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白兎と始めるアポカリプス世界冒険譚(闘神と仙術スキルを携えて)  作者: クラント


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7話 街



 息を引き取ってしまった名前も知らない男性。

 その身元が分かるようなモノも持っておらず、

 結局、俺はその遺体を地面の下に埋めることしかできなかった。

 

 墓石の代わりに大きめの石を置き、

 手を合わせて冥福をお祈り。



 一体、彼は何をしたかったのだろう?

 あのメカ熊はどういった存在であったのだろうか?



 俺が従属させることとなった白兎に聞いても答えは返ってこない。

 ただ耳をフルフルと震わせ、首を傾げながら見上げてくるだけ。

 

 一応、俺の命令は聞くようだから、言葉は理解しているはず。

 会話機能が無いから伝えられないのか、それとも何も知らないのか……


 まあ、あの男性が白兎を従属させたのは森に入る直前と言っていたから、あの男性のことは本当に何も知らないという可能性の方が高いのだけれど。




「……………森を出るぞ、白兎」



 故人への祈りを済ませ、俺は森からの脱出を行うことにした。


 いつまでも森の中にいても仕方がない。

 いつあのメカ熊が襲ってくるか分からないのだ。

 早く脱出して街を目指すべきであろう。



 白兎へと声をかけてから、森の外を目指して歩き出す。

 すると、白兎はお尻の丸っこい尻尾をフリフリ、俺の後を付いてくる。



 何とか森から外に出られたのは、夜明け頃だった。

 元来た道ではなく、おそらく森に入った所から反対側。

 いつの間にか、鬱蒼とした森を通り抜けてしまったらしい。


 最初、元の道に戻ろうとしたが、その方向すら分からず右往左往。

 しかし、俺が森の外に出たがっていると判断した白兎が前に出てきて先導。

 半日近くかけて、森を抜けだすことができた。


 途中で浅い洞窟を見つけ、その中で少しだけ休憩をとったりもした。

 その間、白兎が見張りをしてくれた。

 やはり、仲間がいると心強い。


 俺と白兎の間で交わした『従属契約』の詳細は分からないが、『従属』というだけあって、俺の命令に白兎は忠実に従ってくれる。

 

 『走れ!』と命令すれば、目にも止まらぬ速度で疾走。

 『飛べ!』と命令すれば、高さ10m以上まで軽々とジャンプ。

 『キックだ!』と命令すれば、野球のバット程の太さの木をたった一発のウサギキックで圧し折る。


 機械だけにその身体能力は現実世界のウサギどころか猛獣並み。

 さらに金属製の装甲や爪、牙を合わせれば、その戦闘能力は大型犬や狼、豹などの肉食獣を超えるかもしれない。


 そんな頼もしいロボットが序盤で仲間になったのは幸先の良い話。

 俺のお供としてこの先も活躍してくれるであろう。



「でも、あの男性が呟いていた言葉………、『レッドオーダー』とか、『人類の敵』とかが気になるなあ~」



 まるで白兎がそうなってしまうような言い方だった。

 確か、『自分が死ぬとそうなるかもしれないから俺に譲渡する』、的な感じだったと思う。



「えっと、白兎? お前、『レッドオーダー』って、知っているか?」



 前を歩く白兎に尋ねてみても、こちらをキョトンとした顔で振り向くだけで答えは返ってこない。

 この白兎に会話機能的な能力が無いから、なのだろうけど。



「まあ、その辺りはおいおい調べて行けば良いか」



 まだ異世界に来て1日しか経っていない。

 そうした情報に触れるのは、おそらく街に着いてからであろう。



 さて、話は変わるが、森からの脱出行で、いくつか気づいたことがある。


 森の中には全く生き物を見つけることができなかった。

 鳥や栗鼠、鼠等の小動物どころか、虫すらもいない。

 いや、この世界に来てから今まで気づかなかったが、全く動物や昆虫を見ていない。

 そんなことはありうるのだろうか? 生態系はどうなっているのか?


 しかし、人間がいるのは間違いない。

 あの男性も、男性の仲間達も明らかに文明の利器を装備していた。

 ということは人間らしい生活ができるコミュニティがこの近くに存在している可能性が高い。


 男性も含めたあの人達を助けることができていれば、もっと話は早かったであろう。

 

 しばし、道を進みながら、あの人達を助けることができていた場合のケースを想像してみる。

 




※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

【未来視発動】

(条件:森の守護者 機械種フンババの従機から狩人チーム『烈風砂塵』を救助した場合)

(場所 :森の守護者の守護エリア『不帰の森』)

(時間軸:今よりも8時間前)




