≪序論・背景・世界情勢4≫
戦後、グレイト・インベーダ・ワンでの危機的経験から、有無種以外の五種族は、当然の流れとして自種族の統一を図る事となった。
そのために採用した手段は、有無種での成功事例であるレイシズムであった。
そうして五種族もまた同じ道を辿り、それぞれの帝国を設立させていったのである。
その国名は以下となる。
有耳種:ソーソウ帝国
有角種:アクロニア帝国
有尾種:ロンク帝国
有紋種:ノスゾンデ帝国
有毛種:ギャロット帝国
ジスモード大陸は帝国だらけでレイシストだらけの大地となったのであった。
有無種に対する差別用語も付けられた。
モブ、である。
帝国とは、他種族を侵略する事を国是とする帝国主義を掲げている。
よって、六帝国の行き着く先は
【第二次世界征服戦争〈グレイト・インベーダ・ツー〉】
であった。
グレイト・インベーダ・ツーへ向けて各帝国は、国を富ませて軍事力を強めていく、富国強兵、を推し進めていく事となる。
富国強兵の要となるのは、やはり人である。
そのため各国は、
「産めよ殖やせよ国の為」
「産児報国」
というスローガンの下、人口増強政策を取ったのである。
結果、ジスモード大陸において人国が急激に増加していく、人口爆発、が発生したのであった。
富国強兵が推進されると共に、開戦ムードも徐々に高まっていた。
そして、あと数年内に第二次世界征服戦争が開始されると予測された。
しかし、その時であった。
未曾有の大災禍
【火の三連急】
が勃発したのである。




