ある場所にいたある少女の想い
大丈夫だよ、お姉ちゃん。
私が傍にいるよ。泣かないで。
どんなに悲しいことが起きても、一緒だからね。
独りで背負わないで。私を頼って。
ねぇ、お姉ちゃん、どうしたの?痛いの?
ねぇってば・・・・・。
____あれ?おかしいな・・・。
どうしてだろう、私が二人いるよ。目の前の私は赤く染まっている。
この私は、透けているね。
お姉ちゃんに声が届かないよ。
・・・・・。
____死んだんだ、私。
そっか・・・・・・そっか・・・・・。
結局、紘斗には想いを伝えられなかった。
でもね、後悔はしてないよ。お姉ちゃんをこの体で守れたから。
ばいばい、お姉ちゃん。
ばいばい、紘斗。
いつか、会えるよ。逢いたいって強く願えば、きっと。
そのときはさ、三人でまた遊ぼうよ。
誰かが姿や名前を忘れてしまっても、運命とか縁は私たちを必ず
巡り合わせてくれるはず。私、そう思うんだ。
だからね、その時までさようなら。
どれだけ時が過ぎようと、絶対に私は忘れないよ。
短くて、あっという間だった幸福な時間。
お別れするのは淋しいけれど、来世を信じて________。
『さようなら。そして、また会おうね・・』
私は、この世を去った。
またまた短くなってしまいました・・・・。
この題名に似たものと対になる話ですが、詳しく書くことは難しいですね。




