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1つ目のエピローグ

『あはははは!』


 耳障りな哄笑が続いていた。


 日は既に暮れかけている。

 ドローデンの西方に拡がる広大な森林地帯。


 その上空を、手に入れたばかりの悪魔の翼でアゼルは飛んでいた。


 遥かに遠い稜線の向こうに、今にも沈みそうな太陽がわずかにその顔を覗かせている。

 鬱蒼とした森を眼下に、沈みかけの夕陽に向かって、アゼルはひたすら飛び続けた。


 逃げるように、飛び続けた。


『あははは! あはははははは!』


 ゼルペンティーナはずっと笑い続けている。


 それは肉声ではない。

 アゼルの耳朶を震わせることなく、繋がった魂を通じて頭に直接響いてくる『声』。


 だから吹きすさぶ風にも掻き消されることはなかったし、耳を塞ぐこともできなかった。


『ああ、おかしい! ねぇ、あんたも見たでしょう? あの子達の顔ったら、まったく傑作だったわね!』


 けたたましい声を無視して、アゼルは黙々と飛ぶ。


『特にリタ。子供みたいに泣きべそかいて、みっともないったら!』


「……」


 黙々と、飛び続ける。


 すると唐突に笑い止んだゼルペンティーナが言った。


『もうこの辺りでいいでしょう。あの岩山に降りてちょうだい。人の目もないだろうし』


「……ああ」


 眼下の岩山に向かって急降下する。

 羽の使い方など習ってもいないのに、なぜか自然と使い方がわかった。


 無事に着地すると、アゼルの背中から剥がれるようにゼルペンティーナが離れ、再び人の姿を取った。


 そして言った。


「ねぇ、今どんな気持ち?」


 いまだ笑いの余韻を残した声で、上機嫌にそうアゼルに訊いた。


「あの顔が見たかったんでしょう? ヴェロニカが言ってたわよね、リタに思い知らせてやりましょうって。あんたの気持ちをあの子にわからせてやりましょうって」


「……」


 アゼルは答えなかった。ただ黙って拳を握った。


「あんた、見事にやり遂げたってわけね。それにしてもあの子の顔ったら。何回思い出しても笑えるわ!」


「……どんな気持ちかと尋ねたな」


「ええ、言ったわよ。それが何?」


 アゼルはゼルペンティーナの首を掴むと、力任せに地面に叩き付けた。

 そして仰向けに倒れた相手に顔を突きつけ、感情のまま怒声を浴びせた。


「ああ、答えてやるよ――最悪の気分だ!!」


「あはははは!」


「嗤うな!」


 悪魔の首を締め上げながら、もう一方の手で自分の胸を掻き毟る。

 しかしアゼルが顔を歪めたのは掻き毟った痛みのせいではなく、苦悩のためだった。


 身体より、心が血を流していた。


「これでよかったんだろう! どうだ、やってやったぞ――お前の望み通りに!」


「ええ、これでいいわ。これから先、あの子達がいたら邪魔だもの」


 硬い岩盤に叩きつけられようと、首を締め上げられようと、ゼルペンティーナは一切の痛痒を感じていないようだった。


 ましてこちらの怒りなど、ないものが如く。


 それが無性に腹立たしかった。


「本当にこうするしかなかったのか……っ」


「ええ。言ったでしょう? 私たちの目的は魔王ラウエリンを滅ぼすことだと」


 薄笑いを浮かべたままで悪魔は続ける。


「ロミュオーを倒したことでリタは生き延び、幾つかの未来への分岐が生まれた。だけどリタを巡る全ての分岐には今も猶、ラウエリンの因果の糸が絡みついているわ。このままではいずれ殺されるでしょうね」


