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異世界 満喫トラベラー ~のんびり旅行するつもりが色々巻き込まれました~  作者: みみたん


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第9話 分断

 ガレスさんが先に中へ入る。

 私たちも続く。暗い入口を前にして、さすがに少し緊張した。


 中は石造りの通路になっていた。

 湿った空気が漂い、森の中よりもひんやりしている。

 壁には、外から見えたものと同じ不気味な紋章が刻まれている。


 私たちは周囲を見回しながら通路を進む。

 そのとき、ドラタンさんが私に声をかけてきた。


「ハルカ」


「なに?」


「少し俺から離れてきてるぞ。俺の後ろを歩け」


「どうして?」


 ドラタンさんは真面目な顔をして答えた。


「俺が通った場所は罠の心配がない。安全だ」


 意外と色々気にしてるのね。


「ありがとう」


 私は素直にドラタンさんの後ろへ行こうとしたらポポが寄ってきた。


「クルル♪」


「ポポ、どうしたの?」


「クルル♪」


 ポポは私の前で立ち止まると、くるりと後ろを向いて、その場でしゃがみ込んだ。

 なんて可愛いの!ポポの気遣いは無駄にできないわ。

 背中に乗るしかない!


「ポポって私の王子様みたい。ありがとう♪」


「クルルー♪」


「なっ……!」


 ドラタンさんの顔が引きつっている。


「ドラタンさんもほんとにありがとう。でも、私は大丈夫。みんなを守ってあげて?」


 パルが小声で口を出してきた。


「ハルカってとどめを刺すのが得意だよな」


「まあ……ちょっとね、脈があると思わせてもかわいそうだしさ」


 小声だったし、聞こえているわけじゃないと思うけど、ドラタンさんの顔がさらに引きつった。

 ドラタンさんは苦々しそうに呟いた。


「……そうだな」


 ポポが立ち上がり、そのまま歩き出す。

 私はポポの背中に乗ったまま楽々と移動する。


「ポポ様の近くが一番安全だ」


 気づけばモフモフ団もポポの周囲へ集まっていた。


「お前らまたか……」


 ドラタンさんが何とも言えない顔をする。


「ポポ、大人気だね」


「クルル♪」


 ポポは何も気にしていない。


 先頭付近をポポが歩き、その背中には私。

 その周囲をモフモフ団が固めている。


 ドラタンさんは少し離れた場所を歩いていた。

 ガレスさんは先頭側で警戒している。


「まじめに調査しようとしてるのはガレスだけじゃないか」


 パルが呆れたように言った。

 私たちはそのまま遺跡の奥へ進んでいく。

 奥へ進むほど壁に刻まれた紋章が増えていく。

 最初はところどころにあるだけだったのに、今では壁のあちこちに刻まれている。

 形も少しずつ違う。

 私は左右を眺めながら進んでいく。


「あれは……」


 大きな扉が見えてきた。

 扉にも複雑な紋章が刻まれている。

 私は身を乗り出した。


「あの先には何があるんだろう?」


 ガレスさんが足を止めた。


「……あからさまな怪しさです」


 その言葉に、モフモフ団が身を寄せ合った。


「ハルカ殿、警戒を怠らないでください」


「うん」


 扉を見つめる。

 ここまで何も起こらなかった。

 この先で何か起こりそうだなと思った。


「……絶対ヤバいぞ、これ」


「こういう扉は開けちゃいけねぇんだよ」


「でも、ここまで来たんだから、こいつら絶対に開けるぞ」


 さっきからモフモフ団は……。

 本当は開けてほしいんだよね?


