願う。


 あ、メイドさんたちは全員が手綱の繰り手です。

 馬車の扱いなんて一般的な高校生のボクらには無理な話だし、車内を圧迫……するほどでもない残りの荷物、シャーロットさんを始めとしたメイドさんたち自身を含む異世界の方々の私物程度の重量なのだから、見るからに年下っぽい女の子たちでもなんとかなるだろう。


 ……ところであの子たちボクらの王宮での生活時に見覚えはあるのだけども、その中でも選り分けて年若い子たちばかりなのは……、何故なのかと問うまでも無い烏丸くんを篭絡するための選別なんじゃないかなって。

 完全に異世界からロリコン認定ですね!(愉悦。



 さてそんな馬車の中で、何故かいっしょに乗ってきたローラさんがカイチョーに問いかけた。


 普通は烏丸くんとシャーロットさんが乗っている方にどちらかが乗るべきなのだろうけど、女騎士コンビとしての相方であるリヴィさんは最後尾であるカナちゃん&パッションの馬車に相乗り中。


 これは先頭車両はイチャイチャしてますわ間違いない。

 ヤリ部屋ですわこれは。


 先頭車両の淫靡な事情はさておいて、カイチョーのにっこり笑顔でローラさんの凍った心を溶かそうと試みるも彼女は頑なに呼び方を変えない。

 永久凍土ローラさんは毅然とした態度を崩さぬまま、カイチョーに質問を投げかけた。



「なぜ、貴女はそんな淫猥な恰好をしているのだ?」


「言い方ァ!」



 ビキニ鎧のカイチョーが吠えた。

 仕方ないよそれは。



「ごめんねローラさん、カイチョーが淫猥で」


「せやから言い方! 身内からもその判断下されると流石に堪えるよ!?」


「あ、すいません、同類って思われたくないのでちょっと離れてくれます?」


「似たようなコスプレしておいてよく言えるなタッくん!? ちゅーかどっちかというとキミの方が不味いやろ!?」



 言われて、自分の恰好を改めて検める。


 ダンジョン内で発見した三角帽子に漆黒のマント、中に来ているのはワンピースとチューブトップを合わせた(かっこう)の肩を開け見せている若干のミニスカート。

 手套とニーソックスの組み合わせでマントさえ羽織れば、基本として肌は晒していない。


 伺えるのは絶対領域くらいだ。何か問題が?



「これはこれで由緒正しき『魔法使い』って感じの恰好だと思う」


「いやいやいやいや、それでまかり間違って眼帯とか付けたら不味いやろ。杖とか持ったら万全アウトやろ」



 万全にアウトなどという何やら新しいパワーワードを構築しつつある会長だけど、いっしょに宝箱に入っていた変身セットの内訳なんて知らせていないので知らぬ存ぜぬを貫き通す。


 杖? ボクは無手無詠唱で魔法使える系の魔法使い目指してるから要らないし。

 眼帯? 中二病は卒業したんだ(無慈悲。


 だから我が名を高らかに名乗る頭の可笑しい爆発娘なんてボクの知った話ではない。

 無いったら無い。



「タクミ殿の恰好もこの世界ではまあ奇抜だが、その『にぃそっくす』とやらか? それのお蔭でまだ見れるさ。生脚を晒す文化はこっちには無いからな」



 何故かニーソックスの発音が可笑しい。

 あと『生脚』と生々しく言われると若干若年寄(わかどしより)な感じがするけど雰囲気的に(なま)めかしい。

 制服のままだと若干アウトであったとは伺えるけれど。


 ちなみに桃園さんは僧侶コスプレが気に入ったご様子。

 全身タイツなんだけどね、青い前掛けみたいなアレの下って。無駄にニッチ。



「それが流石にタケモト殿までに布地を減らされて街を歩かれるとこちらとしても庇い切れない。此処までは通過した程度ではあるが、これからどうするのかはまだ方針が決まっていないからな。もう少し自重してくれると、助かる」


