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第16章:天空の地下都市で明かされる衝撃の真実! 死んだはずの『最強の司令官(ヒロインの父)』と奇跡の再会を果たし、世界を救うための二正面作戦が始まる件

石雲の巡礼者は、雄大な天空の世界樹がそびえ立つ地平線へと彼らを導いたわけではなかった。

代わりに、ゴーレムは彼らをクリスタルの台地の果て、眼下の虚空を隠す分厚い嵐雲の毛布へと向かわせた。


ゴーレムは白い岩のそびえ立つ壁の前に止まり、巨大な石の手をそこに当てた。その胸の緑色のルーンが山と共鳴して脈打つ。

鈍く深い地鳴りと共に壁が後方へスライドし、ダンジョンの床そのものの「内側」にある暗闇へと下っていく巨大な螺旋階段が現れた。


グループは、時に忘れ去られた領域へと降りていった。


雲の毛布の下には、『天空の地下都市』が横たわっていた。それはすべて白い大理石で彫られ、温かく永遠の光を放つ天然のクリスタルで照らされた巨大な避難所だった。建築は壮大だが、幽霊のような沈黙が浸透している。


歩きながら、エララは巡礼者の肩に手を置いたまま、目を閉じてその感情を感知していた。


「地表の都市は……」


少女は声を震わせて囁いた。


「完全に感染しているわ。黒い物質があの上のすべてを食い尽くしたの。この地下の場所は、感染から安全に残された最後の空間よ」


彼らを迎える魔物も、軍隊もいなかった。古代の列柱の影から現れたのは、ごく少数の石雲の巡礼者たちだけだった。彼らは皆同じ姿で、岩の体に摩耗と絶望の痕跡を刻んだ、没落した世界の物言わぬ守護者たちだった。


言葉を必要とせず、ゴーレムたちは大きな円形の広場の中心へ続くようにグループに合図した。

そこには、大理石の中に沈み込んだ普通の広場ではなく、クリスタルの水のように渦巻く、濃密で温かく、発光する雲で満たされた巨大な湖があった。


カルダーの巡礼者が低い音を発し、湖を指差し、次に金属の杖の破片に寄りかかって辛うじて歩いているジンと、残りのグループの破れた服を指差した。


「中に入れってことだな」


マーカスは推測し、即座に損傷したタクティカルスーツの上半身を脱いだ。


「クタクタだからな。二度言われる必要はねえよ」


マーカスが最初に足を踏み入れた。カルダーがすぐ後ろに続き、ジンはゆっくりと光る蒸気の中に体を沈め、安堵のため息を漏らした。エララもすぐ後に続いた。

巨大なドラゴブリンと森の阿修羅(アシュラ)でさえ、その奇妙な天の物質の中に降りていき、純粋な満足感のうめき声と共に目を閉じた。


効果は瞬時であり、奇跡的だった。温かい雲は彼らを濡らすことはなかった。それは彼らの肌の毛穴に直接浸透し、純粋で酔いしれるような生命力を吹き込んだ。


≪システムハブ:祖先の雲の泉≫

【絶対回復進行中……】

【パーティーと使い魔のHPおよびマナが100%に回復しました。】

【筋肉および精神の疲労がゼロにリセットされました。】

【致命傷が浄化されました。】


深く息を吸い込むと、ジンの目がパッと開いた。ノトリウスの暗黒魔法によって引き裂かれた組織が完全に治癒し、傷跡一つ残さず、彼をいつもの誇り高い姿勢に戻した。

エララは、グレード3の融合(フュージョン)によって枯渇していた魔法のコアが、新しいエネルギーで破裂しそうになるほど膨張するのを感じた。カルダーの痛む筋肉はリラックスし、マーカスはアドレナリンが落ち着き、静かで致死的な力に変わるのを感じた。彼らはピークの能力を取り戻したのだ。


◇ ◆ ◇


回復して装備を整えた後、彼らの巡礼者が低いうなり声で彼らを呼んだ。ゴーレムは彼らを湖の広場から連れ出し、静かな回廊を下って、巨大なドーム型のホールで止まった。


部屋の円形の壁全体が、自ら光を放つ魔法の顔料で手描きされた、巨大な壁画で覆われていた。それは天空大陸の完全で秘密の地図だった。


グループは口をポカンと開け、その光景に魅了されて立っていた。

壁画には信じられないほどの詳細が描かれていた。今や失われた『上の都市』、彼らが現在立っている『下の都市』、虚空に架かる巨大なクリスタルの橋、巨大な空中庭園、そしてすべてを囲む終わりのない雲の海。


