陛下が「栄誉ある妃」として迎えてくれるそうですが、私は真実と現実を知っているので丁重に辞退させていただきまず。というわけで、残念ですが弑逆でされるなり呪われ死するなりして下さい
リオ・ラザフォードは、ラザフォード公爵の娘である。強面の父、強面の母、知的でやさしい十一か月違いの兄に囲まれ、しあわせに暮らしている。が、ラザフォード公爵領以外では、ここ数年の王家の横暴に加え、疫病や飢饉で荒れに荒れていた。各地で暴動や反乱が多発しており、モットレイ王国は壊滅の危機に直面している。そんなとき、国王よりリオを妃に差し出すようにと命が来た。それを拒めば、ラザフォード公爵家、さらには公爵領にめいわくがかかってしまう。リオは、妃になることを決心する。兄を執事と偽り、同行してもらったリオは、宮殿でとんでもないものを目撃し、真実を知ることになる。
※ハッピーエンド確約。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※タイトルは変更する可能性があります。
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