「マジなトーンやないか……。ええー、でもなぁ、これ意外と防御力(たこ)うて気に入っとんのやけど。魔法攻撃も弾くし」


「局部だけを隠していて何を守れるのかわからないが……、とりあえず、街中で魔法使いが闊歩しているわけがあるか」



 アレが魔法だったのかは明確ではないけど、ダンジョン内ではとりあえず『ファイヤーボールが来ます』とか『ウォーターカッターが放たれました』とか『氷の散弾です。回避を推奨します』とか『ライトニングスプレッド!(命中』とか藍緒ちゃんが敵の攻撃に解説を入れてくれていたアレらの『遠距離または中距離から放たれる物理的な衝撃』に準ずるモノをボクらはRPG的に倣って『魔法』と纏めていた。


 板金鎧だったカイチョーは基本タンク役をやっていたのだけど、下に着ていたビキニアーマーがそれらの衝撃を緩和していたのだと固く譲らない。

 ………………。

 見せたいだけなんじゃないかな!? そのGカップを!?


 ……落ち着こう。

 話を変えよう。いや、変えるというよりは乗る感じだけど。



「ああ、そういえば魔法使いって軍属なんだよね。国の研究機関が拘わってるから外に囲えない、って」


「タクミ殿の言う通りだ。臣祇官ならば扱えるのだが、それでも葬儀や罪人の尋問に使われる程度で使い勝手の点では非常に拙い。陣を描いて香を焚いてしかも部屋を閉ざさないと効果も無くなるのだとか」



 ……あれ?

 この子、謁見の間で起こった『烏丸くん焼却事件』知らないのかな?


 こう読むと昭和のテレビ欄に載ってそうな文言だけど、実際にあったことだからしょうがない。

 若しくは詳しく知らない、かもしれない。


 あの時は大広間で熾されたわけだけども、いくら扉を閉ざしていたからといってそこが『閉じられた空間だった』と解釈されても割かし無理が強いし。

 またはこの子の知る以上に魔法の研究が進んでいる、とかかも。

 国家の秘密研究に属するわけだから、そこいらに明確な情報を明け透けにしているわけもないのだし。


 まあどっちにしろツッコまなくてもいい話だ。

 烏丸くんは結構ぶっちゃけてるけど、国家機密に属するものなんぞ誰も知らない知られちゃいけない。



「あとは薬売りに、理髪師くらいか。魔法使い、と呼べる者は。やはり実用とは縁遠いがな」


「へぇ、理髪師。――理髪師? リハツシなんで?」



 ニューヨークニンジャみたいな聞き方になってしまったが、ほんとになんで?


 薬売り、はまあ、中世系ファンタジーってことで【魔女の薬売り】とか銘打って薬学に通じた人たちが秘薬系の秘匿を順守して魔法と呼ばれている可能性だってあるかあツッコまないけど。


 理髪師、つまりは髪を扱うひとたち。

 なんで魔法? なにが魔法?



「知らなかったのか? 正しくは【理髪外科医】と言ってな。 髪を扱う、つまりは刃物の扱いに長けていることから、人の身体を切り開いたり縫合したり、と治療の真似事に準じて来たらしい。 しかしそれだけではあまりにも治りが遅いから、と『治療術』に属する魔法を国から授けられたんだ。 始まりはさておき、今では立派な『魔法使い』さ」


「あー。そういえば床屋の店先にあるサインポールも『赤・青・白』が『動脈・静脈・包帯』を表しとる、って昔聞いたことあったな。こっちじゃそのまま医者と混ざっとるんか」



 若干除け者にされてたカイチョーが話に加わる。

 へぇ、とトリビアボタンを押しながら、そういえばボクこの国の職業に関して詳しくなかった、と今更ながらに思い出した。


 だって、あるんじゃないかな。

 RPG的な、ファンタジー的な、そう、――『冒険者』という職業が!!



「他にどんな職業があるの? 教えてローラせんせー!」



 明日使える無駄知識を是非ボクに!

 『金の脳』をあげるから!



