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狂人転成  作者: 美味しい仮面
魔法学園編
75/102

高貴な方々の漫才

「やあ!二人ともおはよう!」


その瞬間、二人…王子様とシルヴィアさんが王子は膝落としを、シルヴィアはアクアボールを打って来た。


「元気だねえ…はい」


王子の足を掴んでアクアボールが来そうな場所に顔を置く。

クリーンヒット!王子は死ぬ。


「プワァ!?」


「あ、生きてた」


「殺す気だったのか!?」


「ッチ…王子…邪魔」


「お前は魔法を打つんじゃない!それに、僕だってお前が魔法を打たなかったらもっとやりようがあった。お前の方こそ邪魔なんだよ」


「負け犬の…遠吠え…ッハ」


「…………………」


「…………………」


「仲良いねえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」


「お前は、なんでそんなに伸ばしてるんだ…」


「肺活量の限界が知りたくって」


「今やることか!?」


「人生において、無駄な時間は存在しない…もしかしたら後2秒で死んでしまうかもしれない…だから、私は少しでも疑問に思ったらそれを行動に移すんだ…今考えた言い訳だけど、結構いいね。これからも使おう」


「最後のやつで台無しだぞ…」


「…私やっぱりこいつ嫌い」


「僕も好きではないよ…」


「あ、冒険者カード取れた?」


「…取れたが」


「私も…取れた」


「ランクは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?????????????????????????????????????」


「君は、誰かを煽らないと気が済まないのか?1だけど…」


「1…何か、問題でも?」


「ほうほうほほうほう…鎌瀬さん?」


「…そうだな確かそんな名前だった」


「へ〜〜〜〜」


「…なんだ、その声」


「ん…ん…んん…ま、いいよお」


「なんだこいつ…そういえば、昨日のあの子は?」


「お友達。因みにゴブリン200体くらいなら相手にできる」


「化け物か?」


「…うそ…とは…一概には…言えない」


「ち〜な〜み〜に〜私は20000体くらいなら相手にできまーす」


「うそ」


「うそ」


「決めつけ、いくない」


「そう言えば、今日はどうするんだ…その…」


「おやおや?楽しみにしてたのかな?ん〜言ってごらん?」


「君は本当に煩いな!今日は依頼があるか聞いているんだ!」


「ん〜行くけど、依頼はないねえ」


「そうか…その…だな…やりたい依頼があるんだが」


するとシルヴィアがギョッと王子を見る。


「あれ、本気だったの?」


「…男なら、一度はやってみたことなんだ。そのだな、ドラゴン討伐がしたいんだが」


「ムリかな〜どこにいるかもわからんし」


「そうか…」


「だから、言ったのに。馬鹿」


「…はっ、アクアボールしか脳がないやつに言われたくはないな」


「…」


無言でアクアボールを展開するシルヴィア。


「…」


無言で腰にあった剣(木製)を抜いた王子。


「…」


無言でお手玉を始めた俺


さあ!勝つのはどっちだ!


カシャ…カシャ…カシャ…


お手玉の中のビーズの音が響く。


スパン!スポン!グルアアアアアアアアアア!!!!!


3つのお手玉が何故か10個に増えた。後、お手玉から時々化け物の声が聞こえる様になった。


瑠璃!どうしてここに!?まさか自力で脱出を!(無言の腹パン)ぐう!ああああ…彼女は…瑠璃ではない。


10個のお手玉は気がつけば100個ほどになり、赤白黄色に咲いて並ぶチューリップもびっくりなほどカラフルになっていた。

後、だんだん煩くなってきた。


見附さん!これは、事件です!マーマイトが奪われました!え!あれ???ちゃんのだったの!?ごめん、私が捨てた。


最終的に媚を売り始めた。


「…もういいわ…」


「ああ、なんかもう、疲れた」


争いは何も生まない。そんな事を教えてくれて、ありがとう、お手玉。


「じゃあ、私の勝ちですね。なんか奢りやがれください」


「却下」


「貴方に、何かを、奢るなら、鼠に、餌あげる方が、何億倍か、精神的に楽」


「えー…」


あら?何か注目されてる。

見ると周りの人が全員此方を見ていた。

何故だ…ああそうか。こいつら目立つもんな。


「ほら、一真。貴方が起こっているから皆さんが此方を見ているでしょう」


「お前は本当に責任転嫁がうまいな」


「ありがとう」


「皮肉だぞ」


「それよりも先生来たよ」


「ッチ」





「えー、では、今日もアクアボールを使って貰うんですが…ですが…一真様、シルヴィア様、隼人様、貴方達はみんなの前でアクアボールを見せてもらいます。そして師事してあげてください」


成る程、面倒な奴はアクアボール覚えてるし、くっつけない作戦か、完璧な作戦だな。俺がアクアボールを使えない事を除けば。


「せんせー!私アクアボールつっかえっませーん!」


「きゅうううううう」


先生が倒れた!このひとでなし!





「何食べよっかな〜よし!おばちゃん!『漆黒と暗黒の混ぜご飯』一丁」


「ほい!ひじき一丁!」


ひじきご飯だったかあ…



「おまたせ〜」


テーブルには3つの人影、凛花と一真とシルヴィアだ。


「なにそれ」


「ひじきご飯…そんなのあったか?」


「…髪の毛?」


「凛花はまたカレー?一真は…日本料理っぽいね」


「日の元は、ご飯が美味しいから、なんでも食べれる」


「これは『漆黒と暗黒の混ぜご飯』って言うんだよ」


「なんだその禍々しいのは」


「ほいほい、早く食べましょい」




それから20分かけて食べてギルドに来た。


「こんにちは〜〜〜〜はっはっはっは」


めっちゃ面倒臭そうな顔された。

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