探偵?
「昂輝は誰が犯人だと思うの?身近な人だよね?」霧子が警察の思惑まで読んでる昂輝に質問する。
「う〜ん、そこが全く分かんないんだよ。誰を犯人にしても無理が生じると言うかあ〜」と頭をかく。
「宅配お兄さんだとすると最初の殺人は、面倒臭い彼女を消して桜子さんと障害なく付き合えるけど、警察が釈放したという事は、アリバイがあったんだよ。
それに殺すほどでも無いしね〜得も大してしてない。」昂輝の説明にフムフムと霧子もうなづく。
「長谷川さんに至っては、もう勝ってる。桜子さんの家に出入り出来てるのは宅配お兄さんだけだ。
殺す必要が全く無い!」「そうなんだよ!宅配お兄さんは絶対無いよね?意味無いもん!」と霧子も言い紙に名前を書いて斜線を引く。
「次は猪俣さん。最初の女の子なんか知りもしないし、長谷川さんにも勝ってる。全く殺す必要がない。」昂輝の言葉で紙に名前を書いて斜線を引く。
「こう考えると、この2人が台頭したことでデートをハブられてる人達かな?データセンター内では10人くらいだけど都内の本社の人だと30人くらい居るよ…どうする?」霧子が名前を書き出すこともためらう。
「ダメだ!動機から考えるのヤメよう!どうやって殺したか?それを考えようよ?」昂輝が早めに切り替えた。
「動物を使ってると言うことは、動物園の飼育員とか?でも、この近くに動物園は無いし…山の方が近いから、やっぱり野生動物だよね?」霧子が腕を組んで悩む。
「田舎だから敷地が取れる。動物をまとめて飼ってる人とかいないのかな?この辺り?」昂輝が全く考えて無かった方向から攻めてきた。
「そっちか!保護センターがあるよ!猫だったかな?
民間の私設だったと思うけど…」霧子が噂で住宅街で多頭飼いで悪臭騒ぎのあった人が、山に施設作ったとか聞いた話をする。
「う〜ん、猫かあ〜違うなあ〜もっと大きな…犬だよ!犬飼ってる人とかブリーダーは?」携帯で探すとブリーダーが5kmくらい先に印がついた。
「ここだ!でも口コミがひどいなあ〜でも、行ってみるか?」昂輝が霧子に提案する。
「う〜ん、何かブリーダーの悪質な人って怖くない?
昔、敷地に犬の死骸を埋めてるとか言ってたら、まさかのペットを売ってたお客さんだったって。
なんか〜近寄りたくないなあ〜」と霧子が怖がる。
前金を貰って血統書付きの子犬を斡旋するように見せて、全く用意せず客を敷地に誘い込み殺して埋めていたブリーダーが居たのだ、昔。
金持ちはペットショップで買わず、チャンピオン犬のブリーダーから分けてもらうのが結構今でもステータスなのだ。
チャンピオン犬のブリーダーと懇意だと金持ちを騙していたらしい。
「う〜ん、確かにかなり山の中だし道が私道で舗装されてないし怖いなあ〜どうしょう?」昂輝も徒歩は危険だと思ったようだ。
「う〜ん、どうしよう?」2人で悩む。




