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ユリイカ

作者:雨尾 秋人
なにか才能がある、または他人とは違う特技というものを備えた人間が、葉山たどるには理解できなかった。
中学二年生の葉山たどるは、所属している部活に行ってはいなかった。それには原因というものは存在しない。いじめられているわけでもなく、孤立しているわけでもない。ただ、行きたくないのだ。
しかし、葉山たどるはその「部活に行っていない」という事実を誇張して話す癖があった。葉山たどるは、自分を哀れな目で見て欲しいという人間なのだ。劣等感のようなものを感じると歓び、可哀想と思われる同情の視線を求め、そして心配される事に葉山たどるは生きる実感が湧いた。
そんな彼は部活をサボるいつもの放課後に、「本物」の女子生徒と出会う。
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