表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空に輝く五芒星  作者: 猫村 子麦
第二章:親友
17/20

じゅうろっこめ

「…………ご、ごろつきニャンコ?なんですか、それ!」


 美術室の隅っこから急に声が聞こえた。


「おっ。シルク、起きたか」

「はいっ!シルク、起きました!」


 部屋の隅からのろのろぉっと這い出してきた色白(いろじろ)白髪銀眼(はくはつぎんめ)の子はシルク先輩といい、2年生である。

 雪原に現れそうな見た目をしているが、シルク先輩はあまり外に出たがらない。アルビノという病気で、紫外線にあたると皮膚が赤くなったり、水ぶくれができたりしてしまうらしい。皮膚がんのリスクも高い。日焼け止めやサングラスをかけるようにすれば外出に問題はないが、シルク先輩はその手間を面倒くさがる。登下校も親に送迎してもらうそうだ。両親は家でできる仕事をしているし、学校と家も近いため負担にならないらしい。


「シルク先輩、寝癖ひどいです。プードルみたいになってます」

「えっ!?あ、ほんとだ!ところでプードルってめっちゃ可愛いよね!」

「同意見です!」

「同じくー」

「気が合うな、私もだ」


 みんな犬が大好きである。


「そういえば、シルク先輩、なんで寝てたんですか?」

「えっとね。ちょっと、昨日夜更かししちゃったんだよね。それでもう眠くて眠くて!」

「……授業大丈夫でしたか?」

「うんっ!ノートの端っこにワンちゃん描いてたから大丈夫!時々記憶飛んでるとこあるけどね!」

「大丈夫じゃないですね」

「え?そう?」


 授業中白目向いてたんじゃないか?この人

 いや、でも銀眼で白くも見えるから遠目だとわからないのかもしれない。


 シルク先輩はとても元気に喋る人で、会話がとても楽しい。それに、色白白髪銀眼はおまわず目で追ってしまうほど綺麗だ。天使みたいだといつも思っている。

 私は密かに、シルク先輩とレア先輩を雪原コンビと名付けている。

 そして、雪原コンビと妖精コンビが揃った時のトリオ名を募集中だ。


「で、ごろつきニャンコって、なんの話してたんですか?すっごく気になるんですけど」

「あ、それ私も気になるー」

「あぁ。それは、ルウにモデルを頼もうとしてだな……」

「え、モデルを頼む流れでごろつきニャンコの単語出てきます?」

「それが、出てくるんだよなぁ」

「世界には不思議がいっぱいだねぇ」


 ちなみに、今話しているのは私含め4人だけだが、美術部にはもっとたくさんの部員が居る。

 みんな、集中力が高すぎるのだ。





トリオ名思いつきましたら、感想欄に応募お願いしま〜す。(あんま集まんない気はしますけども)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