8/4 イラン-ウクライナ直接交戦回避
4:18 イラン最高指導者顧問モフセン・レザーイーは、イラン軍がウクライナ国内3地点への攻撃準備を完了していたが、ウクライナ側がカスピ海でのイラン船攻撃を「誤りだった」と説明したため中止したとイラン国営テレビで発言。7/25の船舶攻撃への報復として準備していたという。ウクライナ外相シビハは7/28のイラン外相との電話でイラン船が意図した標的ではなかったと説明しているが、レザーイーが主張する「謝罪」の内容や、攻撃予定だった3目標は確認されていない。イランとウクライナが直接交戦寸前まで接近していた可能性を示す重要な発言。
https://www.iranintl.com/en/202608036880
https://www.reuters.com/world/middle-east/ukrainian-foreign-minister-says-he-warned-iranian-counterpart-against-escalation-2026-07-28/
5:47 ロシアに自爆ドローン攻撃。モスクワ州チェーホフ、レニングラード州クラスヌィ・ボル、トヴェリ州などの物流・工業施設が攻撃され、Wildberries物流拠点複数で火災・損傷。ロシア側当局によるとチェーホフでは倉庫、変電所、オフィスが被害を受け5人死亡、10人負傷。ベルゴロド州でもドローンが車両に命中し女性1人が死亡し、ロシア側の同夜の民間死者は計6人と報告された。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.reuters.com/world/europe/ukraine-strikes-three-warehouses-across-russia-killing-five-local-officials-say-2026-08-04/
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/04/8047126/
6:48 ゼレンスキー大統領は、ロシアの軍需産業・軍事調達を支援しているとして企業23社、個人20人への新たな制裁を発動。対象には兵器生産・供給網に関与するとされる企業が含まれ、ウクライナ登録企業1社も制裁対象となった。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/04/8047113/
8:08 ロシア軍がスームィ市を9分間に誘導滑空爆弾6発で攻撃。住宅など民間インフラが破壊され、5歳と10歳の少女2人、75歳女性の計3人が死亡、4人が治療を受けた。攻撃後、スームィ州では大規模な緊急停電も発生した。前線から比較的離れた州都への滑空爆弾集中攻撃として重要。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/04/8047127/
https://www.ukrinform.net/rubric-ato/4151039-august-5-declared-day-of-mourning-in-sumy-community-after-guided-bomb-strikes.html
https://www.ukrinform.net/rubric-ato/4150888-largescale-power-outage-hits-sumy-region-following-russias-overnight-attack.html
13:19 ロシア軍の夜間攻撃によるムィコラーイウ市の被害が判明。89歳女性1人死亡、7人負傷、うち子供2人。住宅2棟が破壊、7棟と車両、高層住宅3棟が損傷した。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/04/8047125/
13:23 トルコ所有のRo-Ro貨物船「Nadezhda」がロシア・ノヴォロシースク沖約20海里でドローン攻撃を受け、乗員3人が重傷。乗員22人全員がロシア側へ避難し、船首部分で火災が継続した。トルコ政府はロシア、ウクライナ双方に黒海の民間航行安全確保を要求。攻撃主体はこの時点で確定していない。黒海で双方による商船・港湾攻撃がエスカレートしている中、第三国船舶への被害拡大として重要。
https://www.reuters.com/world/three-crew-injured-cargo-ship-hit-by-drone-attack-near-russias-novorossiysk-2026-08-04/
https://www.reuters.com/world/middle-east/turkey-calls-russia-ukraine-ensure-black-sea-safety-after-drone-attack-2026-08-04/
14:54 ウクライナにミサイル・自爆ドローン攻撃。
イスカンデルM弾道ミサイル 1発
シャヘド(一部ジェット推進型)/ガーベラ/イタルマス/パロディヤ等 136機
が飛来。ウクライナはドローン117機を撃墜・無力化。イスカンデルMと攻撃ドローン14機が3地点に命中した-@front_ukrainian(Ij)
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/04/8047128/
https://en.interfax.com.ua/news/general/1190461.html
18:07 シュミハリ・エネルギー相は、ロシア軍が冬季を前に電力・暖房だけでなく、ウクライナ都市の上下水道そのものを主要攻撃対象にしようとしていると警告。昨冬の攻撃でウクライナの発電能力は約12GWまで低下し、需要を約6GW下回ったと説明。今冬を越すにはエネルギー支援基金へ約5億ユーロ、Naftogaz復旧へさらに4億ユーロが必要としている。水道を狙う攻撃への移行が実際に進めば、停電以上に都市居住継続へ影響するため戦略的に重要。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/04/8047173/
19:27 ウクライナ軍参謀本部は、8/3~4夜間にロシア占領地域・ロシア領内の複数軍事目標を攻撃したと発表。対象はヘルソン州シチャスリフツェヴェのFSB臨時駐屯地、クルスク州ズヴァネのセイム川道路橋、ザポリージャ州スヴィトロドリンスケのモロチナ川鉄道橋、ロシア軍修理部隊2か所、クリミア・オレニウカのShahed中継局用通信・電力設備、アルテミウカの電子戦塔、バフムートの指揮所・通信拠点。橋梁、Shahed通信、電子戦、指揮統制を同時に狙った後方機能攻撃。個別の損害程度はウクライナ側発表。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/04/8047192/
20:04 ゼレンスキー大統領はSBUのオレクサンドル・ポクラド長官代行から報告を受け、新たなSBU作戦を承認。6/25から実施していた40日間の対露圧力作戦について「強い成果」があったとし、8月も長・中距離打撃や前線での無人機作戦を継続・拡大する方針を示した。40日作戦の詳細な戦果集計はJSTでは8/5に入るため次日分扱いが適切。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/04/8047197/
22:13 ウクライナ農業相はReutersに、ロシア軍の黒海港・商船攻撃で海上輸出が機能不全となった場合、鉄道・道路・ドナウ川の代替輸送は8月末でも通常の黒海港輸出量の50~55%しか代替できないと説明。約3,000万トンの穀物・油糧種子が国際市場へ出せなくなる恐れがあり、ウクライナ農業部門の損失は15億~30億ドルに達する可能性がある。7月だけで港内船舶35件、航行中船舶22件、港湾施設67件への攻撃を記録しており、黒海戦がウクライナ経済と世界食料供給へ直接波及している。
https://www.reuters.com/world/ukraine-turns-alternative-grain-export-routes-counts-losses-russia-blocks-ports-2026-08-04/
22:52 ロシア軍がドネツク州クラマトルスク中心部を誘導滑空爆弾2発で攻撃。少なくとも24人が負傷し、高層住宅6棟、教育施設2か所、銀行、郵便局、商業施設4か所、車両8台などが損傷。DeepStateは、ロシア軍がスロビャンスク―クラマトルスク都市圏に対して滑空爆弾、MLRS、Shahed、FPVを組み合わせた攻撃を強化していると分析している。
https://english.nv.ua/nation/strike-on-kramatorsk-buildings-damaged-and-more-than-20-people-wounded-50629849.html
23:26 ロシア国防省は、ムィコラーイウ港の船舶3隻、オデーサ沖の船舶1隻、チョルノモルスク港のコンテナターミナルとドローン・部品倉庫を攻撃したと発表。ロシア側は船舶がウクライナ軍のため使用されていたと主張しているが、Reutersは軍事用途を独立確認できていない。黒海商船攻撃と港湾封鎖圧力が続いている。
https://www.reuters.com/world/europe/russia-says-it-hit-ukrainian-military-linked-vessels-port-facilities-2026-08-04/




