前へ目次 次へ 52/62 第52話 正しく認識を 「帰る所はあるの?」 確かに、消滅を免れても、俺に帰る場所はない。 「……」 「……僕なんかじゃなく、もっと君を想っている仲間に、正しい認識とやらをしてもらいな。字数とか気にせず」 俺が黙ると、創造主は最後にそう言い、石は砕けた。 ……俺を想ってくれている仲間? リリ? ツゴウさん? 字数を……気にせず? ……確かに、良く考えれば俺は焦りからか、効率ばかり求めていた。それじゃだめだ。説明しよう、二人に、詳しく……。