表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/33

私情警察4 ~後編~ 南アフリカの拷問【タイヤネックレス】

外道を拷問室に運んだオレは、外道二人の両手足をしばった。



「ZZZ…………」


「いつまで寝てやがんだ!さっさと…起きろ!グズどもが!」


ボコッ! 


鼻に一発、膝蹴りをお見舞いしてやった。



「ぐはぁ! ってなんだここは!?あ、てめぇは!!」

「これをほどきやがれぁ!!」

「はい!笑って笑ってぇ…はいチーズ!!」


パシャ! パシャ! パシャ!


オレは記念写真を撮ってた。


「…て、なに写真撮ってんだ!? ぶっ殺すぞ!!ああ!?」


ドゴ!


「うぐ!がは!」

「オレは笑えって言ったんだよ。怒れとは言ってねぇよ」

「ぐ………なにをするつもりだ!?」

「なんだろうなぁ…」

「て、てめぇ…」

「お、そういえば…おまえ、いい車に乗ってんな。アレをオレにくれよ。くれたらその縄を解いてやるよ」


「わ、わかった、やるからこの縄をほどいてくれ!」

「よし、交渉成立だ…」


オレは外道どもの縄を解いてやった。


「ひい、ひい、」



……瞬間、オレは二人に渾身のローキックをお見舞いした。


ドゴ! ガキ!


「そ、そんな…約束がちがう…」

「縄を解いてやっただろ? 命を助けるとは言ってないぞ?オレは」

「た、たてねぇ…いてぇ…」


オレのローキックを食らったんだ。いっときは動けまい。


「さて、そろそろ始めるか…」


オレは外道たちの首にタイヤをかけた。


「車が趣味なんだってな…それに見合った拷問を用意しておいたぞ」

「な、なんだ?なにをする気だぁぁ…!?」


つぎに、ある液体をたっぷりかけた。


「ひゃ、つ、つめた!!…このにおいは…ガソリン!? ま、まさか…!!」

「冷たいらしいからな…温めてやるよ!」



オレは外道どもにむかって、火のついたマッチを放り投げた。

瞬間! 外道たちについていたガソリンが勢い良く燃えあがる!



「「 うげええぇぇぇ!ああああぁぁぁぁ!いいいい! 」」



外道の悲鳴が室内に響く。


この拷問は『タイヤネックレス』といって南アフリカの拷問の一種だ。

そして炎で溶けたゴムは内側、つまり人間のノド周辺にまとわりついてゆく…!


炎で顔は焼けただれ、溶けたゴムが体内に入り…最後は喋るのもキツくなる…。

声帯まで焼き尽くすからな…。そうとう苦しかろう。


だが、すぐに死んだらつまらん。オレはすんでのところで冷水をかけた。

とはいっても、もはや生みの親が見てもわからん状態になっているが…な。


パシャ! パシャ! パシャ!


とりあえず、記念に写真を撮っておいた。


「あぐぐ…ぎぎぎぎ…………がががび…!!」

「どびび…ぞごぎぢぢ…!」

「じゃあな、クズども、たまに様子を見にきてやるからな」


そうしてオレは丸一日こいつらを放置しておいた。


そして次の日にまたタイヤネックレスをプレゼントしてやった。



「ぎゃあああ! あつい、あついあついあついあついあちいいい!」

「たすけ、たすけ……タス…ケてぇええええ!ちいぎやああああ!」


そして…外道は2日目の昼すぎに動かなくなっていた。




「予定より早かったわね…」

「けっ、根性のない外道どもだ…すぐに死にやがって……!」

「なかなかうまくいかないわね…」

「ああ、いつも加減をまちがえるな、オレは…。次はうまくやるさ」

「片付けがラクだけど…においがイヤね…」

「換気扇は回したんだが…。こんどは屋外でするかな……」




こうして今回の依頼は無事に終了した。


因果応報という言葉がある。他人にした行いは自分に返ってくるという意味だ。

オレもいつか……報いを受ける日がくるのだろうか……?

江藤さんの言葉を思い出す。


(地獄に行く覚悟はできています…か)


ま、オレも地獄行きだろうな……警察やめてこんなことをしているのだから……。

だが、どうせ地獄行きが決まっているのなら……

一人でも多くの外道をほふってから地獄に行くさ。

外道が長生きしてたら…なんかムカつくだろ?



翌日、オレは依頼者に依頼完了の知らせをおくった。


事の顛末をなるべく依頼者がキズつかないように言葉をえらんで…。


外道のクルマをどうしたかって? 知り合いに頼んだらけっこういい金になった。


カネは依頼者に送ったさ。


外道がタイヤと一体化した写真をいっしょにそえてな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