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天星UNFOLD〜占星術士の群青戦記〜  作者: 逢松十五
第2章 The starting at battles編
19/29

第十四話「残骸処理任務」

今回のあらすじ。

この日、星宮は将駒と二人きりで任務に向かうことにした。その任務は残骸処理任務。一番簡単な任務だ。

今日受注した任務は、

残骸処理だ。

すでにA.S.A.U.の正規隊が殲滅・滅却した後の特異点(インターポイント)発生地点。

そこで壊れた建物の瓦礫や、

残った魔洞の死体を撤去したり…

まぁ、本当に事後処理だ。

むしろ、学生隊の任務はこれがメインなのだ。


ちなみに、魔洞は死ぬ時に塵になることがあるが、あれは魔力(イド)濃度が濃い魔洞が死ぬと、形を成せなくなって、魔力(イド)構造体が毛糸細工みたいに解ける事であぁなるのだと、

ほんでもって、理力で打ち消されたことによる綻びがそれを加速させていると。

逆に低級は死体が残る。それは、

肉体の魔力(イド)濃度が薄く、

実体部分が多いからだそう。


さて、今日は…というか、今日も

出撃するために学校から出る出撃車で向かうのだが、その車庫までの通路を

将駒と歩いていた。

さて今日の任務の報酬は……と考えていた時だった


「そーいえばよ、」


「ん?何?」


「オメェの親って、どんな人なんだ」


どんな人、うーん、

どんな人と言われてもなぁ、父さんは天文学者なだけの普通の人としか……


「普通の人…かな、少なくとも父は。天文学者ではあるけど。」


「父は?……かぁちゃんは違ぇのか?」


そう、俺の母さんは、変わっている。

俺の母さんはエルフなのだが、

なんの仕事をしているのか、

世界中を飛び回ってている。

父さんが言うには、母さんは魔術の研究者らしい。というか、世界中を飛び回っているくせに、父さんとの間には俺含め、5人の子供がいる。そう言う部分も変わっている。どう言うスパンで世界を飛んでいるのやら。

いや、そう言えば5人目が生まれてしばらくしてから出かけたんだっけ、じゃあ一応子育てはしているのか、

母さんは変わった人だった、

昔話を聞かされたけど、

神代ギリシャの人魔戦争を経験しただの

ブリテンの宮廷魔術師だっただの、

嘘か真か…いや、絶対嘘な作り話を聞かされたものだ。

ただ、そういえば‥ 母さんが家を空ける時、庭の植物が一斉に彼女の方を向いてお辞儀をしていた気がする。……いや、子供の時の見間違いだよな,


「って感じで、母さんは変人で」


「へー、案外マジで凄い人ではあるかもだぜ。」


「またまたぁー?」


と、話していると車庫まで到着していたので、運転手の隊員さんに挨拶してから、乗車をした。


───────────────────


今日の任務地、東京は日野市

確か俺の地元、八王子市のお隣さんだ。

こうしてみると本当に、東京郊外は…

普通に田舎だ。


ちなみに、今日の班は、皆別々に分かれて任務をしている。

俺は、今日は将駒とのペアで活動している。ペアなら伊月と組んでるだろと思うかもしれないが、

実を言うと、ペア交換もできるのだ。

じゃないと、いろいろ融通も効かないのである。


俺たちは散らばった残骸を回収したり、

魔洞の死体を回収したり、

任された任務を遂行していた。


「なぁよ、」


「なんだい?将駒君よ」


「ってなんだその語り口は、気持ち悪ィ」


「いやさ、オマエってなんで、防専入ったんだって思ってよ……」


なんで……か、そう言えば

言ってなかったっけ……


「あ、いや、別に悪ィ意味じゃなくてな?」


「わかってるよ、口下手だもんねぇ?」


「あ゛?……まぁ、本当のことだけどよ」


「まぁ、そうだな。俺は……

この力を誰かの為に使えるんじゃないかって思って。」


「ンなんだそれ、変なヤツだな……」


変なヤツって、ひどいヤツだな。

ま、確かに自分のためじゃないんだもんな。


「そー言うお前はどうなんだよ、将駒?」


「オレか……オレは……」


ドゴォォン……

どこか遠くで、大きな音がした。

彼の声を遮るように。

その一瞬、将駒は苦虫を噛み潰したような、あるいは遠くを見つめるような寂しい目をした。

そして、「うわぁぁ!!魔洞獣が動き出したァ!!?」と、

叫び声が聞こえてくる。

その後、通信が入った


『こちら処理班!こちら処理班!

魔洞獣が活性化した!応援求む!」


「ハァー、ったくヨォ……人が話してるってのによ……」


「全くね、じゃあ、」


「「行くか!!」」


俺たちは、魔洞獣が起き上がったと言う

場所に向かっていった。


現場に着いてみれば、処理班だけ残った現場では混乱が起こっていた。

俺は思わず口から漏れ出ていた。


「あーあ、こりゃ大惨事だな、」


全部低級の魔洞獣だから、

自分たちでもなんとか出来るが、

ただ、処理班の方々はそう言うわけにはいかない。

戦闘職では無いから。


「ったく、世話が焼けるぜ」


そう言い放った後、将駒は真っ先に突っ込んで行った。


その日の任務は、何故か起き上がった魔洞獣の処理で、ほとんど時間が食われて、まともに処理任務ができなかった上に、学生は帰らなければいけない時間になったので、帰された。

でも、なんだか楽しい任務だった。


「ったく、明日は横浜で任務あんのによ……明日起きれっかなぁ?」


「起こすよ」


そう、明日、明日は横浜港で任務がある。久しぶりの戦闘任務だ。

だから今日の戦闘は準備運動になったと思う。

僕は、上手く書けているのだろうか。


次回第十五話「横浜港の大騒動」

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