前へ目次 次へ 50/62 第50話 賭け 「真っ直ぐ魔王城に行くのは大変だが、頑張るぜ……」 ツゴウさんは何とか方向を調整し、魔王城に向けて船を出した。 「よし」 俺は一人になった時、創造主を思い浮かべ、石を握った。 「創造主さん!」 「えっ?」 「勇者です! 突然ですが、俺は概念なんです」 創造主の声が聞こえた時、俺は一か八か単刀直入にそう伝えた。 「なるほど、やはり君に違和感を覚えたのは間違いじゃないらしい」 創造主は、何かに気づいた様な反応をしていた。