「お前ら、さっきから何をそんなに怯えているんだ?」


 ドラタンさんまで呆れてるじゃん。


「だって、どう見ても普通じゃねぇだろ!」


「そうだ!」


「絶対に何かいるぞ!」


「まだ何も出てきてないよ?」


 私が振り返ると、全員が一斉に私を見る。


「だから、そういうことを言うと出るもんだろうがよぉ!」


「私がフラグを立ててるってこと?」


「フラグ? よくわかんねぇが、こんなのは出ると決まってんだよ!」


 そうか、ここは日本の常識が通じないんだった。

 ガレスさんは私たちのやり取りよりも、扉の周囲を調べていた。

 一通り確認したみたい、立ち上がってみんなを見た。


「問題なさそうです」


「本当か?」


「罠の類は確認できません」


 ガレスさんが扉に手をかける。


「開けてみます。警戒を解かないでください」


 慎重にガレスさんが扉を押した。

 重そうな扉がゆっくりと開いていく。

 私は思わず身を乗り出した。


「……わぁ」


 扉の向こうに広がっていたのは、今までの通路とはまったく違う空間だった。

 かなり広い。

 石造りの建物なのは変わらないけど、中には明らかに設備のようなものがたくさん並んでいる。


 巨大な水槽とそこから伸びている複雑な管と、その近くには金属製の見たこともない器具がたくさんあった。

 手術台みたいなのもあって、壁にはまたいくつもの紋章が刻まれている。

 床には魔法陣のようなものまである。そして、少し離れた場所にはいくつもの檻。

 これはもうすごくファンタジーです。


「すごい……!」


 なんだろう、めっちゃファンタジーの実験室。


「本当に異世界って感じ……」


「ハルカ殿、遊びに来たわけではありませんぞ」


 ガレスさんに注意されちゃった。


「はーい。ちゃんと警戒するね」


 こんなものを見たら気になっちゃう。

 周囲を見回す。そして、すぐに気づいた。


「あれ?」


「どうしました?」


「ここにも誰もいないよ?」


 さっきまでの通路と同じだ。静かすぎて生き物の気配がない。


「そのようですね」


 ガレスさんも周囲を見回す。


「この施設は……何かの研究をしてますよね」


「研究?」


「ええ。用途までは分かりませんが……」


「そうだな。その魔法陣はおそらく召喚魔法陣だ」


「え?」


 声のしたほうを見る。

 ドラタンさんが床に刻まれた魔法陣を見ていた。


「これ分かるの?」


「ああ」


 私はかなり驚いた。

 ドラタンさんのイメージと違う。


「魔法陣にはいくつか種類がある。これは……何かを呼び出すためのものだろう」


「何かって?」


「そこまでは分からん」


 ドラタンさんは魔法陣を眺めながら答える。

 ガレスさんも近くまで歩いてきた。


「召喚魔法陣ですか……」


「ああ。俺はドラゴンを召喚するから知っていた」


「さすがドラタン殿。ただし何を召喚するかまではわからないと?」


「細かいところまでは分からん。ただ、ここで何かを召喚し、それを使っていた可能性は高い」


 ガレスさんが魔法陣を見つめる。


「……なるほど」


 二人が魔法陣や周囲の設備について話し始める。

 私には分からない言葉が多かったけど、ちょっとやばい施設かも。


「魔族の紋章らしきものがあります」


 ガレスさんが壁の紋章を指さす。


「ここは魔族が使っていた施設なのかもしれません」


「しかし、もぬけの殻だな」


 ドラタンさんが周囲を見回す。


「この状態を見る限り、最近まで研究が行われていたと推測できます」


「最近放棄されたってこと?」


 私が聞く。


「おそらく」


 ガレスさんが頷いた。


「埃は見えませんし、設備が劣化した様子もありません」


「じゃあ、もっと奥を見てみよう」


 施設の奥を見る。

 扉はないけど、奥に部屋がある。


