前へ目次 次へ 51/62 第51話 消えない未来を 「疑問だった。神が勇者を呼べるなら、こんなに切迫する前に呼べないのか、と。後、君この世界に順応するの早いし、怪しくはあったよ。要は、君は魔王を倒す為に生まれた存在なんだろ? で、何で今更そんな事を?」 「俺は魔王を倒せば消えるらしくて、俺の存在が正しく認識されたら、消えないらしくて……」 「ふーん、消えたくないんだ。何で?」 何でって……そりゃ、普通は消えなくないものだろ。 「魔王を倒したら、どうするの?」