初めてのギルド
前話に未来が石盤の文字が読めるという矛盾がありましたので、変更させていただきました。
教会を出た二人は馬の様なモンスターのユニーコが引く、ユニーコ車に乗って町の外れにあるギルドに向かっていた。
「次はついにダンジョンかぁ..」
未来の口から自然と溢れる。
「《そうだね。まあ、下級ダンジョンだから心配は無いと思うけど。もしもの時は直ぐに撤退してね。...命在っての人生だから。》
そう未来に忠告したペアの表情は少し落ち込んでるようにも見えた。
まあ、ダンジョンに潜らないと生活出来ないから潜っているだけで本当は嫌なんだろう...
「うん。絶対死なないし、死なせない。」
半分、自分に言い聞かせるように未来はそう口にした。
「《ありがとう。頑張って生きようね。》」
ペアの表情に少し明るさが戻ったように見えた。
ギルドに到着し、受付に向かった。
「こんにちは。ギルド登録をしたいのですが...」
「《こんにちは。それでしたら、この用紙にお名前、能力をご記入ください。》」
受付嬢は尋ねてきた未来に登録用紙を渡した。
「すみません。文字が書けないのですが、代筆って可能ですか?」
受付嬢は未来の質問に対して、
「《はい。ギルドに登録していらっしゃる方なら可能ですよ。紙に代筆者のお名前を記入する欄もありますので、そちらに代筆者をご記入ください。》」
と、応えてくれた。
未来は、「ごめん。帰ったら勉強するから。」と言ってペアに御願いした。
それを受け取ったペアは、横に置いてあった羽の筆の先をインクの入った容器に浸けて、用紙に記入した。
ペアは書き終わった用紙を受付嬢に渡した。
それを受け取った受付嬢はギルド登録ファイルに入れて後ろの棚にしまった。
「《登録は完了致しました。ダンジョンに挑戦しますか?》」
「《えっと...下級ダンジョン1に挑戦したいのですが...》」
ペアがそう応えると、受付嬢はカウンターに置いてあった紙を前に出した。
「《そちらの紙に挑戦者のお名前をご記入ください。》」
未来は出された紙をペアの方にずらして...
「毎度、ゴメンね...」
と、掌を自分の合わせて、謝った。
読んで頂きありがとうございます。




