102.月刃一閃、蘇る悪夢
ラインが仕切りの外へ出ようとするのを見て、キバは慌てて立ち上がり、その前へ回り込んだ。
「ライン様、ここはひとまず、お引きになったほうが得策です!」
キバは声を潜め、緊張した面持ちで諫める。
「ガルドは、並の二環精霊使いではありません、二年前にはベル一族のシオン・ベルと戦い、それでも生きて帰ってきた男です。
決して侮ってはなりません」
「一度負けて逃げ帰ったことを看板にしているだけの男だ」
「何を恐れる必要がある?」
ラインは小さく笑い、キバの肩へ手を置いた。
「そこに座って、酒の続きを飲んでいろ」
「ですが、ライン様……」
キバはなおも説得しようと口を開いた。
しかしラインと目が合った瞬間、続く言葉を無理やり呑み込む。
漆黒の瞳から伝わる冷たさに、キバの心臓は大きく跳ねた。
再び席へ座らされるまで、彼は一言も発することができなかった。
ラインは肩から手を放し、木製の衝立を回り込むと、そのまま酒場の広間へ出た。
酒場の中央では、一人の精霊使いが最も大きな四角い卓を占領していた。
片足を長椅子へ乗せ、もう片方の足は卓の上へ踏み出している。
背丈こそ高くないものの、胴回りと両腕は異様なほど太い。
黒いひげが左右の頬から顎まで覆い、人の皮を被った熊のような姿をしていた。
この男こそ、ガルド・ローデンである。
その足元には、砕けた酒甕の破片が散らばっていた。
酒の大半は青石の隙間へ染み込み、窪んだ陶片の中にだけ、浅く残っている。
年老いた番頭は傍らで俯き、体を小さく震わせていた。
「ガルド様、どうかお怒りをお鎮めください」
番頭は慎重に言葉を選びながら告げる。
「こちらの酒がお口に合わなかったのでしたら、ただちに店で一番上等な酒へお取り替えいたします。
もちろん、代金も頂戴いたしません」
「こんなクソ酒、誰が飲むか!」
ガルドは足元の陶片を蹴り飛ばし、鼻で笑った。
「こんなものを飲まされたせいで、一日中気分が台なしだ。
今さら酒を取り替えて何になる?」
ガルドは片手を差し出し、五本の指を広げた。
「詫び料として、最低でも霊石五百個だ、一個でも欠けたら承知しねえぞ!」
霊石五百個。
酒甕一つどころか、酒場にある酒をすべて叩き割ったとしても、それほどの価値にはならない。
何人かの客が、気づかれないよう静かに席を立った。
「これで三度目だろ?」
「どうやら、この酒場は本当に誰かの恨みを買ったらしい」
「早く出よう、精霊使い同士がやり合えば、巻き添えを食うのは俺たちだ」
凡人の客たちはガルドを大きく避け、俯いたまま出口へ向かう。
一方、数人の精霊使いは席を立たなかった。
酒杯を手にしたまま、面白そうに成り行きを見守っている。
「ここはライン・ローデンの酒場らしいな」
「学堂を卒業したばかりで、莫大な遺産を継いだという、あの少年か?」
「狙われるのも無理はない。
俺たちが外で命を懸けているのも、霊石を貯めて、いつか安穏と暮らすためだろう?」
「下等資質の若造が、一夜にして酒場と竹楼、それに農地まで手に入れたんだ。
嫉妬する奴が出るのも当然だ」
「嫉妬するのと、実際に手を出すのは別の話だがな」
一人がガルドを横目で見ながら、声をさらに潜めた。
「こいつは最近、一線を退いたある古参と親しくしているらしい。
今日の騒ぎも、見た目ほど単純ではなさそうだ」
凡人たちが出口へたどり着こうとした、そのときだった。
ガルドが突然振り返り、怒鳴りつける。
「誰が帰っていいと言った!」
