実力差
『ほう、、、!天使である私に挑んで来る愚民がまだ居るとは驚きだな!』
天使は本当に誰も人間如きなら自分に勝てないと思ってるらしく天使と戦う者の登場に少し驚いていた。
『勝てば良いんだろ?勝てば』
『ハーハッハッハ!その通りだ勝てたのなら見逃してやろう。勝てたらな!』
本気で天使は自分が負けるわけないと思っているようで俺が挑戦して勝つ気でいることが可笑しいらしい。
『では始めようか。、、、最初から結果が見えた戦いをな、、、』
天使が小声でポソッと傲慢発言をしていたがまぁ気にしないでおこう。
『ふっ、、、これで終わりだな愚民!』
天使が俺の後ろに周り混んで手刀を首に叩き込んで気絶させようとしてきた。
(は〜相変わらず天使は人間を舐めてんなぁ、、、昔天使が依頼の邪魔してきた時に戦った事あったけど、その時も天使は自分が言っている事が正しいんだからお前は諦めろ的な発言ばっかしてた天使だったんだよな)
俺は天使の手刀を受け止め、くるりと身体を反転させ大腰筋を意識して天使に『覇王勁』と呼ばれる技を叩き込んだ。
(俺は転生してから前世に漫画とかで読んだ剣技とか武術とかをイメージで再現する為に努力してきたからな。当然古武術っぽい技も使えるんだよな)
いくら手加減したとはいえ『覇王勁』は単純な威力だけでなく予備動作が少ないから予測しづらく敵の内部にダメージを与えるからおそらく天使は起き上がれないだろう。
『ぐっ!、、、天使である私が負けるわけが、、、無い!』
性格は酷かったが腐っても天使なので起き上がれたようだ。
『貴様はもう許さん!本当はこのような場所で使っていいものでは無いが貴様を殺せるならどうでもいい!』
天使は激怒したようで本来天使が神界への侵入者や悪魔達しか使う事を許されない天具お呼ばれる武器の剣を顕現させ、俺に襲いかかってきた。
『ちょっと!そこのガキその木の枝ちょっと貸してくれ!』
俺はちょっと実力差を見せてやろうと思い木の枝を持ってる子供に木の枝を貸してくれと頼む。
子供は、『良いよー』っと木の枝を投げてくれた。
『、、、ふっ!、、、これで終わりだ。所詮は人間、天使である私に勝てるはずなど無かったのだ!、、、なっ!?何故木の枝で剣を、ましてや天具を受け止められているのだ!?』
『木の枝だからと言って攻撃を受け止められないわけ訳じゃない。道具に頼りきってる内は3流だ』
理論上は、そうだがそれを実行する難しさは武器で戦う者、特に剣士が1番理解している。
まず、、、前提条件として相手の攻撃を完全に見切らなければならない。そこから最適な角度、太刀筋、力で相手の攻撃を受け止めるのだ。少しでも間違えれば当然剣に木の枝が勝てる訳もなく剣で斬られて終わりだ。
生半可な実力で出来る事ではない事は明らかだ。
『実力差はわかっだろ?お前じゃ逆立ちしても俺には勝てない』
いくら天使でもここまで実力差が離れていてはどうしようもないからかすんなりと負けを認めた。
異世界帰りの元神は異能力の世界に来ちゃったみたいです
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