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天星UNFOLD〜占星術士の群青戦記〜  作者: 逢松十五
第2章 The starting at battles編
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第十九話「2年の先輩」

ある日、俺は次の任務で同行すると言う

2年生の二級異能士の先輩に会いに行く事になった。

その人は、「桜庭(さくらば) 桃李(とうり)」と言う男子生徒に挨拶してこいと、神凪先生に言われた。


桜庭…どこかで聞いた事があるような……


と、指定された2年C組の教室に着いた。

コンコンコンっとノックをして入室する。

「すみませーん、桜庭桃李さんに用事があってきましたー…いらっしゃいます?」


2年の皆様方がこちらを向いて何かを話している……うっ、気まずい……

と思っていると、

一人、ふわりとしたいい匂いを漂わせて、やってきた。


「それ、ぼくの事だよ!」


と、声をかけてくる。

その人は、ふわりとした桜色の髪の毛で、瞳の色は緑色、

小柄で…どう見たって女の子だった。

白いセーターに身を包んでいるその人は、どう見ても……確かにズボンは履いているが、……

男の人と、聞いていたのだけれど……

この人が…?


「えっと……その、大変申し上げにくいんですけど……男性…?」


「うん♪ぼくは男だよ♪」


脳がバグり散らかした。

だって見た目はどう考えても女の子なのに……顔立ちも、女の子同然なのに……

なんか変な癖にでも目覚めそう。

そう思っていた。


「え、と、この度は任務でお世話になります、星宮班の班長星宮澄空です…

よろしくお願いします…」


「えへへ♪…そんな硬くならなくてもいいのに〜」


硬くもなるよ、先輩。だって

見てくれが女の子なのに

声は男の人だって絶妙にわかる声だもん。


「あの、先輩今日は確か、ミーティングだと聞いていたんですけど……」


「そうそう〜、そうなんだよねぇ

じゃあ、会議室来て♪」


と言うわけで、俺は会議室へと案内された。

何気に初めて来たので、ちょっと緊張している。


「さて、今日の会議なんだけどね?

今度君と二人で行く、微小特異点についてなんだけど……」


何度見ても、この先輩、可愛いな……

俺はそう言う趣味じゃないのになんか…


「って…聞いてる?」


「ご、ごめんなさい!聞いてませんでした……」


どうやら、今回の任務は彼と俺だけで

行くらしい。なんでも、実際の任務は色んな人と連携をとる。だから同級生だけじゃなく、他の学年の生徒とも任務に行けとの伝言を、神凪先生から受け取ったそうで、俺に伝えてくれた。

そう言うのは直接伝えて欲しいものだ…

そして、今回の任務地はアダチ区は千住エリア、そして目的は突如として現れた

微小特異点の滅却。

資料を手に取った瞬間さっきまでのふんわりした雰囲気が消え、瞳の奥に鋭い知性が宿った。完全に桃李先輩はスイッチが入っていた。

今のところ魔洞獣(レムレース)が出ていないので、その後の魔力(イド)汚染の処理で終わるだろうとのことだった。


「それじゃあ、明日の任務、よろしくね♪」


「あ、はいっ!よろしくお願いします!」


この時の俺は想像もしていなかった。

まさか、この特異点災害があんな事態となるなんて……

第2章-終-

次回、新章突入。影の支配者編

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