全員の足が、同時に止まった。
「そこに立ってろ!一人たりとも外へ出るんじゃねえ!」
凡人たちは顔を青ざめさせ、それ以上動こうとはしなかった。
外を歩いていた者たちも騒ぎを聞きつけ、足を止める。
扉や窓の向こうから、酒場の中を覗き込む者が次第に増えていった。
ガルドの目的は、霊石を巻き上げることだけではない。
彼には観客が必要だった。
大勢の前でラインを屈服させてこそ、この新米の二環精霊使いが持つ威信を、完全に踏みにじることができる。
ラインはすべてを見渡したが、その表情には何の変化もなかった。
やがてガルドも、彼の姿に気づく。
「お前がラインか?」
目の前の少年を上から下まで眺め、意地の悪い笑みを浮かべた。
「若造のくせに、ずいぶん阿漕な商売をしてるじゃねえか。
こんな代物を出して、俺から金を取るつもりか?」
ガルドは自分の胸を叩き、わざと寛大そうな態度を作った。
「とはいえ、俺も先輩の立場を笠に着て、新人をいじめたとは言われたくねえ。
そうだな、お前にも、詫びる機会くらいはやろう」
ガルドは目の前の床を指さした。
「今ここで跪き、土下座して詫びろ、それから霊石五百個を払え
心から詫びるなら、今日のところはこれで勘弁してやる、俺は言ったことは守る男だ!」
見物していた精霊使いたちは顔を見合わせ、すぐにガルドの狙いを理解した。
「えげつねえ手を使うな」
「ラインが本当に跪けば、今後は誰からも弱腰だと思われる。
今日は霊石五百個で済んでも、明日には竹楼を寄越せと言う奴が現れるぞ」
「だが、頭を下げなければ、ガルドは先輩の立場を利用して難癖をつけ続けられる。
どちらを選んでも損をする仕組みだ」
囁き声は小さかったが、ラインの耳には一言も漏らさず届いていた。
それでも彼は反論しなかった。
怒りすら見せない。
いや、一言も発しなかった。
ラインは静かに右手を持ち上げた。
手のひらに刻まれた三日月の印が、突如として輝き出す。
幽青色の月光が瞬く間に凝縮し、手首が返された直後、一筋の月刃が空気を切り裂いた。
シュッ――!
月刃は、何の前触れもなく放たれた。
その大きさは、たらいほどもある。
飛翔する途中で一つの卓を横切ったが、硬い木材など何の障害にもならなかった。
卓は音もなく、真っ二つに切断される。
先ほどまで囁き合っていた精霊使いたちは、一斉に口を閉ざした。
ガルドの笑みも、その顔に貼りついたまま凍りつく。
「なっ!?」
幽青色の月光が、その瞳の中で急速に膨れ上がった。
むき出しの死が正面から迫り、ガルドはもはや威勢を保っていられなかった。
「ストーンズスキン!」
ガルドが声を張り上げる。
暗灰色の光が、瞬時にその肉体を覆った。
剥き出しの皮膚が盛り上がって硬化し、暗灰色の石皮が胸元から全身へ広がっていく。
二環防御精霊、ストーンズスキンの力だった。
しかし、僅かに遅い。
石皮が胸を覆いきるより先に、月刃が斜めから斬り込んだ。
ザシュッ!
生まれたばかりの石皮が、轟音とともに砕け散る。
直後、ガルドの胸に細長い傷口が開いた。
鮮血が割れた石皮の間から噴き出し、卓の上を赤く染める。
「ぐあああっ!」
激痛に襲われたガルドは、凄まじい悲鳴を上げた。
まさかラインが、問い質すことも、言い争うことも、警告することすらなく、いきなり攻撃してくるとは思っていなかった。
予想できなかったのは、ガルドだけではない。
酒場の内外にいた全員が、目の前の光景に言葉を失っていた。
「正気か、あいつ!?