フレスコ画の正確な中央に、天空の世界樹、アイテラスがそびえ立っていた。地図の南には、彼らがちょうど登り終えた巨大な尖塔、天空の迷宮(彼らの入り口)が描かれていた。

しかし、北側、浮かぶ大陸の反対側には、別の構造物が描かれていた。暗く、威嚇するような別のダンジョンで、上ではなく下に向かって突き刺さっている。


マーカスは腕を組み、その黄金の目でフレスコ画を研究した。


「信じられないほどの芸術作品だが、理解できないな」


忍者はゴーレムの方を向いて言った。


「なぜ俺たちをここに連れてきた? これは何を意味してるんだ?」


カルダーが頷き、彼の肉切り包丁は焦燥感から微かにオレンジ色の煙を放っていた。


「俺たちは完全にチャージされて、戦う準備ができてる。ノトリウスはあそこにいる。奴が木に到達する前に止めなきゃならないんだぞ!」


石雲の巡礼者はゆっくりと首を振った。岩の腕を上げ、北にある構造物を真っ直ぐに指差した。暗黒のダンジョンだ。


エララは、ゴーレムが言葉で説明できないことに気づいた。彼女は一歩前に出て、手のひらを直接クリーチャーの石の胸にそっと置き、そのコアと共鳴に入った。


テイマーは激しく息を呑んだ。イメージが心に溢れ込み、彼女のエメラルドの目が大きく見開かれる。


「嘘でしょ……」


エララは手を引っ込めて一歩下がり、顔を青ざめさせて囁いた。


「エララ、何を見たんだ?」


ジンが新しい金属の杖を握りしめて尋ねた。


「頂上を食い尽くした感染は、ここでは始まらなかった……あの場所から発生したのよ」


少女は、壁画の北のダンジョンを指差しながら震える声で説明した。


「奴らは南の尖塔を、ギルドを騙して生贄の冒険者を蓄えるための囮として使っただけなのよ」


マーカスは壁に近づき、その二つ目のダンジョンの暗い輪郭を撫でた。


「ここは一体なんなんだ?」


「アイテラス(天空の世界樹)とイスリル(大地の世界樹)を繋ぐダンジョンよ」


エララは続け、その啓示の恐怖から目に涙を浮かべそうになっていた。


「約300階層に及ぶ深淵。そこが感染の始まりであり、あそこが奴らの本当の巣窟なの」


エララはマーカスとカルダーの目を見て、最も恐ろしい秘密を明かした。


「2つの世界樹、2つの千年の木は、あのダンジョンの正確な中心で繋がり、絡み合っているの。そして、まさにそこ、交差点の正確な位置に、ノトリウスとこの悪夢の背後にいる黒幕が避難しているわ」


エララの呼吸が荒くなった。


「正確な中心で感染を放ったことで、暗黒物質は同時に上へ向かって私たちの頂上を感染させ、そして下へ向かっても増殖している。もし時間内に彼らを止めなければ、黒檀の疫病(エボニー・ブライト)は根を通って移動し、天空大陸と私たちの惑星全体を完全に腐敗させてしまうわ」


ホールに沈黙が落ちた。脅威の巨大さに、誰もが息を呑んだ。これはもはや、雲の中の都市を救うという話ではない。世界の終わりに関する話だった。


「そしてそれを防ぐためには、このすべてを裏で操っている奴を排除しなければならない」


深く、しゃがれた、そして疑う余地のない権威を帯びた声が、ホールの奥から突然響いた。


◇ ◆ ◇


グループは弾かれたように振り返った。入り口のアーチの影から、一人の男が現れた。

彼はボロボロのクロークと激しく損傷した鎧を着ていたが、彼らの息を呑ませたのはその体の異常な特徴だった。原始のクリスタルの色をした硬いドラゴンの鱗が彼の首と前腕を覆い、2つの力強いドラゴンの翼――革のようでありながら雄大な翼――が背中に折りたまれていた。

彼の顔は数え切れないほどの戦いによる傷跡があり、手入れされていない髭に隠されていたが、その誇り高い姿勢は紛れもないものだった。


エララの手からヌンチャクが滑り落ち、金属音を立てて地面に落ちた。少女は両手を口に当て、息が喉に詰まった。


「エララ……」


男は歩みを止めて囁いた。この煉獄での1年間の純粋なサバイバルによって硬直していた彼の目は、瞬時に筆舌に尽くしがたいショックで満たされた。


「お父さん!」


少女は叫び、あふれる涙で声を震わせた。


仲間や使い魔たちのことなど完全に無視して、エララは前方にダッシュし、男の胸に飛び込んだ。

ギルドの第1師団の伝説の司令官であり、下界(ローワーレルム)で最強の戦士と見なされ、1年間死んだと思われていた男、エルヴィンが彼女を受け止めた。彼は絶望的な力で彼女をきつく抱きしめ、娘の髪に顔を埋めた。