『ありがとう。助かった。君は命の恩人だ」



 男性が俺へと感謝の意を伝えてくる。



『しかし、装備も無く、こんな森の中になぜ一人で?』



 その問いはもっとも。

 向こうは完全武装。対してこちらは全くの普段着。

 この地があんな熊ロボが出現する危険地帯なのであれば、不思議に思って当然。


 それだけに俺は用意していた回答を口にする。



『実は、記憶喪失なんです。気が付いたら荒野に立ち尽くしていて。それで宛もなく歩いていたら大きな音が聞こえたので、なんだろうと思い近づいてみたんです。そしたら皆さんが熊に襲われていたようですので、つい、飛び込んでしまいました』



 こういった時に、実に便利な記憶喪失。

 ありきたり過ぎて、もはやネット小説ですら使われることも少なくなった。

 

 もちろん向こうだって、すぐさま俺の言葉を鵜呑みにするわけではないだろう。

 しかし、俺が恩人であるが故に、それを前提として受け答えしてくれるはず。


 

 案の定、一瞬、怪訝な目をするも、すぐに表情を元に戻して、同情と感謝を含ませた言葉を返して来る。



『そうか。大変だな。しかし、そのおかげで私たちは助かった。ぜひお礼をしたい。近くに拠点としている町があるので、そこで報酬を払おう』



 どうやら随分と律儀人達であるらしい。

 俺の選択は間違えていなかったようだ。


 これこそ、異世界転移での第一歩に不可欠な現地人との友好的接触。

 これがなくては、この世界における常識すら知ることができない。


 だから、俺がまず最初に確認することは………



『いえ。当然のことをしたまでです。お礼なんていいです。でも、その代わりにこの辺りのことについて教えてもらえないでしょうか?』


『ああ、わかった。この場所は…………』




【未来視終了】

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※





 そこで想像が途切れる。これがありえたかもしれないIF。

 もう選ぶことができない選択肢。


 いつもそうだ。

 自分は間違った選択肢を選んでしまう。

 若しくは選択肢を選ぶことができずに時間切れとしてしまう。


 俺があの時、助けに入っていたら、あの男性は死ぬこともなく、助かったのではないだろうか?

 

 そうすれば、俺はこの世界での貴重な伝手を得ることができた。

 街へのルートも、ロボットの情報も、この世界のルールも、彼等から教えてもらうことができただろう。


 けれども、俺はあの時、動けなかった。

 それが全てだ。後悔してももう遅い。



「はあ………」



 歩きながらため息一つ。

 息を大きく吐くだけで、心の奥底に溜まったストレスが吐き出されていくような気分になる。


 すると、自責の念は少しずつ薄れていき、自分を誤魔化す為の理由がぽつりぽつりと浮かんでくる。

 


 今まで荒事なんて経験のない俺が、あの戦場に飛び込むのは無理がある。

 そもそも、俺が助けに入った所でどうにもならなかった可能性が高い。

 あの男性が亡くなったのは残念だけど、一応、助けた形になったのは事実。

 感謝してくれたし、白兎も譲ってくれた。

 ベストではないが、ワーストでもない。


 ならば、あれはあれでどうしようもなかったことなんだ、と自分に言い聞かせる。



 後悔はするものの、すぐに自分に言い訳をして、『自分は間違っていないんだ』『あれは酸っぱい葡萄だったんだ』と思い込む。 


 これがいつもの俺のパターン。

 安きに流れ、平穏と安定、保留と現状維持を信条としてきた俺の……



「異世界に来ても、結局自分は変わらない。俺は俺のまま、か………」



 思わず漏れた言葉には「諦め」と「後悔」、そして、少しの「安堵」が含まれていたように思えた。



「………でも、さっきの妄想。随分とはっきりとしていたなあ」



 歩きながら、ふと脳裏に描かれた先ほどの妄想についての感想をポツリ。


 自分の想像力の豊かさに驚きを隠せない。

 まるで本当に起こり得た未来であるようなであるかのような鮮明なイメージ。


 コレも若返った影響であろうか?

 脳細胞が若返ったことで活性化したのだろうか?



「もしかして、コレも『闘神』スキルと『仙術』スキルの効果とか? ……………ハハハハ、馬鹿馬鹿しい」



 思いついた答えを苦笑いと共に否定しつつ、

 白兎を引き連れ、俺はひたすら道に沿って歩き続けた。

 







 道に沿って林を抜けると、ようやく建物が見えてきた。

 といっても廃墟と化してしまっているようだが。

 目の前に広がるのはテレビで見た紛争地帯の空爆によって破壊された街並みといった風景だった。

 早朝だというのに全く人影は見えない。


 建物はコンクリート製のようだ。

 2,3階立てが多いようにみえるが、ほとんど崩れてしまっている。


 一応道のようなものが通っており、そのまま進んでいくと、瓦礫にもたれ掛かる人影を見つけることができた。


 近づいてみると、ボロボロの服を着た老人のように見える。



 う……、すえた臭い!きつい!