 アゼルはぎり、と奥歯を噛み締めた。


「魔王を殺さなくてはリタは救われないということか」


「そうよ。だけど今の私達じゃそんなのどだい不可能な話。だから私達は旅に出なくてはならない。多くの悪魔や悪魔憑きを殺して、その魂を喰らう旅にね」


 悪魔が物騒なことを気楽に嘯く。


「そんな血腥(ちなまぐさ)い旅にあの子達を巻き込みたくないでしょ?」


「当たり前だ」


「なら文句言わないの。あれぐらい突き放してやらなきゃあの子達は追いかけてきてしまうもの。だったらこうするしかないじゃない」


 そう言うとゼルペンティーナはアゼルの唇を指でなぞった。


 アゼルは怒りに任せてそれを払いのけた。


「やめろ」


「そう邪険にしないでよ。さっきは自分からし(・)て(・)き(・)た(・)くせに」


 くすくすと笑う。


「正直驚いたわ。あんたにあそこまでできるなんて思ってなかったもの。ふふ、初めて目にした私の色香に我を忘れちゃったのかしら?」


「ふざけるな。誰がお前のような悪魔に」


 アゼルは苛々とゼルペンティーナを睨みつけた。


「それが俺の理想の姿だと? 適当なこと言いやがって。俺はお前を見ても何も感じないぞ」


 こうしてこの女を組み敷いていても何ら劣情めいたものは湧いてこない。

 あるのは煮えたぎるような怒り……それだけだ。


 ゼルペンティーナはそれを聞くとからかうような笑みを浮かべた。


「ふふ、そうよね。あんたの好みはもっと清純なタイプだものね」


「黙れ」


「でも、ああ言ったからこそあんたも私の意図を汲み取ることができたんでしょう? 即興の割によくできたじゃないの。褒めてあげるわ」


「うるさい!」


 リタの泣き顔が頭から離れない。


 ああすれば少しはショックを受けてくれるだろうと思った。

 自分がゼルペンティーナに誑かされ、彼女達を裏切ろうとしていると。


 そう信じてくれるだろうと思い、あんな芝居を打った。


 だが、まさか。

 まさか、あそこまで……。


「あんなに傷つくとは思わなかった?」


 アゼルの肩がビクリと震える。

 ゼルペンティーナはそれを見ると、大袈裟に嘆息した。


「つくづく馬鹿ねぇ、あんたって。だから私が最初に教えてあげたじゃない」


「……何のことだ」


「忘れちゃった? 私は最初に言ったはずよ。『リタだって本当は、あんたのことが好きなんだ』ってね」


「……」


「本人に自覚はなかったでしょうけどね。いいえ、今だって本当の意味でわかっているかどうか……。あんたへの想いが友情とか親愛なんかじゃなく、恋愛感情なんだってね」


「……そんな筈はない」


 アゼルはかぶりを振った。


「リタはマルクの婚約者だ」


「親が決めた婚約でしょう? 出逢ったのはあんたの方が先じゃないの」


「だから何だ? どちらが先に出会ったかなんてどうでもいいことだ」


「あら、いいこと言うじゃない。ヴェロニカにも聞かせてあげたいわねぇ!」


「……」


 アゼルは無言で相手を睨んだ。

 が、ゼルペンティーナは涼しい顔をしている。


 もとより悪魔がこれくらいで怯むはずもない。根負けして口を開いた。


「俺を嬲って何の意味がある? こうなることを望んだのはお前だろう。それとも何か不満があるのか?」


「不満なんてないわよ。ただ、傷ついたあの子達の代わりに一言いっておいてやろうと思ってね」


「どの口でそれを言うんだ。それをさせたのはお前だろうが!」


 感情を叩きつけるように怒鳴る。


 虫唾が走った。

 ゼルペンティーナに。そして、自分自身に。


「ええ、私が言ったわ。……そして、それを選んだのはあなた」


 ゼルペンティーナの顔からスッと薄笑いが消える。



「八つ当たりしてんじゃないわよ。これは、あんたが決めたことでしょうが」



 そして今までとは打って変わった冷たい声音でそう言った。


「……っ」


 アゼルは口を閉じた。


 その眼光に居竦められたからではない。

 相手の方が正しいと思ったからだった。


 掴んでいた首を離し、ゼルペンティーナに背を向けた。


「……悪かった」


 顔を見ないまま、告げる。

 上半身を起こしながらゼルペンティーナはまた嘆息した。


「だからあんたは駄目なのよねぇ」


「何のことだ」


「あんたも悪魔憑きなら、そこで退いてちゃ駄目よ。いくら相手の方が正しいと思っても、常に自分こそが正しいんだと主張し続けなさい。それで相手が折れたらあんたが正しいってことになる」