「む、『先生』か。ふふ、いい響きだな。――ん?」



 若干永久凍土ローラさんの氷が溶けたのでは、と伺えるほんわか百合チックな微笑を垣間見た。

 のだが、話が続けられる前に彼女は前を向いて疑問符を浮かべた。


 続けて、ゆったりとだが慣性で馬車が停止したことを知り、ボクらも倣って小首を傾げる。



「なんだろうね?」


「目的地に着いたんかな」


「いや、近隣の街まではもっとかかるはずだったが……、どうした?」



 入り口から顔を覗かせて来たのは、手綱を扱っていたメイドのヒャルティちゃんだ。

 レンガ色の髪を三つ編みにして、そばかすが少し残る彼女もまた狼狽えたようにしていた。

 ローラさんに相談があるらしい。



「それが、前の馬車が突然停止しまして、姫様とカラスマ様が外に……、」


「何!?」



 慌てたように外へと飛び出してゆくローラさん。

 それを追って、ボクらもまた馬車から出てゆく。


 護衛だから、彼女の選択は間違っていない。

 しかし、此処で先に外に出ていた姫様や烏丸くんの判断が伺えないのだ。




  ◇    ◆    ◇    ◆    ◇




 外に出ると、烏丸くんが馬車をひゅるりと消失させているところであった。


 傍目にはわからないけど、アレ多分収納系の術だと思う。

 ボクらの【Storage】と同等かそれ以上の。


 ……此処からは徒歩、ってこと? なんで?



「っ、カラスマ殿」


「ん、呼ばなくても出て来たか。後ろの方にも言ってくれ、ああ、でも別行動になるのなら馬車はそっちに譲渡するけど、」


「説明を、先にしてください」



 自分を落ち着かせるような声音で、ローラさんは烏丸くんを睨みつける。

 これがリヴィさんだったら即座に怒鳴ってる。

 あのひとは結構短気なひとだ。



「んん? んー……、まあ、いいか」



 わざとやってるのか、ちょっと考える『振り』をして烏丸くんは切り出す。

 彼の思考はそれなりに早いことはこちらも既に把握してるので、それがポーズであるのはわかっている。


 間を持たせるのは、未だに『この世界と』烏丸くんが距離を持っている証だ。

 ひょっとすればそれが帰順の何かに連なるのかも、と予測もできるので、ボクらはもう彼の言に過度の諫めを出すことは無い。


 太鼓持ちのつもりはない、関係を悪くする気はない、ってだけだ。

 良くなるのかは知らないけど。


 その間に最後尾の馬車に乗っていたリヴィさん、並びにハイメちゃんとカナちゃんとパッションピンクがぞろぞろと到着し、リヴィさんがハイメちゃんに羽交い絞めにされていた。

 暴れ馬を抑える印象だった。



「この先にな、人が住んでる」



 森の隙間を縫うようにして通っている、道路とは呼べずとも若干の広い道。

 ボクらの今使っている此処から外れて、完全に木々の隙間、獣道すら見当たらない草地を烏丸くんは指す。

 確かに馬車は通れないが、……ええ、マジで行くのぉ……?



「莫迦な。この辺りに集落なんて無いぞ。少なくとも地図には無いし、貴方は何故それが判る」


「それが判るのが俺の『魔法』だよ。だから【東の果て】の調査も簡単に済んだろう」



 本当は魔法ではないけれど、彼もまた自分の技術を『魔法』とこの世界に騙っていた。

 というか、調査の名目だったのか、あの砂漠に行ったのは。

 ……初めて聞いたぞ。



「ホントは来るときにも気づいてたんだけどな、予定が先だ。片付けたから、通り道のこっちが少し気になった。だから、まあ、気分だ。嫌ならいいぞー、好きにしろ」



 口調もまた、ボクらに向けるモノ以上にぞんざいで尊大。

 でも好きにしろって、ああ、だから別行動を先に口にしてたのか。


 やっぱちょっとついていけない感じ。もうちょっとスピード抑えて、その思考回路。

 読み手だって置いてきぼりだよ!