二人は解放的な涙を流した。魔法の塵で汚れたエルヴィンの顔を無言の涙が伝い、365日間の孤独、恐怖、そして戦いの記憶を一瞬で洗い流した。


エララは顔を父のボロボロのクロークに埋め、両手で必死に彼の鎧にしがみついた。


「お父さんを探しに来たの」


彼女はさらに彼をきつく抱きしめながらすすり泣いた。


「生きていてくれて、本当によかった……」


エルヴィンは目を閉じ、限りない優しさで彼女の額にキスをした。一方、マーカス、カルダー、そしてジンは武器を下ろし、深い敬意に満ちた視線を交わした。失われた司令官は、見つかったのだ。


父と娘の抱擁は、大理石のドームの中で時間を止めたかのように見えた。しかし、その涙に満ちた沈黙は、石の床を叩く軽い爪の音によってすぐに破られた。


その瞬間まで好奇心旺盛にシーンを観察していたドラゴブリンが前に出た。エルヴィンの前で止まり、緑色の鱗に覆われた頭をかしげ、不器用だが誠実な自己紹介のつもりで、司令官に向かって爪のある手を伸ばした。


涙を拭いながら、エルヴィンは小さな生き物を見た。その背中に折りたたまれた雄大な革の翼と、体を覆う硬く原始的なダイヤモンドの鱗――彼自身の突然変異とあらゆる点で同一のもの――に気づいた時、彼の目は驚愕に見開かれた。彼は影の悪魔の手を握り、しっかりと握手を交わした。


使い魔は手を引っ込め、部屋の中を飛び跳ね始め、喜びの甲高い金切り声を上げた。新しいドラゴンの翼を羽ばたかせ、最初に自分を指差し、次にエルヴィンを指差した。全く同じ鱗とドラゴンの翼を持つ別の存在を見つけたというアイデアに、明らかに有頂天になっていた。


エララは小さなモンスターを見て、それから手の甲で頬を拭いながら父を見上げた。彼女のエメラルドの目に、ある悟りの光がよぎった。


「お父さん……」


少女は男の鱗状の鎧を視線でなでながら囁いた。


「お父さんもドラゴンを倒したの?」


エルヴィンは微かに微笑んだ。疲れてはいたが、戦士の誇りに満ちた笑顔だった。流れるような動きで、彼は背中から巨大な両手剣を抜いた。その刃は単なる鋼ではなく、深く脈打つ青い静脈で輝き、氷河のようなオーラを放っていた。


「そうだ」


司令官は答えた。


「1年前に出発する直前、これを『深淵の藍銅鉱(アビサル・アズライト)』に鍛造して改造してもらった。ドラゴンの絶対防御を切り裂き、貫通できる世界で唯一の素材だったからな。それを倒したことで、私はこの力を得た……君の友達の使い魔がそうであったようにね」


◇ ◆ ◇


マーカスは腕を組み、一歩前に出た。彼の黄金の目は、自分の『ナイトファング』にそっくりなアビサル・アズライトの刃に落ち、次に戦士の傷だらけの顔に向けられた。再会の感動は終わった。今は戦略の時だ。


「あんたはまるまる1年間、ここに足止めされていたんだな?」


忍者は尋ね、そのトーンは鋭く計算高いものに戻った。


「このすべてについて、正確に何を知っているんだ、司令官? 大地の世界樹、イスリルはすでに感染しているのか?」


エルヴィンの顔がこわばった。彼は鋭いクリック音と共に剣を鞘に収めた。


「良いニュースとしては、マーカス、イスリルはまだ感染していない。奴らはあの地下ダンジョンの正確な中心に暗黒物質を放ち始めたが、天空の世界樹アイテラスがその脅威に気づいたのだ。本土の双子を守るため、アイテラスはすべての感染を引き受け、黒檀の疫病を吸収して頂上へ押し上げ、イスリルへ下るのを防いだのだ」


グループは、その犠牲の大きさに打たれ、沈黙した。


「しかし、アイテラスは死にかけている」


エルヴィンは緊急性を帯びた声で続けた。


「これ以上長く盾としては機能できないだろう。黒檀の疫病が防御を破り、両方の世界を感染させる前に、我々は動いてこの狂気を終わらせなければならない。そのためには、2つのチームに分かれる必要がある」


司令官は光る壁画を指差した。


「一つのチームは深淵へ降り、あのダンジョンの深部に向かい、すべてが始まった中央の巣窟を破壊しなければならない。もう一つのチームはここに残り、天空の世界樹の上部の根に向かって行軍し、儀式で黒檀の疫病を導いて腐敗プロセスを加速させているノトリウスと、彼のフードを被った狂信者たちを止めなければならない」