今の月刃、最初から胸を狙っていたぞ!ガルドが防御に間に合わなかったら、本当に死んでいた!」
「待て、あれは普通の月印じゃない!」
一人の精霊使いが、真っ先に月刃の異常へ気づいた。
「二環精霊の月華印だ!ラインはもう、二環の攻撃精霊を煉成していたのか!」
「ライン!何のつもりだ!」
ガルドが声を張り上げて怒鳴った。
その顔は、痛みによって激しく歪んでいる。
暗灰色の石皮はすでに全身を覆い、胸の傷口もひとまず押さえ込んでいた。
しかし血は今も石皮の隙間から流れ続け、瞬く間に半身を赤く染めていく。
ラインは答えなかった。
ただ一歩ずつ、ガルドへ向かって歩き始める。
その手のひらに、再び幽青色の月光が浮かんだ。
シュッ!
第二の月刃が放たれる。
ガルドは顔色を変え、慌てて両腕を持ち上げた。
頭と胸を同時に庇う。
二本の腕はすでに厚い石皮で覆われ、まるで二本の粗い石柱のようになっていた。
月刃が両腕へ斬り込み、大量の石片を弾き飛ばす。
その表面には、深い斬痕が残された。
月刃がもたらした衝撃に押され、ガルドの体が後方へ滑っていく。
ストーンズスキンは強固な防御を与える代わりに、ガルドの体重を数倍にまで増加させていた。
彼が踏みつけていた大卓は、ついにその重みに耐えきれなくなる。
耳障りな破砕音を立て、完全に崩れ落ちた。
ガルドは均衡を失い、床へ激しく倒れ込む。
守りが崩れた瞬間、第三の月刃がすでに迫っていた。
今回も月刃は、真っすぐに飛んでいる。
ただし、その刃面は地面に対して垂直ではなく、わざと片側へ傾けられていた。
ガルドは咄嗟に腕を上げたが、防げたのは月刃の半分だけだった。
残る半分が腕をかすめ、胸に開いたばかりの傷口を再び斬り裂く。
石皮が砕け、鮮血が飛び散った。
ガルドは苦しげな声を漏らし、再び床へ叩きつけられる。
それまで平然と座っていた二環精霊使いたちも、とうとう席を立った。
ラインには、手合わせをするつもりも、軽く懲らしめるつもりもない。
誰の目にも、それがはっきりと分かった。
放たれた月刃はすべて、命に関わる急所だけを狙っている。
凡人たちは息を殺し、物音一つ立てようとしなかった。
精霊使い同士の殺し合いなど、彼らにとっては危険で、遠い世界の出来事だった。
それが今、僅か数歩先で繰り広げられている。
恐怖で全身を震わせながらも、誰一人として目を逸らせなかった。
ガルドは荒い息を吐き、必死に起き上がろうとした。
しかし上半身を持ち上げた途端、胸の傷口が再び裂ける。
激痛に両腕から力が抜け、そのまま酒と血が混じり合う床へ倒れ込んだ。
ラインは急ぐことなく歩み寄ってくる。
青石の床に落ちる足音は決して大きくない。
それでも一歩ごとに、ガルドの胸を直接踏みつけているかのように響いた。
「ライン、俺を殺すことはできねえぞ!」
ガルドは両脚で床を蹴り、無様に後ずさる。
「ここは集落だ!俺はお前と同じ一族の者だぞ!