「ハルカ殿……」


「ちゃんと気を付けるから」


「……分かりました」


 ガレスさんがまた周囲を見回して警戒をはじめた。

 ポポが先頭になって進むと、巨大な水槽が見えてきた。

 さっきの部屋で見たものよりずっと大きい。

 中には何かが入っている。


「何だろう?」


 近づいていくと水槽の中にいたものが、はっきり見えてきた。


「…………」


 そこにいたのは、一匹の生き物だった。


 獣のような身体で、その背中には翼がある。

 脚が何本あるのかも分からない。

 身体のところどころには管がついている。

 さらに身体の一部は、結晶のようなものに覆われていた。


「……何これ」


 ガレスさんが近づいてきた。


「こんな魔物は初めてです。ここで作られたのでしょうか」


「作られた……?」


「ええ、つぎはぎに見えるので」


 ガレスさんは周囲への警戒を解かないまま、水槽を調べている。


「それに――」


 別の水槽を見る。そこにも何かがいる。さらにその隣にも。


「……まだ生きています」


「え?」


 私は水槽へ近づく。

 中の生き物が、ほんのわずかに動いた。


「生きてる……」


 その瞬間、モフモフ団が一斉に騒ぎ出した。


「やっぱりここヤバいところじゃねぇか!」


「だから言っただろ!」


「こんなの作って何するんだよ!」


「知らねぇよ!」


 みんながポポの近くに集まる。

 私は水槽の中を見ながら考える。


「……これ、魔物?」


 ガレスさんの表情が険しくなった。


「そうですが、明らかにただの魔物ではない」


 私はもう一度、水槽を見る。

 確かに普通の魔物には見えない。

 いくつもの魔物を無理やり組み合わせたような姿。

 それぞれの水槽に入っているものも、身体の形が少しずつ違っている。


「……これって、研究してたのかな」


「おそらく」


 ガレスさんが周囲を見渡す。


「召喚魔法陣。巨大な水槽。檻。生物を固定するためと思われる台座。そして、この異形の生物」


 ガレスさんが一つずつ確認している。


「ここでは、魔物を研究していた可能性が高い」


「魔物を?」


「ええ。そして、この施設が魔族のものだとすれば……」


 ガレスさんが水槽の中を見つめる。


「人間族との戦争に使うための魔物を研究、製造していたと考えることもできる」


「戦争……」


 私はその言葉を聞いて、水槽の中を見る。

 身体をいくつもの管に繋がれた異形の生物。


「つまり、ここは……?」


「魔族が人間領へ攻め込むための兵器開発施設」


 ガレスさんの声は大きくないのに響いた気がした。

 モフモフ団がポポに近寄りすぎて押しくらまんじゅうみたいになってる。


「兵器って……」


「こんなのを作って自分たちが食われたんじゃねぇか……?」


「怖すぎるだろ……」


 水槽から視線を外せなかった。

 使うなら今しかない。

 鑑定を遺跡に入ってから使うかどうか迷っていた。

 未知の遺跡だからこそ、自分の目で見て回りたかった。


 でも、ここまで来ると話が違う。

 これが何なのか。この施設が何のために作られたのか。

 私は鑑定を使うことにした。


「……鑑定」


 視界の中に情報が浮かび上がる。

 周囲の設備と生物、そして施設そのもの。

 私は一つずつ確認していく。


『魔族による魔物研究施設

 目的:人間族への侵攻

 研究内容:魔物の改造、強化、複数種の融合


 製造対象――キメラ』


「……」


 さらに情報を追っていく。


『研究は途中で放棄されている

 現在は稼働していない

 最終更新からも、時間はさほど経過していない』


 私は鑑定を解除した。


「ここは魔族がいる世界で、人間と戦争をしてるんだね」


 それだけじゃない。

 ドラゴンレース中に出てきたモンスターの大軍も、戦争の始まりってこと?


