教室で久しぶりに見た2人
アクセスありがとうございます。
しばらく投稿するガッツが足りませんでした。
一哉と偶然だったけど会えた俺は遠回りしただけの成果はあったなと満足して家へと帰りながら、もうこの辺に来ることは無いなと景色を見ていると香澄ちゃんから着信があった。
「もしもし?」
「もしもし、悠人先輩。お家にいますか?」
「今は・・・・鈴峰駅の近くだよー」
「えっ? いないんですか?」
「うん、ちょっと用事があって寄り道してたから」
「そうですか・・」
少し香澄ちゃんのテンションが下がったみたいだ。
「なんかあった?」
「いえ、悠人先輩の家の近くを通る予定があったので、居るかなと思ってました」
「ゴメンね・・まだ帰るのに時間かかりそうなんだ」
「はい・・また明日学校で」
「また明日ね、香澄ちゃん」
香澄ちゃんの落ち込んだ声に俺は会えなかったのは、一哉のせいだと吐き捨てながら家へと帰った。
一哉と話した日から日々は流れ、ゴールデンウィークが過去の思い出となり毎朝の通学ローテを体が慣れてきたとある朝に、いつもの教室に雨宮と一条が久しぶりに登校して来た。
2人を見るクラスメイトの視線は顔よりも自然とお腹へと向けられているも、細身の2人の体型に変化は見られず集まって行くのは数人だなと眺めていると不意に声を掛けられた。
「・・悠人・・来て」
呼び掛けられた方に顔を向けると横を通り過ぎる理香が教室から出て行くため、一呼吸置いてから俺はトイレに行くフリをして廊下に出た。
先を歩く理香の背中を見ながら追いかけると、チラッと振り返り俺と視線を重ねる彼女はそのまま歩き朝の時間には生徒が来ない売店の方へと向かって行き合流した。
「・・・・あの噂は、ホントなの?」
「あぁ、早川先生は親に聞いたってさ」
「どうして、早川先生の名前が出てくるのよ?」
「実はさ・・」
きっかけは秀平の目撃情報からで、それを教室で話していた俺と秀平は聞かれているのを知らずに続けていたから、クラスメイトの女子達が拡散させてしまったと理香の告げる。
「バカね・・口は災いの元でしょ?」
「ゴメン」
「っで、あの2人を孕ませたパパは?」
「元クラスメイトの木下一哉・・」
「・・と?」
「と?」
「なに惚けてるの? もう1人は誰よ?」
「誰って?」
「そのどっちかのパパに決まってるじゃない」
「・・あぁ、普通はそうだよな・・・・違うんだ。木下が2人を同時に妊娠させた」
「うそ!?」
理香が急に大きな声を出したため思わず右手で口を覆うと、なぜかペロペロと手のひらを舐めてきたためパッと離す。
「自然な流れで舐めるなよ」
「ごちそうさま、悠人」
「そんな顔しないの」
物欲しそうな泣きそうな表情で見上げる理香に、誰かに見られたら勘違いされそうだ。
「ふふっ・・でも、本当に木下くんが2人を?」
「たぶん・・あの2人がアイツ以外の男と関係を持つなんて考えにくいし」
「そうね・・悠人より遥かに低レベルな男に乗り換えるバカな女2人だし」
納得してくれた理香と別の話題の話へと変わり2人でいると、朝の予鈴が鳴ったため教室へと戻った時には雨宮と一条の姿は無かった。
「おぅ、秀平。おはよ」
「おっす、悠人。さっきまで、いつもの後輩ちゃん待ってたぞ?」
「マジ?」
「あぁ、予鈴鳴ったからクラスに帰ってたけど」
「ありがと。メッセージ送っとくわ」
「ところで悠人くん。高橋さんと2人でなにしてたのかな? かな?」
秀平が疑念を抱く視線を向けてくるため、そのままのことを伝える。
「雨宮と一条のこと聞かれてた・・・・っで、あの2人は?」
視線と2人が座っていない席に視線を向ける。
「保健室の先生に連れて行かれた」
「もうHRが始まる時間なのに?」
「あぁ、理由は知らん」
秀平と話を終えて自分の席に戻ってから、香澄ちゃんに教室に居なかった理由と謝罪を込めたメッセージを送るも既読すらつかないため、きっと怒っているのだろうとソワソワしていた俺は午前中の授業は集中できなかったのだった・・・・。
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投稿が非常に遅くてすいませんでした。
異世界系と違って、恋愛系作品は短めに完結した方が
良いと理解しました・・・・笑




