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昼休みの日常

アクセスありがとうございます。


 体育授業前に秀平に誘われていた俺は着替え終えた後に2人で教室に戻らずに売店へと向かい、昼休み直前のフライングでたどり着いたため買いたいパンをゆっくり選び買うことができた。


「秀平、教室に戻ったら金返すよ」


「おぉ、いつでも良いぜ」


 リュックにある財布から少し多めの額を秀平に手渡してからパンを食べようとして、包装袋を開けたタイミングで香澄ちゃんが教室にやって来た声が聞こえた。


「悠人先輩、いますか〜?」


「おぉ、いるよー!」


 俺の代わりに秀平が彼氏のような反応をして片手を上げているも、香澄ちゃんはその反応に応えることなく俺達が座る席へとやって来ると、少し心配そうな表情に変わった。


「悠人先輩? まさか、この人にカツアゲされたんですか?」


 どうやら香澄ちゃんは、俺が秀平に金を返すところを見ていたらしい。


「違うよ。秀平に昼飯代を借りてたから返しただけだよ」


「ホントですか?」


 キッと睨むように秀平を見る香澄ちゃんに秀平は、悪いことをしていないのに後退る。


「け・・剣崎さん?」


「・・なぁ〜んて、ジョーダンですよ?」


「いや、目がマジだったよ?」


「ところで田所先輩、年下女子に怖気付くなんて男の子ですか?」


「ま、待って? その手に持つシャーペンを離してから言ってくれないかな?」


「・・あっ・・つい癖で・・」


 秀平と香澄ちゃんのやりとりを聞きながら財布をリュックに戻して視線を戻すと、香澄ちゃんはシャーペンをカチカチ鳴らしながら芯を伸ばして机に置いていた。


「はぁ・・俺もう先端恐怖症になりそうかも」


「女の子に先端向けてるクセにですか? 知らないですけど」


「「 ・・ 」」


 香澄ちゃんの言葉に俺と秀平は顔を見せ合い固まる・・それからタイミングを合わせるように香澄ちゃんを見ると、俺達の反応が変に受け止められたと察して顔が一気に紅潮し俯く。


「ちっ・・違いますから、別にそんな意味ではって・・その意味は別に・・・・えっと・・・・」


 両手を必死に振り慌てるほど逆に肯定しているように見え、その仕草をチャンスだと秀平はニヤけた顔でツッコミ仕返しをした。


「悠人先輩、助けてください。変態不審者がいます!」


 人差し指をグリグリ回しながら香澄ちゃんの顔に近付ける秀平から逃げるように香澄ちゃんは俺の背後に隠れピタッとくっついて来て隠れる。


「悠人、そこの後輩ちゃんは絶対にプロだ・・俺達より経験者だ・・」


「秀平、それはさすがに・・・・DT思考じゃないか?」


「なっ・・に?」


 気持ち悪い動きをしていた秀平はピタッと動きを止め俺を凝視する。


「・・・・悠人くん。お前らまさか? もうシタのか?」


「ノーコメントで」


 背後でギュッと制服を掴む香澄ちゃんに責められているような気がするも、ここは気にしないでおこう。


「ちっ・・それより、悠人になんか用があって来たんでしょ?」


「あぁ、そーだった。香澄ちゃん、何かあったの?」


 背中に隠れている香澄ちゃんに腕を回し、素直に動く彼女と正面で向き合う。


「・・はぃ。一緒に今日は帰りたいなと思って、誘いに来たのでした」


「いいよ、一緒に帰ろう」


「はいっ!」


 一緒に帰る約束をしたところで自分の教室に帰るのかと思っていたけど、香澄ちゃんは帰る素振りを見せず俺を押し退けるように椅子に座る。


「香澄ちゃん、昼飯は?」


「食べて来ましたよ?」


「もう? まだ、そんなに時間経ってないけど・・」


「女の子のご飯は少ないのです」


 ニコニコしながら肩を密着させる香澄ちゃんと椅子をシェアしながら俺は売店で買ったパンを食べながら3人で話をしていると、いつも教室にいない理香が戻って来て迷わず俺達が座る場所に向かって来たのだった。


感想評価ありがとうございます。


他作品の3話完結の物語が日間ランク最高2位にいけて感謝です。




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― 新着の感想 ―
[気になる点] そうすれば、この面白いストーリーが頭に浮かぶのか、教えて欲しいと思いました。 [一言] 作家先生のプロデビューに期待したいです。
[一言] ココまで呼んだけど気分が最悪な小説でした、もう読みません。
[一言] 秀平君はNTR被害者だからもう少し優しくしてあげてクレイ
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