「は?」


「最初は演技でもいいわ。続けている内に本当に、そう思えてくるようになるから」


「……何だそれは。そんな見苦しい真似ができるか」


「息苦しいよりはマシでしょ?」


「……」


 アゼルは口を閉じた。

 沈黙するアゼルに向け、ゼルペンティーナが助言するように続ける。


「善人のまま悪魔憑きをやるのはきついわよ。心が磨り減る前に折り合いをつけときなさい」


「……いやだ。俺――僕は、僕のままでいたい」


 傷つけてしまった友人達の顔を思い浮かべる。

 去り際の、彼らの顔を。


 優しい彼らを傷つけておいて、自分だけ楽になるなど許されはしない。

 許される訳が……ない。


 どちらにせよ許されないのだとしても、この痛みに馴れたくない。この痛みを、忘れたくない。


「見苦しいよりも息苦しい方がマシだ」


 だからアゼルは、そう言った。


「あっそ。ま、あんたはそう言うと思ったけどね」


 興味なさげにそう言うと、ゼルペンティーナは肩を竦めた。


「別に私はどっちでもいいわ。あんたが駄(・)目(・)になったら、その身体をもらって次を探すだけだもの」


「……そうかよ。それぐらいの方がこっちも気が楽だ」


 そう吐き捨てて、続ける。


「リタは本当に大丈夫なんだな」


「ええ。何しろ聖女様だもの。今回の件もあったし、聖地で厳重に保護されるわ。聖地ハイリゲ=リンデには魔王だって迂闊に手は出せない。向こう三年間のリタの安全は保証してあげる」


「どうして三年間なんだ」


「三年したらリタの修行期間が終わる。その修行の締めとして、あの子は巡礼の旅に出ることになる」


「――!」


「わかったみたいね。それまでに私たちは強くならなくちゃいけない」


「……そうか」


一つ息を吐いて気持ちを鎮めると、アゼルは改めて相手に向き直った。


「これからどうする?」


「ようやく本題ね」


 ゼルペンティーナはニヤリと笑うと、虚空から何かを喚びだし、手に落とした。


 それをアゼルに向けて差し出す。


「ほら、受け取りなさい」


「なんだ?」


 受け取ったそれを眺める。

 細い鎖がついた薄い金属の板だ。

 板には何か文字が彫ってある。


「アベル・ホフマンの冒険者証よ」


「……? 誰だそれは」


「別に誰ってこともない、どこにでもいる駆け出しの冒険者よ。最初のゴブリン討伐に舐めてかかって、返り討ちに遭っちゃうぐらいにね」


「待て。それは死んだってことか?」


「半年前にね。偶々それを見つけたから、弔うついでにそれを頂いたってわけ」


「偶々、ね」


 どこまで本当かわかったものではないとアゼルは思った。或いはそいつを殺したのがこいつ自身であっても不思議ではない。


 忘れてはならない。この女は、悪魔なのだ。


「それで、これが何だというんだ」


 手の中の冒険者証に目を落とす。

 アベル・ホフマンと書いてあるのだろうが、アゼルには文字が読めない。


「こいつに成りすまして冒険者をやりなさい」


「なんだって?」


 思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。


「どうしてそんなことをする必要がある」


「決まってるでしょう? 強くなるためよ」


「強くなるため?」


「ええ。あんたは戦い方をまったく知らない。今日は何とか勝てたとはいえ、あんな危なっかしい戦い方じゃすぐ死ぬわ。ここから先は通用しない。それはわかるわね?」


「それは、まあ」


「契約の時にも話したように、私が力を取り戻すには悪魔の魂を食べるのが一番手っ取り早いわ。けど、あんた自身も強くならなきゃその力も宝の持ち腐れ。少なくとも未来視抜きでロミュオーに勝てるぐらいになってもらわないと、てんで話にならないわ」


