夜の耐久
花の手入れを終えた二人はすでに夕食も食べ終え、二人は寝間着に着替えている。幽香は本を読んでいるが、青年は…。
青「あの…」
幽「何?」
青「い、何時まで…こうしてればいいんですか?」
青年は四つん這いになって幽香の椅子になっていた。もう1時間も同じ体勢で、腕や膝も限界が近づいている。
幽「そうね…今8時だから、9時までそうしててくれる?」
青「そんな、もう、限界です…」
幽「あら?口答えするのかしら?なら、あと2時間に増やそうかしら…」
青「ご、ごめんなさい…もう一時間、頑張ります…」
幽「ふふ、良い子ね…」
腕は張っていないとガクリと落ちそうなり、膝もずっと床に押し付けていてズキズキと痛む。
それでも後が怖いので、なんとか一時間頑張ろうと歯を食いしばる。
幽「…頑張るわね。降りようか?」
青「い、いえ…大丈夫です…」
幽「そう、じゃあ続けてお願いね」
ワザとらしく一度立ち上がり、その後押しつぶすように座り込む。両手と両膝に一気に圧力がかかり、一瞬崩れそうになる。が、なんとか持ちこたえて幽香を支え続ける。
幽「…」
何とか耐え続ける青年を上から見下ろし、ニコニコとほほ笑む幽香はサドそのものだった。
幽「…その状態だと苦しいでしょ?コレつけてあげるわ」
そう言って幽香が取り出したのは、自分をマゾに変える首輪だった。四つん這いで抵抗できない自分に手際よく首輪を巻き付ける。
その瞬間、両腕と両膝に続いていた痺れや痛みが、なんだか癖になるような心地のいいものに変わってきた。
幽「じゃ、あと一時間頑張って頂戴」
青「い、いえ…二時間、二時間でいいです」
幽「あら?さっきは一時間で良いって言ってたのに?」
青「なるべく、長くこうさせてください。幽香さん、いえ、幽香様」
幽「そう…じゃあ、私があと2冊読み終わるまでね」
青「はい」
先ほどの苦悶の表情は喜びへと変わっていた。それを確認して幽香も読書を続行する。
・・・・・・・・・・・。
時刻はもう11時を過ぎている。青年の両腕はもう悲鳴を上げているが、それすらも抑え込む気持ち良さを青年は味わっていた。もっとこうしていたい、腕が折れてもいい、そう思えるほどに。
しかし、幽香は本を読み終え、うつらうつらと頭をコクコクさせている。
幽「…寝るなら、ベッドで寝なきゃ…。アナタももう寝ていいわよ…」
青「は、はい…」
フラフラとベッドに座り込み、枕元に置いていたナイトキャップを被って掛布団に潜り込む。首輪を外されていない青年は、ジンジン痛む両腕の感覚を味わっている。
青「あぁ、もっとしてほしかった…」
幽「また明日してあげるわ、お休みなさい」
青「おやすみ、なさい…」
青年も自分の敷布団に横になり、もっとしてほしいという気持ちを抑えて眠りについた。
・・・・・・・・・・・・。
早朝。青年は幽香に思いっきり踏みつけられて目が覚めた。
青「んがぁ!」
幽「何時まで寝てるの?ヒマワリの様子を見に行くわよ…って、そういえば首輪外してなかったわね。今度はちゃんと外して蹴ってあげる」
青「そんな、つけたままでいいです、でないと痛いだけです」
幽「それは私が決めることよ、大人しくしてなさい」
押さえつけられた青年は首輪を外されると同時に先ほどと同じように腹に蹴りを入れられる。
幽「モーニングキック…とでも名付けようかしら」
サディスティック幽香。殴られるのは嫌ですが、乗っかられるとかなら良いですね。あぁ、今年の正月の、親戚4姉妹と戯れてたのが懐かしいです…。
読者様につかの間の安らぎとSMを
「kanisaku」