 瓦礫を背に、座り込んでいる。手が膝をさするように動いていることから、死体ではないだろう。



 「あの、すみません」


 「……」


 「私は旅人でして、この町は初めてきました。何という名前の町ですか?」


 「……」


 「もしもーし。聞こえていますか? 私の言葉が分かりますか?」


 「……」



 全く返事をもらえない。

 なにか対価が必要なのであろうか?

 若しくは言葉が違うのか?


 あの男性は通じたのに、この老人には通じない。

 もしかして、言語がたくさんある多言語地帯なのであろうか?

 そうなのであれば、俺が話す日本語が多数派でなければ、難易度ルナティックは確実。


 できれば、前者であって欲しいと願う。

 対価にできそうな金目のモノは何一つ持っていないけど………




「…………だ。……でだ」



 ん?

 老人はぶつぶつ何かをつぶやいているようだ。


 臭いがきついから少し離れたところから話しかけていたが、

 もう少し近づいて、聞き耳を立ててみる。



「もう……いやだ。はやく……終わりたい」

「死にたい……死にたくない…………」



 俺の耳に入ってくるのは、酩酊したような口調での物騒な独り言だけ。


 うーん………

 これは酔っぱらっているのか、変な薬をやっているのか。

 この老人からの情報収集は難しそうだ。

 老人から離れて、止めていた呼吸を戻す。



「白兎、行くぞ」



 これ以上、この老人に付き合っていても仕方がない。

 白兎に声をかけ、この場から立ち去ろうとした時、




「!!!」




 先ほどまで何の反応も見せなかった老人が急に立ち上がり、



「機械種ラビット…………」



 白兎をじっと見つめ、呟いたかと思うと、



「寄こせええええええ!!!」


「うわあああ!!」



 いきなり白兎に飛びかかってきた。


 突然のことに、後ろへと飛び退く俺。


 また、白兎も驚いた様子でピョンッと後方に飛び下がる。



 ドシンッ!



 白兎に飛びかかった老人は、目測を誤り、そのまま地面へと倒れ込んだ。

 

 そして、地面に全身を強打。

 そのままピクリとも動かなくなってしまった。




「………………………なんだったんだ?」



 倒れ込んだ老人を前に、俺はしばし茫然。

 

 しかし、そのまま老人を放置するわけにもいかないので、再び呼吸を止めて体を揺すってみると………



「え? もしかして、死んでる?」



 息もしてなければ脈もない。

 どうやら倒れ込んだショックで無くなってしまった模様。

 年老いていた上、体も弱っていたのであろう。




「なんなんだよ………、なんで短い期間の間に俺の目の前で2人も死んじゃうんだよ………」



 俺は再び、呆然と立ち尽くしながら独り言を呟いた。









 とにかく、放置もできないので、崩れかけた建物の中へと老人の死体を移動。

 誰かに見られたら俺が殺したと思われそう。

 

 念のために白兎に周囲への見張りを命じる。

 どうやら警戒には自信があるようで、白兎は張り切った様子で耳をピコピコ震わせている。



「廃墟とは言え、勝手に穴を掘って死体を埋めるわけにもいかないしなあ……」



 森の中は違い、一応街の外縁部。

 流石に誰にも許可を得ずに土葬したら怒られるであろう。



「かといって、ここに死体がありますって、街の人に知らせたら、お前が殺したのか! って俺が捕まるかもしれん」



 そこまでのリスクは犯せない。

 だから崩れかけた建物の中に入れて、上からその辺に墜ちていたボロ布をかけるだけで精一杯。



 元は、俺の白兎に襲いかかろうとした奴なのだ。

 これ以上の手間はかけられない。



「しかし………、白兎が狙われるとはなあ………、やっぱり治安が悪いのだろうか?」



 やはり、白兎にはそれなりの価値があるのだろう。

 こんなに可愛くて強いのだから当たり前か。


 もし、このまま街中に白兎を連れて行ったらどうなってしまうのか?

 俺から白兎を【奪おう】と、街の人間が襲い掛かってくる可能性も………





 ウバウ?

 オレカラウバウノカ?





 ドクンッ!


