悪い予感
いざ町に出てみてもやはりお祭り騒ぎで人の数が多い。人の波を掻き分けて最前列に移動すると天使が降臨するのを待っていた。
すると、5分ほどしたら天使の男が現れた。
『来てやったぞ。愚民ども、貢ぎ物を寄越せ』
(やっぱりだ、、、人間を見下してやがる。町の人々としても珍しい天使を見ようと観光客が沢山来るし、やけに最前列に町民が多いと思ったら観光客には天使の本性を聞かせないつもりか。天使はやけに見た目は良いからな)
町の人々が天使に貢ぎ物を渡していく。
そんな時、ふと天使がこちらを見た。
『ほう、、、愚民にしては良い女だ。私の女になれ、愚民風情が崇高な天使である私の物になれるのだこれ以上ない程の幸福だろう?』
俺の方を向いて言ったが流石にエリー達では無いと思ってしまい、なんて傲慢なんだって思いながらも悪い予感がしていた。
『そこだ、そこのエルフと人間の女だ』とエリーとシャルを交互に指差す。
、、、は〜、悪い予感が当たっちまった。
『とはいえ私も悪魔では無い。もしこの場にこの女達の恋人またはそれに準ずる者が居て私と戦い勝てたのなら見逃してやろう』
当然誰も名乗り出ない、、、俺を除いて。
『俺が戦う』
(天使は確かに見た目は良いし魔法や武芸の才能は高い傾向にあるが、だからと言って天才が1人なわけ無いしもっと凄まじい天才という言葉すらもおこがましい怪物もいるんだからな)
異世界帰りの元神は異能力の世界に来ちゃったみたいです
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