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第24章:最終決戦、そして伝説へ――。仲間たちの全魔力を込めた連携攻撃で厄災を討ち払う! ボロボロの俺たちの前に、遅れてやってきた『あの男』が最高の笑顔で現れる件

原初の瘴気ゾンビの腐りゆく肉と感染した根の塔にはめ込まれたサイモンの歪んだ顔は、純粋で内臓をえぐるような憎悪のしかめ面へと歪んでいた。アノマリーは胸に刺さった剣を無視し、マーカスを睨みつけた。


「ギルドの歴史書だと?」


サイモンがゴボゴボと音を立て、その声は洞窟を震わせる千の腐敗したエコーによって増幅された。


「そんなものは、権力を正当化するために勝者が書いた哀れな嘘に過ぎない! お前たちの完璧なシステムは腐りきっている。弱者を踏みにじるために作られた幻想だ! このエリート主義的で腐敗した世界は救うに値しない……大切な木々共々、滅びるがふさわしい!」


これ以上待つことなく、サイモンは自身が吸収した闇の海のすべてをチャネリングした。15メートルの怪物が膨張し、二つの世界の根を単一の一撃で感染させるような巨大な波となって爆発する準備を整えた。


≪システムハブ:異常スキル発動≫

【使用者:サイモン】

【スキル:絶対瘴気の大災厄(アブソリュート・ミアズマ・カタクリズム)】


純粋な虚無と腐敗の奔流がゾンビの体から噴出した。それは視界を覆い隠し、絶対的な死の悪臭を帯びたタイタンのような波だった。


「世界は完璧じゃないさ」


マーカスは答えた。カロリー・オーバードライブのタイマーが最後の、運命の秒数を刻む中、彼の悪魔的な声がこだました。


「だが、戦おうとすら一度もしなかった寄生虫によって、この世界が破壊されるのは絶対に許さねえ」


忍者は『ナイトファング』を残忍な力で引き抜き、後方へ跳躍した。


「今だ、みんな!」


マーカスが咆哮した。


チームは絶対的な相乗効果で応えた。数時間前に消費したバフ肉の壊滅的な反動による痛みに耐えかねて、彼らの筋肉はまだボロボロで痙攣していたが、幸運なことにエルヴィン、エララ、ジンは自分たちのマジックコアに頼ることができた。以前に休息をとっていたため、彼らのHPとマナは100パーセントであり、最後の一撃で爆発する準備ができていたのだ。


≪システムハブ:スキル発動≫

【使用者:ジン】

【スキル:エレクトリック・スフィアの領域(ファイナル・オーバーロード)】


ジンは彼の領域の最後の、目を眩ませるような嵐を爆発させ、溶けたプラズマで暗黒の波の正面を打ち据え、瘴気のカーテンに裂け目を開いた。


≪システムハブ:スキル発動≫

【使用者:エルヴィン】

【スキル:光竜剣】


エルヴィンは神聖でドラコニックなエネルギーの巨大な十字斬りを解き放ち、自身のコアを守ろうとする異形の致死的な黒い骨の四肢を綺麗に切断した。


≪システムハブ:スキル発動≫

【使用者:カルダー】

【スキル:至高の火炎放射(原初の炎)】


後方からは、カルダーが止めることのできない純粋な白青の熱の奔流を獣の根元とベースに浴びせ、地面に固定しようとしているヘドロを焼却した。


≪システムハブ:至高スキル発動≫

【使用者:エララ(阿修羅タイタン)】

【スキル:マグニチュード・ステップ(地震波)】


エララは、グレード3フュージョンからの最後の一欠片の生命力を呼び起こし、破壊的な地震波でゾンビの下の地面を粉砕し、彼からあらゆるバランスを奪い、最後の物理的防御を破壊した。