 なぜか心臓が跳ねた。

 さらに、どこからか声が聞こえたような気がする。



「な、何? これ………」



 腹の底から熱いモノが湧き出してくるような感覚。

 意識がナニカに塗り替えられそうに……



「………………治まった。ふう~……」



 しばらく立ち尽くしていると、奇妙な感覚は10秒も経たないうちに消え去った。

 大きく息を吐いて呼吸を整える。



「疲れているのか?」



 一瞬、立ち眩みかと思うような意識の混濁。

 おまけに幻聴まで聞こえたとなると、原因は寝不足かストレスか………



「…………そういや、ほぼ徹夜だったもんな~」



 若返っているとはいえ、突然の異世界転移、長距離マラソン、ビームや機関銃を撃ちまくるメカ熊との戦闘、目の前での人死。

 これだけのイベントが連続して起きたのだから、精神的にも疲労していて当然。



「町に着いたら、どこかで休もう……、でも、その前に………」



 進む先を見れば、人が集まっているであろう街並みが目に入る。

 このまま進めば、白兎が注目されてしまい、さっきのようなトラブルに巻き込まれる可能性もある。



「う~ん………、どうするかなあ?」



 右手の指で自分の顎をカキカキしながら白兎の扱いを思考。

 このまま連れていくか、それとも、どこかへ隠しておくか。


 白兎は俺にとっての唯一の財産。

 同時に俺の貴重な戦力でもある。


 連れて歩けば、俺の護衛として役に立つだろうが、逆に悪漢連中を引き寄せるかもしれない。


 この白兎の貴重性が分からないから、余計に悩む。

 あの男性の言い方だと、そこまで貴重な感じはしなかったのだけれども……

 

 

 

 悩みに悩んで、選んだのは、結局白兎を隠す方向。

 この辺りで待機させておけば、いつでも会いに行くことができる。



「白兎。この辺で人に見つからないよう隠れておくことができるか?」


 ピョコン



 首を前に小さく倒して首肯する白兎。

 女の子なら『キャーキャー』と声を上げそうな、めちゃめちゃ可愛い仕草。

 思わず抱き上げて頬ずりしたくなるのをグッと我慢。



「よし、いい子だ。街の様子を見てから、お前を街中に連れていくかどうかを判断する。だから俺が呼ぶまでここで隠れておいてくれ」







 白兎にこの場で身を隠すことを命じ、俺は1人で街の方向へと足を進めた。

 そして、ようやく人間が住む街の中へと辿り着く。



 雰囲気は東南アジア辺りの未発展国の街並みに難民キャンプを加えたようなといった所か。

テレビでしか見たことが無いが。


 手前で見たよりは幾分マシな建物が並び、道に沿うようにテントが張られ、何かの商品が売られている。


 人通りはまばらといった感じだが、歩く人々の人種と服装は様々だ。


 野戦服やプロテクターを装備した傭兵らしき姿。

 アラブの商人のようなターバンを巻いている売り子。

 セーラー服のような服を着た金髪の少女。

 SFチックな鎧に身をつつんだ細身の騎士。

 上半身裸で顔までかかる刺青をしたバーバリアンのような戦士。

 前の世界で自分が着ていたようなスーツを身に着けたビジネスマン。

 渋谷や原宿で歩いていそうなチンピラ。


 また、明らかに人間とは違う外見の姿も見受けられる。


 1メートル20~30cmくらいのロボット。

 白兎のようなウサギ型ではなく、人型と呼んでも差支えが無い形状。

 思わず「ア○モ」「ぺ○パー君」と呼んでしまいそうな外見だ。

 見えるだけでも5体が道を歩きながらゴミを拾っている。

 

 建物の間の更地では、3メートルを超えるゴリラのようなロボットが機材を持ち上げている。


 また、3人の傭兵の後ろで従うように荷物持ちをしているのは人間と大きさの変わらない人型のロボット。

 顔は仮面ラ○ダー的なお面のよう。

 幾つかの銃らしき武装を備えており、戦闘で使用するタイプと思われる。


 屋台をいくつか合わせて店舗としている店では、「ガ○ダム」のような2.5m程のロボットを何体も展示していた。

 ハンマーのような武器を装備していたり、巨大な盾を持っていたりと色々。


 女性型のロボットもいた。

 髪がピンク色で、耳がメカメカしいアンテナがついているから、

 コスプレとかではないならロボットで間違いないだろう。


 なんとメイド服を着こなしている。

 残念ながら車に乗り込むところのようで、後ろ姿しか見えなかった。

 顔までははっきり見えなかったが、美人に違いない(断言)!



 これはテンションが上がる!!!


 ロボット。素晴らしい!

 ウサギ型のロボットも可愛いが、やはり人型のロボットを従えるのはロマン!


 強襲型、狙撃型、防衛型、近接型と多岐にわたる戦型を組み合わせながらロボット兵団を作り上げる。


 それよりなによりメイドロボだ!

あれは絶対に手に入れたい!

それは世界中の男の夢であろう。異論は認めない!


 目的ができた。

 まずはこの世界を生き抜く。

 元の生活に近い環境を作り上げる。

 そして、メイドロボを侍らせる。最高じゃないか!


 この瞬間は中世ファンタジーでも戦国時代でもなく、この世界に来られたことに、この世界に飛ばしてくれた何かに対して感謝した。


 俺はこの世界で成り上がってやるぞ!

 





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