 私はもう一度、周囲を見回す。


 さっきまでは、珍しい遺跡を見つけたことに少し興奮していた。

 異世界らしい場所を見つけて、これは観光地として面白そうだな、と。

 でも今は、そんな気分にはなれなかった。

 目の前にあるのは、魔物を改造して、人間を攻撃するために作られた施設。


 私は異世界に来て、まだそんなに時間が経っていない。

 この世界がどういう場所なのかだって、ほとんど知らない。

 ただ、のんびり旅行して、美味しいものを食べて、綺麗な景色を見て――。

 そんなふうに過ごせればいいと思っていた。


「……戦争、してるんだ」


 さっきガレスさんが言った言葉を思い出す。

 魔族と人間。

 その二つの種族が、本当に戦っている。

 しかも、こんなものまで作って。

 私は水槽の中のキメラを見る。


「……」


 なんだか、急に怖くなってきた。

 もしかして私、思っていたより大変な世界に来ちゃったんじゃないかな。

 旅行だけして、のんびり暮らす。

 そんな簡単にはいかないのかもしれない。


 ここで、誰かが人間と戦うための準備をしていたということ。


「……なんだかなぁ」


 神様に異世界をのんびり満喫旅行したいって言ったのに、あの配信上位を取ると息巻いていた神様は、私を殺伐とした世界に送り込んだのね。



★★★



 ハルカが考え事をしながらも、調査団とモフモフ団は歩みを進める。

 研究施設の奥へと進んだハルカたちは、さらに広い部屋へと辿り着いていた。

 これまでの研究室とは違う。

 なにもない部屋の中央には巨大な魔法陣が刻まれていた。

 複雑な紋様が幾重にも重なり、淡い光を帯びている。


 ハルカはポポの背中から身を乗り出した。


「これ、何だろう?」


 興味津々といった様子で魔法陣を眺める。

 これまで何もなかったことから、気が抜けていたのだろう。

 何の躊躇もなく近づこうとした。


「ハルカ殿」


 ガレスがすぐに声を上げる。


「触らないでください」


「え?」


「こういった場所にある魔法陣は、何らかの仕掛けが施されている可能性があります」


「そっか」


 ハルカは素直に足を止める。そこまではよかった。

 問題は、その魔法陣がすでに起動条件を満たしていたことだった。

 魔法陣の周囲に刻まれた紋様が僅かに明滅する。


 微かな変化に誰も気づかない。

 魔法陣は、誰かが踏んだ瞬間に発動するような単純な罠ではなかった。

 一定範囲内に存在する対象を、まとめて転移させる。

 そういう仕組みだった。


 そして、その範囲内にいたのは――。

 ハルカ、ポポ、パルとモフモフ団だ。


「……あれ?」


 ハルカが首を傾げる。

 足元から光が溢れた。


「何だこれ!」


「団長!」


「ポポ様!」


「えっ?」


 突然のことにモフモフ団が一斉に騒ぎ始める。

 ポポも不思議そうに足元を見た。


「クル?」


 パルだけが、何かを察したように羽を広げる。


「ハルカ!」


 ドラタンが叫んだ。

 その声に反応して、ハルカが振り返る。


「ドラタンさん?」


「ハルカ!」


 ドラタンが駆け出した。

 しかし遅い。

 魔法陣から溢れ出した光が、一気にその範囲を包み込む。


「待て!」


 ドラタンが手を伸ばす。

 その指先がハルカに届くより早く光が弾けた。


 ――そしてハルカたちは、跡形もなく消えた。


「…………」


 部屋はまた静寂に包まれた。

 つい先ほどまで人の声が響いていた部屋に、何も残っていない。

 そこに立っていたのはガレスとドラタンだけだった。


「くっ……転移魔法か」


 ガレスが魔法陣を見下ろす。

 驚いたが、取り乱してはいない。

 すぐに魔法陣の状態を確認し始める。


 一方、ドラタンは固まっていた。

 やがて、その肩がわなわなと震え始める。


「……なぜだ」


「ドラタン殿?」


「なぜ俺じゃなく、あいつらと一緒に消えるんだ!」


 ガレスが顔を上げた。


「……なんのことです?」


「俺のハルカが……!」


 ドラタンが頭を抱える。


「男の集団と転移しちまった……!」


「いや、普通はハルカ殿たちの安否を心配するのが先でしょう」


 ガレスは呆れて、次にドラタンの態度にイライラしてきていた。


「お前はポポの強さを直接見てないから分からないんだよ!」


 ドラタンが勢いよく振り返る。


「あれは鬼神のごとき強さだぞ!」


「……鬼神」


「心配の必要なんかない!」


 あまりにも強く断言するドラタンに、ガレスが目を細めた。


「そんなに強いんですか?」


「何百体、いや何千体はいたモンスターをポポだけで撃退だぞ!」


「……」


「守備隊なら報告書を見てるだろうが!」


「報告書は読んでいますけど……」


 ガレスは少し考える。


「それなら……ポポ殿がいたら助かる見込みも上がるのか?」


「そういうことだ!」


 ドラタンは堂々と胸を張った。

 どうやらハルカの安全については本気で心配していないらしい。

 というより、別のことが気になって仕方がないみたいだ。


「……しかし」


 ガレスが魔法陣を確認しながら呟く。


「転移先が分からない以上、完全に安全とは――」


「そんなことより!」


 ドラタンが食い気味に遮る。


「なぜ俺じゃないんだ……!」


「まだ言ってるんですか」


「俺ならハルカを守れた!」


「ポポ殿が一緒なら問題ないのでは?」


「そういう話じゃない!」


 ドラタンが悔しそうに叫ぶ。


「俺がハルカの近くにいるべきだったんだ!」


「先ほどまで少し離れた場所を歩いていたのは、どなたでしたか?」


「……」


 痛いところを突かれ、ドラタンは言い返せなかった。

 そして話を逸らした。


「……俺のハルカが」


 ぼそりと呟いた。

 ガレスが顔を上げる。その顔には苛立ちが見えている。


「そういえばドラタン殿」


「なんだ」


「先ほどから『俺のハルカ』と言っていますが」


「……」


「ハルカ殿は、ドラタン殿のものではないのでは?」


 さっきからガレスがドラタンに攻撃的な気がする。

 ドラタンはあることに気づいたようだ。


「……」


 舐めるようにガレスを見る。

 日本風に言うなら全身を見るヤンキーみたいだ。


「お前……」


「はい?」


「もしかして」


 ドラタンの目が鋭くなる。


「ハルカを狙ってるのか?」


「……」


 ガレスはドラタンを観察している。

 そして、極めて真面目な顔で答える。


「ハルカ殿は確かに魅力的な女性です」


「……」


「否定はしませんよ」


「――お前がハルカと一緒に転移しなくて良かったわぁぁぁぁ!!!!」


 遺跡の奥に、ドラタンの絶叫が響き渡った。

 ガレスは耳を押さえながら、深々と溜め息をつく。


「……まったく」


 そして、改めて転移魔法陣へ視線を戻した。


「まあ……今は、ハルカ殿がおそらく安全ならば」


 ガレスは魔法陣の構造を調べながら続ける。


「我々のやることは二つ。調査の続行と、ハルカ殿たちの探索ですね」


「……」


 ドラタンは答えない。

 ただハルカたちが消えた場所を、悔しそうに見つめていた。


「……俺のほうが強いのに」


「ポポ殿のほうが強いのでは?」


「そういうことを言うな!」


 静まり返った遺跡に、再びドラタンの声が響いた。


 ――こうして。

 ハルカたちは、古代遺跡に残された転移魔法陣によって、忽然と姿を消した。

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