表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ライバル令嬢の妹になりまして〜目が覚めたら推しの妹!?〜  作者: 雪菊


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/38

11



なんか家族と仲悪いの勘違いだったみたいですわ!

寧ろなんかちょっと愛に重量感ある気がするんだけど気のせいかしら!?



「アルなんて妹からの手作りおやつ独り占めで食べてたよ」

「まぁ……」



多めに用意したのに。公爵家の嫡男がシスコンもちょっとどうかと思う。まぁ、思ってたより人生ハードモードじゃなさそうだからいいか。

そんなことを考えながらセーラとクリス様と一緒にホーンス様に妖精学のお勉強を見てもらっていた。なんか、名前で呼んでって言われた。呼んでないけど。



「そこはこっちの参考書が詳しいよ。図書室にもあるから借りてみてもいいかも」



そのアドバイスに感謝しながらメモを取る。

セーラはなんだかやたらとホーンス様と引き合わせたがるんだけどなんでだろうなぁ。まぁ、お勉強が楽になるからいいんだけど。


というわけでホーンス様を交えてのお勉強会の後、セーラは「シュトレーゼ先輩のところにいってきますわ!」と走っていき、ホーンス様はそれに溜息吐いて追いかけてった。

その様子を見るとお勉強会以外の意図はなさそうだな、と思う。


ちょっと邪推しちゃったことを申し訳なく思いながらクリス様と帰路につく。



「フィーネ様は、怒っておられないのですか?」

「怒る、とは?」



え、私クリス様になんかされたっけ?むしろ助けてもらってありがとうっていうのしかないんだけれど。帰ってすぐに「助けていただいてありがとうございました。これ我が家からです」とお菓子の詰め合わせを渡したのだけれど。



「あなたにあんな態度を取っていたグリンディア侯爵令嬢や兄君たちに、です」

「……エメルダ様のことでしたら怒っていたから、嘆願はしませんでしたわ。あくまでもエメルダ様が個人でやったこと。侯爵家を潰すのはどうかとは言いましたけれど。お兄様たちに関してはわたくしも、そしてわたくしにそういうことを吹き込んだ相手も悪うございました」

「そうですか」

「アルヴィンお兄様にはもうしばらく反省していただきたいものですけれど」



エメルダの件があるから。

というか、製作者ブログに書いてあったヒロインに何もしなくても婚約破棄になっただろうって文言、婚約者の妹殺したか殺しかけたからだったのかなぁ。だってあんまりにもやってることが酷いのだもの。天性の悪魔なのでは?ルヴィア様は親切な方なのに何がどうしてああなったのか。


ルヴィア様というのは同じクラスの赤い髪の少女だ。エメルダがどぎつい悪女系だとしたら、ルヴィア様は魔法少女系アニメの主人公みたいな見た目をしている。優しく努力家の可愛い女の子だ。初めて挨拶した時、この子がエメルダの妹とは思えなかったくらいだ。



「あと、次何かすると問答無用でお父様の制裁が発動するっぽいのでわたくし逆にちょっと不憫なくらいで」

「……グレイヴ公爵の、制裁ですか?」



クリス様の顔が引き攣っていたところを見ると、お父様の容赦のなさは各方面で有名なようだ。



「それは恐ろしいですね」

「そうでしょう?」

「もしやフィーネ様が帰ってこられるまで頬を腫らしていたのは……」

「お父様ですわ」



治している後ろでお父様が「原因の一端はアルヴィンにもあるのだから我慢させていればいいんだよ?」と気遣わしげに言っていたけれど、私ってば歯が折れるまでやるの虐待じゃないかと思うのお父様。でも死にかけてたらしいので口に出したらお説教されるかなって思ったので、曖昧に笑っておいた。


今回の場合は「フィンは体調を崩しやすいのですから気をつけてね」と非常用の救援ベルまで渡してきた。貴族子女御用達の魔道具で線を引っ張るとけたたましい音がなって助けを求めるらしい。



「わたくしも、しっかりしなくてはいけませんね」

「学院にいる間にゆっくり頑張っていきましょう?」

「はい」



クリス様ってば頼りになるなぁ、とほっこりした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