俺を殺せば、牢獄が黙っていない!」
移動するたびに血が流れ、青石の上へ赤い筋を引いていく。
誰も口を開かなかった。
見物人たちはただ、ラインがガルドの前まで歩み寄る様子を見つめていた。
ラインは足を上げ、胸の傷口をそのまま踏みつける。
「ぐっ――!」
ガルドが鋭く息を呑んだ。
ラインが僅かに力を込めると、砕けた石皮が傷の内側へ食い込んでいく。
隙間から鮮血が溢れ出し、激痛にガルドの全身が痙攣した。
ついには耐えきれず、凄まじい悲鳴を上げる。
何よりガルドを恐れさせたのは、ラインの右手に幽青色の月光がまとわりついたままだということだった。
月刃はすでに形を成している。
だが、まだ放たれてはいない。
ラインが僅かに手首を返すだけで、次の月刃はガルドの喉か頭蓋を斬り裂く。
「俺を……殺すことはできねえ……」
ガルドは目を見開いた。
その声はすでに震えていた。
「殺しはしない」
ラインが、ようやく口を開いた。
仕切りの外へ出てから、初めて発した言葉だった。
平坦な声が、静まり返った酒場の隅々まで響く。
「だが、右腕を斬り落とすことはできる。片脚の膝を砕くこともな」
ラインはガルドを見下ろし、まるでありふれた帳簿の数字でも読み上げるかのように続けた。
「命さえ残せば、族規に照らしても、私が支払うのは霊石による賠償と、しばらく牢へ入る程度だ
だが、お前は腕か膝を失えば、二度と外へ任務に出られない。
今いる精霊を養うことも、現在の立場を守ることもできなくなる」
ラインはガルドを見つめ、笑みを浮かべた。
だが、その笑みに温かみは微塵もなく、あるのは徹底した冷酷さだけだった。
「残りの人生は親族の援助に縋りながら、かつて自分より下だと思っていた者たちに、次々と追い抜かれ、踏みつけられていく。
その結末を、お前は受け入れられるか?」
ガルドの全身が大きく震えた。
口を開き、必死に空気を吸い込む。
胸を踏みつけられているせいで呼吸は次第に苦しくなり、大量の出血によって意識も朦朧とし始めていた。
「くそ……」
それでもガルドは、未練がましく呻いた。
「不意打ちさえなければ……最初からストンズスキンをまとえていれば、お前なんかに……」
声が、そこで途切れた。
ガルドは顔を上げ、初めてラインの目を正面から見た。
その瞳には、勝利の喜びがなかった。
挑発された怒りもない。
殺意すら、ほとんど浮かんでいなかった。
ラインはただ静かにガルドを眺めている。
まるで目の前の品に、どれほどの価値が残っているのか。
どこから壊せば、最も簡単に分解できるのか。
それだけを見定めているかのようだった。
その眼差しの中では、命も族規も、周囲の人間の評価さえ、何の重みも持っていない。
ガルドの瞳孔が、急激に収縮した。
記憶の底へ埋めていた過去が、突如として蘇る。
――二年前。
月光に包まれた、静かな竹林。
そのときのガルドも地面に倒れ、胸を片足で踏みつけられていた。
目の前に立っていたのは、白衣をまとった一人の少年だった。
「くそっ!」
今より若いガルドは、顔を血まみれにしながら喚き散らしていた。
「ストーンズスキンさえ煉成していれば、お前がこんなに簡単に俺を倒せるはずがなかった!」
白衣の少年は目を伏せ、暫く黙ってガルドを見つめた。
そして本当に、その胸から足を退けた。
「そうか。なら、今日は殺さないでおこう」
少年の口元に、あるかないかも分からないほど薄い笑みが浮かぶ。
「帰ったら、そのストーンズスキンっちゅうやつ、さっさと煉成してきいや
次に会うたとき、足らんかったんが精霊一体だけやったんか、それともお前が元からその程度やったんか――きっちり確かめさせてもらおか」
シオンは薄く笑った。
「せいぜい頑張って、次までにはもうちょいおもろい奴になっときや」
ガルドは地面に倒れたまま、呆然と少年を見上げた。