「……。正直、信じられないし、胡乱な話だ。人が住む、と言われても、隠居した者が隠れている可能性も否定し切れないし、それを暴くのも趣味が悪い。ひょっとすれば近隣の狩人が休憩しているだけかもしれないからな、そんなところに顔を出しても良い目は向けられまい」



 色々とこちらも考えるローラさん。

 やはり烏丸くんへの信頼という点は、悲しいかな非情に低迷しているご様子。

 というか、シャーロット様も烏丸くんに寄り添ってローラさんのこと睨むの辞めてあげて、可愛いけど。


 ……今更だけど、あの姫様この旅のことをハネムーンか何かだと思ってない?



「しかし、貴方の決定に逆らう気はない。こちらの馬車も片付けてくれるか、同行しよう」


さよ(左様)け。真面目だなぁ、ローラちゃんは」


「ちゃん付けはヤメロ。苦言くらいは呈させてくれ、結構胃も痛いんだ」


「良いさ、割と悪いのはこっちだからな」



 話の最中に後ろ2台の馬車は消え、どっちもわかっているのなら口出ししなけりゃいいのにー、な会話を交わして姫様がそんな雰囲気のふたりにやや(むく)れ可愛い。


 なんとなくわかるけどね。

 なんだかんだで繋がってそうなところが泥棒猫っぽいよね、ローラさんって。

 ヒロイン交代の危機ですよこれは!


 しかしてそこは烏丸くん、少しも慌てず。

 「シャロちゃーん、お着換えタイムでっすよー」とおちゃらけて幼女を抱え上げ、はわわあわわと赤面するシャーロットさんが猶更可愛い。


 ふむ、お着換えタイム、とな。

 それはつまり本日のご褒美回ですよね、と身を乗り出したところで、



「キッサマァ! それは私の役割だ! 代われ!」



 と、リヴィさんが吶喊して行った。

 メイド数名を引き連れて、茂みの方へと。

 ああ、残念無念……。



「さて。皆さんが動きやすい服に着替える合間に、【東の果て】で知れたことでも報告しますか。はい聴いて聴いてー、特に本気でガッカリしてるキンジョーちゃん先輩もねー」



 ほ、本気で残念だったりじゃねーし!

 シャーロット様の全裸なんて期待してないし!



「野外で全裸は無いやろ」


「何故内心が……!?」


「声に出してたで」


「まじでか」



 気づけばローラさんも居ない。

 護衛について行ったのかもしれない。

 正直、リヴィさんだけだと不安(失礼。



「マジで聴いてくださいね。ちょいと秘匿すべきかもしれないことなんで、あちら側には教えないように」



 ひと呼吸、口先に人差し指を添えながら、烏丸くんは静かに綴る。



「――あの先、周囲数千キロに渡って封印結界が敷いてありました。この国は、物理的に鎖国状態にされてます。多分、建国当時から」



 まじでか。


~♡(はーと)

 変換できたので使ってみたけど違和感しか感じない罠

 文章としては明らかに不向きな表現なので自分でもどうかと思う



~キンジョーの装備

 マントの裏地は赤です

 けど、まあ、アレです、魔法使いコスとしては妥当な恰好なので多分問題は無い

 誰かに似てるとか気のせいです



~魔法

 ファンタジーな世界各箇所で扱いに差が出る。作者の腕の見せ所

 RPG的な代物ならば、いや、なればこそ遠距離から中距離の攻撃手段として認識するとして、其処に不可視なエネルギーが内包されるような意味合いを読み取れないのならば当たるか防げるかが通用すれば物理作用って言っても過言じゃないじゃろ。無いよね?



~サヨちんの最大武装

 Gだってよ。パネェな

 前にも書いた気がするけどもひょっとしたらばずれてる恐れが(ry



~誰も知らない知られちゃいけない

 デ●ルマンの正体が不●明だということは(ry



~金の脳

 開いた中身はメロンパン入れとなっておりまーす



~独断と偏見で動く烏丸

 情報を錯綜させる意図もあるのだろうけどドクシャ側にもかなり不親切



~なんとなく泥棒猫っぽいローラさん

 どっかのラブコメヒロイン(男)も心と身体以外で繋がれる何かが欲しいとか泣いてたし、多分こういうことじゃないかなと…え、違う?



~物理的な鎖国(ネタバレ

 覚えてる人居なくね?



何故だか知らないうちに登録してくれるひとが増えていました感謝

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