原初の瘴気ゾンビは悲鳴を上げた。彼の大災厄の波は、合同強襲によって打ち砕かれ、圧倒された。その胸の中央にある暗いコアは、今や完全にむき出しになっていた。


マーカスは、彼の至高の融合の最後の1秒も無駄にしなかった。影と光に包まれ、蝕の竜魔人は極端な急降下で飛び込み、超音速で空気を切り裂いた。パーティーの残りのすべての運動エネルギーと魔法エネルギーをチャージしたアビサル・アズライトの刃は、神のギロチンのように振り下ろされた。


≪システムハブ:スキル発動≫

【使用者:マーカス】

【スキル:蝕の斬撃(エクリプス・スラッシュ)】


その一撃はサイモンのコアを貫いた。


絶対的な沈黙の瞬間があった。音そのものが死んだかのような空気圧の空白。そして、異形は爆発した。

浄化の光と暗黒の炎の衝撃波が腐敗を一掃し、黒檀の疫病を分子レベルで分解する。サイモンと彼の千年紀の憎悪は文字通り存在から消し去られ、石に触れる前に溶けてしまう不活性な灰の雨へと還元された。


≪システムハブ:システム警告≫

【カロリー・オーバードライブ濃縮干し肉の制限時間:終了。】

【エネルギー崩壊進行中。】


至高の融合は青い光の閃光の中で壊れた。マーカスは人間に戻り、ダイヤモンドの鱗と翼は消え去った。

忍者は岩の床に死んだ重さのように崩れ落ち、筋肉は苦痛の痙攣に見舞われ、タイタンのような反動によって息をノックアウトされた。彼の周りでは、ドラゴブリンが力を使い果たして横向きに倒れた。カルダー、ジン、エルヴィン、そしてエララも地面に崩れ落ち、完全に枯渇し、指一本動かす力も残っていなかった。


彼らは勝った。だが、彼らはボロボロだった。


◇ ◆ ◇


まさにその時、重く、リズミカルで、紛れもない足音が、浄化された洞窟の静寂を破った。


黒曜石のアーチの入り口から、マストドンのような人影が影から現れた。それは、世界で最も希少な金属から鍛造された威圧的な武器:【深淵の藍銅鉱の絶滅双刃斧】で武装した巨像だった。イスリルの化身が前進し、その黄金の視線は巨大な洞窟を見渡し、ついに戦いの消えゆく残骸と、地面に横たわるグループに止まった。


「俺が切り刻むための瘴気は残しておいてくれたか、それともお前らだけで全部片付けちまったのか?」


ゴランの深い声が轟いた。


仰向けに倒れていたマーカスは、ゆっくりと彼の方へ頭を向けた。疲れた、生意気な、そして痛みに満ちた笑顔が、彼の血と煤にまみれた顔に広がった。


「おっさん……寝坊でもしたのか?」


忍者は咳き込みながら囁いた。


ゴランは絶滅の双刃斧を下ろし、鈍い音と共に地面に突き立てると、重いため息と共にその剛毛の顎鬚を掻いた。


「俺のせいじゃない」


ゴランは首を振りながら弁明した。


「18歳のガキをトラブルから引っ張り出すのに貴重な時間をロスしちまったんだ。あいつ、パーティーも組まずに一人で山のダンジョンに潜って行きやがって。無謀な馬鹿で、モンスターに囲まれてたが……あいつにはガッツがあったよ」


イスリルの化身は、まるで新たな冒険の始まりを垣間見たかのように、微かに微笑んだ。


「手当はしてやったが、おかげで時間を食っちまった」


ゴランは視線を洞窟の中央へ移した。そこではイスリルとアイテラスの巨大な根が、黒檀の疫病の呪縛から解放され、すでに純粋なエメラルドの樹液で脈打ち始めていた。男は心底驚いたように眉を上げた。