ジンの周りの空気がパチパチと鳴り始めた。金属の杖の破片から黄金の静電気の弧が猛烈に弾け、純粋な憎悪の仮面へと歪んだモンクの顔を照らした。


「俺がノトリウスと対峙する」


ジンは宣言し、その声は抑えきれない怒りに震えていた。


「俺はここに残るグループに入る。奴は俺の友人を冷酷に虐殺した……そして奴らのマナ、彼らの魂を使ってアイテラスを感染させている。この手で奴を殺す」


エルヴィンは若いモンクを見て、彼の中に消えることのない喪に服す炎を認識した。司令官は重々しく頷いた。


「君にはそのチャンスが与えられるだろう、ジン。私もあのクソ野郎とは未解決の恨みがある。1年前、奴は卑怯な待ち伏せで私の師団を全滅させたからな」


エルヴィンは装甲された拳を握りしめながら明かした。


「それに、ノトリウスは一人ではない。奴らは木の根元に厳重に要塞化された基地を建設し、何十人ものエリートのフードの男たちに守らせている。君一人では、絶対に奴らの戦線を突破することはできない」


エララは1秒たりとも躊躇しなかった。彼女は前に進み出た。父の隣に立ち、鋼のヌンチャクを握りしめる。彼女のエメラルドの目は、戦場で見せたのと同じ揺るぎない決意で燃えていた。


「私も一緒に行くわ、お父さん」


テイマーは宣言した。


「もう二度とお父さんを置いていかない。私の阿修羅(アシュラ)と一緒に、フードの男たちから背中を守るわ」


マーカスはそのラインナップを観察し、生意気で致死的な笑みが彼の顔に浮かんだ。テイマーと彼女の巨大なグレード3の魔物を、戦場における2つの別個のユニットとして考慮し、素早く頭の中で計算したのだ。


「なら、グループは完璧なバランスで準備完了だな」


幻影の君主は一歩下がりながら叫んだ。彼はエルヴィン、エララ、ジンを見つめ、阿修羅のことを思った。


「あんたたち4人は上に残れ。ノトリウスを止め、根を掃除するんだ」


そして忍者は振り返り、すでに地獄の解体者(インフェルナル・ブッチャー)の熱を放射しているカルダーと、石雲の巡礼者の威圧的で無口な巨体を指差した。彼の傍らでは、ドラゴブリンが暗い炎の小さな火花を吐き出しながら、戦いたくてうずうずしているように唸っていた。


「で、俺たち4人は下へ行く」


マーカスは締めくくった。その黄金の目は脅威的な暗闇で輝いていた。


「別れる前に」


エルヴィンが口を挟み、柔らかな黄金とエメラルドの光を放つ7つの織物をクロークから取り出した。


「アイテラスの根と、この避難所の固形化された光を編み込んで、これらの腕章を作った。これを着けろ。すでに免疫がある巡礼者以外は全員必要だ。あそこに出た時、黒檀の疫病に感染するのを防いでくれる」


彼はマーカス、カルダー、ジン、エララ、ドラゴブリン、阿修羅に7つの腕章を配り、最後の一つを自分の前腕に結びつけた。


一方、カルダーが前に進み出た。ポケットからワックスペーパーで包まれた3つの小さなパッケージを取り出し、エララ、ジン、エルヴィンに渡した。


「これはお前たちにだ。それぞれ1つずつ、『カロリー・オーバードライブ濃縮干し肉』のバーだ」


シェフは極めて真剣に説明した。


「丸3分間、物理的筋力、敏捷性、そしてスタミナ回復量に+1000%のブーストを与える。だが、よく聞け。効果が切れた後、お前たちは本当に消耗し、筋肉の反動から地獄の苦しみを味わうことになる。絶対に、そして排他的に、極限の状況でのみ使え」


エルヴィンは頷き、バーをポケットにしまった。その信じられないほどの戦術的利点に感謝した。


グループは出発の準備ができた。2つのチームが互いに向き合い、その雰囲気は壮大な緊張感に満ちていた。恐怖と多幸感の瞬間があったが、今、彼らの道は世界を救うために分岐しなければならなかった。


「どうか……死なないで」


エララはマーカスとカルダーを見て、愛情と心配に満ちた笑顔で言った。


マーカスは金髪の房を直し、彼特有の傲慢な笑顔で返した。


「お前らこそ、あの上で死ぬなよ。ミッションが完了したらまた会おうぜ」


最後の理解の頷きと共に、2つのグループは背を向け、それぞれ自身の地獄へと真っ直ぐに行進を開始した。

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