白衣の少年は背を向け、何でもないことのように言い捨てる。
「まだ失せないのか?」
ガルドは赦されたことを悟った。
慌てて地面から起き上がり、何度もよろめきながら竹林を逃げ出した。
あの白衣の少年こそ、ベル一族第一の天才と謳われた――シオン・ベル。
当時のシオンも、ガルドと同じ二環にすぎなかった。
しかしすでに、三環精霊使いを正面から斬り殺した実績を持っていた。
その後、ガルドは「シオンから生きて逃げ切った男」として、いくらか名を上げた。
周囲の者たちは、彼が激戦の果てに、自らの実力で命を守り抜いたのだと思っている。
真実を知っているのは、ガルドだけだった。
彼は逃げ切ったのではない。
シオンが、まだ僅かに玩具として楽しめる価値が残っていると判断し、気まぐれに見逃しただけだ。
あれから二年。
シオンの顔は、すでに記憶の中で霞み始めていた。
ただ、彼を見下ろしていたあの瞳だけは、今も消えていない。
強者が敵を見る目ではなかった。
人が塵や虫けら、道端に転がる石を見下ろすとき、自然に浮かべる静けさだった。
そして今。
ローデン集落の中、この狭い酒場で、ガルドは再び同じ目を見た。
「あり得ねえ……」
その唇が震え始める。
怒りも、不甘も、僅かに残っていた侥倖への期待も、一瞬で消え去った。
二年前に埋めたはずの恐怖が、再び地中から這い出す。
それはガルドに残っていた最後の闘志まで、完全に呑み込んだ。
ラインは、ガルドの表情が変化したことに気づいていた。
相手が何を思い出したのかまでは分からない。
だが、そんなことはどうでもよかった。
ラインも初めから、この場で殺すつもりはなかった。
ガルドを重傷に追い込んだのは、目的を果たすための手段にすぎない。
本当の狙いは、この場にいる全員へ一つの事実を刻み込むことだった。
ラインの財産に食らいつこうとするなら、まず自分の歯がすべて砕ける覚悟をしろ――と。
ラインは手のひらに集めていた月光を消し、ガルドの胸から足を退けた。
「失せろ」
ガルドにとって、その一言は赦免にも等しかった。
捨て台詞を吐く勇気すらない。
必死に床から起き上がり、血の流れ続ける胸を押さえながら、よろめく足取りで酒場から逃げ出した。
初めから終わりまで、誰一人として彼を止めなかった。
酒場の中には、重苦しい静寂が満ちている。
ラインは壊れた卓や椅子の間に立ち、ゆっくりと周囲を見渡した。
その視線を向けられた精霊使いたちは、一環も二環も関係なく、反射的に目を逸らす。
つい先ほどまで、ラインがあの遺産に相応しいかどうかを論じていた者たちは、俯いて酒を飲んでいた。
まるで、自分たちは最初から何も口にしていなかったかのように。
一方、番頭と数人の奉公人は、それまでとはまるで異なる目でラインを見つめていた。
驚愕、興奮、畏敬。
そこには、隠しきれない崇拝の色すら混じっている。
酒場へ生活を預けている凡人たちにとって、強硬な主人ほど大きな安心を与えてくれる存在はなかった。
いつの間にか、キバも仕切りの内側から出てきていた。
衝立の傍らに立ち、呆然と散乱する卓や椅子を見つめる。
それから、ガルドの血に染められた青石へ視線を落とした。
あのガルド・ローデンが。
病蛇サイラスよりも名の知れた、二環精霊使いが。
ラインが攻撃を始めてから、ガルドが無様に逃げ去るまで、それほど長い時間はかかっていない。
キバの胸に隠されていた嫉妬は、すでに跡形もなく消えていた。
この瞬間になって、彼はようやく理解した。
自分がラインの酒場や竹楼、九葉生気草ばかりを見ていたことが、どれほど愚かだったのか。
ラインが本当に持っていたのは、人の羨望を集める財産だけではない。
欲に駆られた者すべてに、手を伸ばす前に――その手を失う覚悟があるのかと考えさせるだけの力だった。