「忙しくしてたみたいだな。俺なしで、あのレベルの忌まわしき存在を倒すとは」


ゴランは、声に深い敬意を込めて認めた。


マーカスは笑った。痛む肋骨を抑えるほどの弱々しい笑いだ。


「あんたはもう引退していいぜ、木こりさん。新世代が状況を完全にコントロールしてるからな」


忍者の言葉に、純粋な喜びの甲高い鳴き声が洞窟に響き渡った。ドラゴブリンは突然疲労を忘れたかのように飛び起き、狂ったように飛び跳ね始めた。


ゴランは微笑み、ハブを開いた。


≪システムハブ:使い魔の帰還≫


光の炎と共に、彼の仲間たちが洞窟に実体化した。ドラゴブリンは即座に走り寄り、【雷の悪魔狼(ボルト)】、【血竜の暗殺者】、そびえ立つ【鉄皮の巨獣】、そして恐るべき【巨骸騎士】に熱烈な挨拶をした。イスリルの化身のモンスターたちは小さな影の悪魔を獣のような愛情で歓迎し、友好的な唸り声や鼻先でのつつき合いを交わし、この地獄の果てで互いの無事を喜び合った。


近くの岩に寄りかかっていたカルダーが、煤にまみれた手で顔を拭った。


「あまり早く勝利を歌うなよ、君主(ソヴリン)。根を治療し、人形使いを殺したが、地表の状況を整理しなきゃならねえ」


マーカスはゆっくりと頷き、視線を硬くした。彼は『ナイトファング』にもたれかかって身を起こし、ゴランの目を真っ直ぐに見つめた。


「料理人の言う通りだ」


マーカスは、致死的で計算高い口調に変わって言った。


「二つの木の間にある悪は根絶やしにされたが、エランドールの状況を修正しなければならない。アンソニー卿のようなあの街の貴族たちは、純粋な強欲からこの大虐殺に資金を提供し、隠蔽した。奴らは間違いなく、真実を隠蔽するために俺たちを逮捕するか殺そうとするだろう」


マーカスは32本の歯を見せて笑い、巨大なイスリルの化身を指差した。


「だから、引退する前に、おっさん、王国の貴族とのこのビジネスに決着をつけるのを手伝ってもらわなきゃならない。もし奴らが、ヴァエロール王朝を崩壊させた生ける伝説……究極の兵器と向かい合っていると知ったら、俺たちに対して指一本動かす勇気があるかどうか疑問だけどな」


ゴランは太い腕を胸の前で組み、その黄金の視線は冷たい正義の約束で燃え上がった。


「腐敗した貴族を全員逮捕する、だと?」


イスリルの化身は重い双刃斧を持ち上げながら唸った。


「まさに俺にうってつけの仕事のようだな。だがまずは、お前ら全員に休息が必要だ」


巨人は彼のマストドンのような使い魔たちの方を向いた。


「全員、背中に乗せろ。上に連れて行くぞ」


◇ ◆ ◇


無限の優しさで、巨大な鉄皮の巨獣と悪魔狼が、疲れ果てた戦士たちを広い背中に乗せた。血竜と骨の騎士は、エララ、ジン、そして石のゴーレムを運ぶのを手伝った。こうして、ついにクリアされたトンネルを利用して上層階へと向かい、天空の地下都市で立ち止まる、彼らの上昇が始まった。


空気中にもう毒はなかった。天然のクリスタルと、今や緑と黄金の光で脈打つアイテラスの根によって照らされた避難所は、絶対的な壮大さを現していた。


しかし、真の奇跡は彼らの周囲で起こっていた。上層階を見張っていた石雲の巡礼者たちが、信じられないような変容を遂げていたのだ。1年間彼らを停滞状態に保っていた岩と蒸気の殻が崩れ始めた。その石の牢獄から、完璧な顔立ちを持ち、織り成された光の衣服をまとった何十人もの優雅な人間が現れた。復活した天空の民だった。


ベヒーモスの背中に横たわっていたカルダーは、その光景を弱々しく微笑みながら見ていたが、やがて彼の横を歩く、無口で傷だらけのストーンゴーレムへと視線を下げた。


シェフは、自分の岩の仲間の運命が封印されていることを知っていた。


「お前は自分の世界を救ったんだ、友よ」


カルダーは囁いた。


「俺との契約のせいで……永遠に石のままでいなければならないことを、すまなく思う」


しかし、天空の世界樹は聞いていた。


アイテラスは、そのすべての威厳の中で、計り知れない感謝の波で振動した。地下洞窟の天井から黄金の葉の雨が優しく降り注ぎ、カルダーと結びついたストーンゴーレムを包み込んだ。


≪システムハブ:神の介入≫

【アイテラスの意志:糧の契約は破棄されました。】

【空の報酬:元の姿が復元されました。】


ガラスが柔らかく割れるような音と共に、ゴーレムの岩がひび割れた。灰色の石の破片とルーンが地面に落ち、手付かずの空のように澄んだ目と銀色の髪を持つ背の高い男が現れた。


カルダーは目を丸くし、身を起こそうともがいた。


「信じられねえ……」


男は発光するローブの埃を払ったが、明らかに前のめりによろめき、深い疲労を露呈した。彼もまた、深淵で最後まで戦い抜いたのだ。大理石の柱に寄りかかりながら、彼は巨大な地獄の解体者を見上げて微笑んだ。


「我々を救ってくれた者にとって、アイテラスの影の下で不可能なことは何もありません」


男は言った。その声はメロディアスだが、疲労でかすれていた。彼は頷いた。


「私の名前はアエロール。そして、カルダー、あなたのスープを決して忘れることはありませんが……木製のボウルから食事をするのは二度と御免ですね」


グループは合唱のように、解放的な笑いを爆発させた。


「さあ」


アエロールは地下都市の中心を指差して付け加えた。


「雲の湖が、皆さんをお待ちしています」


ゴランの魔物たちの肩に担がれ、二つの世界の英雄たちは大きな円形の広場に到達し、安堵のため息と共に、湖の濃密で温かい、発光する雲の中に身を浸した。そこには液体の水は一切なく、蒸気の毛布のように彼らを包み込む純粋な天の霧だった。


効果は即座に表れた。魔法の蒸気が彼らの体に浸透し、煤と毒素を洗い流し、HPとマナのバーを瞬時に100パーセントに再生させた。

しかし、生物学とシステムの法則は彼らに代償を要求した。再び魔法のエネルギーに満ち溢れても、マーカス、カルダー、ジン、エルヴィン、そしてエララの筋肉は、引き裂かれた繊維の痛む塊のままだった。『カロリー・オーバードライブ』のバーの壊滅的な反動により、彼らの体は文字通りボロボロになっていたのだ。その痛みは彼らを現実に繋ぎ止め、彼らが解き放った力の代償を思い出させた。


それにもかかわらず、そこは絶対的な祝祭の雰囲気だった。彼らがその雲の海から現れると、何百人もの天空の民が彼らの周りに集まり、感謝と喜びの合唱で救世主たちを歓呼した。


カルダーは困難な足取りで動き、残存する蒸気を振り払い、背中の筋肉が悲鳴を上げているのを感じながらも、彼の真の天職の呼び声を感じた。彼の巨大な笑顔が広がった。力強い音と共に、彼は広場の中央に巨大な鋼の大釜を実体化させたのだ。


「パーティーだって?」


シェフは轟くような声で言った。


「俺がいる時に、空腹で祝う奴はいないぜ。準備しな、天空の民よ! お前ら、地表の本当の料理を味わうことになるぜ!」


地下都市は歓喜の叫びで爆発した。カルダーは即座に仕事に取り掛かり、空のすべての人々のための壮大な宴を調理し始めた。


なみなみと注がれたボウルを手に、マーカスはゴランとドラゴブリンの隣に痛みに耐えながら座り、ジンとエララがアエロールと一緒に笑っているのを見守っていた。

その瞬間、笑い声、スパイスの香り、そして音楽がアイテラスの癒やされた空気を満たす中、忍者は知っていた。筋肉がどれほど痛もうとも、エランドールの貴族の影がまだ迫っていようとも、彼らは今日、奇跡を起こしたのだと。そして、それを最後まで楽しむ価値があると。

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