「……だから冒険者になって腕を磨けってことか」


「そうよ」


「それに関しては別に文句はない。僕が言いたいのは、他の奴になりすます必要があるのかってことだ」


「そりゃあるわよ。あんた、教会に目をつけられた自覚ないの?」


 当然のようにそう言われ、アゼルは気が重くなるのを感じた。


「やっぱりそうなのか」


「当たり前でしょ。今回の事件、聖女の命を狙ったのは素性不明の悪魔ということで処理されるわ。教会上層部としてはあんたを犯人に仕立て上げたいところでしょうけど、リタとマルクがそれを許さないからね」


「……」


「あんたは大っぴらにはお尋ね者にならない。けど、教会にとって不都合なことを知っているのは事実よ。真っ正面からギルドに行って登録なんてしたら、すぐに聖騎士が駆けつけてくるでしょうね」


「わかったよ」


 アゼルは嘆息した。


 聖騎士がどれほど強いかはわからない。だが弱いはずはない上に、襲われたからといってこちらは相手を殺すわけにもいかない。


 そんなことをしたら、今度こそ完全にお尋ね者になってしまうだろう。

 色んな意味で厄介この上ない相手だった。


「それでこ(・)い(・)つ(・)に成りすますってわけか」


「ええ。アベル・ホフマンは人種、性別、年齢、そして外見的特長が概ねあんたと一致するわ。あんたが取って代わるのに打ってつけってわけ」


「ああそうかよ。……じゃあ、今日から僕はアベル・ホフマンか」


 名前が変わることにさほど抵抗はなかった。

 今までの名にまったく愛着がない訳ではないが、特に好きな名前というほどでもない。


 これから今までとはまるで違う人生を歩むというなら、むしろ相応しいのかもしれない。


「アゼル・ホフマンよ」


 ――だというのに、なぜだかゼルペンティーナは首を振った。


「……なに?」


「名前を変える必要はないってこと。その辺の冒険者組合に寄ってこう言えばいいのよ。『登録する時に名前の綴りを間違えた。訂正してくれ』ってね。冒険者志望には読み書きができない連中も多いし、疑われることもないでしょ。大した手間じゃないわ」


「いや、ちょっと待て」


「ま、できるだけいいかげんそうな事務員のところで手続きするのが無難ね。なんならいくらか握らせたっていい。一度手続きしちゃえば、他の支部にもいずれ伝わるわ」


「待てと言ってるだろ」


 訳がわからずアゼルは訊いた。


「そんな手間を掛ける必要があるのか? こいつに成りすますならアベルのままでいいだろ」


 というより、その方がいいに決まっている。

 教会の目を眩まそうというのに、わざわざアゼルと名乗る必要がどこにあるのだ。


 しかしゼルペンティーナはまたも首を振った。


「いいえ、よくないわ」


「なんでだ?」


「だって、私……『アゼルとゼラ』って響き、気に入ったんだもの!」


「……はぁ?」


「語呂がいいし、なんたって覚えやすいわ。あんたもそう思わない?」


「お前、本気で言ってるのか?」


「もちろんよ」


 どこまで真剣かわからない口調でゼルペテンティーナは言った。


「考えてもみなさいよ。『アベルとゼラ』じゃ、なんだか格好つかないじゃないの。だいいち紛らわしいし、覚え辛いわ。そうでしょう?」


 真面目くさった顔でそんなふざけたことを言う。


 アゼルは相手にするのが馬鹿馬鹿しくなった。


「わかったよ、勝手にしろ。ただし手続きはお前がやれよ」


「はいはい、わかってるわよ」


 話は終わりとばかりにゼルペンティーナがパンパンと手を叩く。


「じゃ、行きましょうか。街道に出ればそのうち宿もあるでしょ。初日から野宿なんてご免だわ」


 そう言ってさっさと歩き始める。


 その後を追って歩き出しながら、アゼルは手許の冒険者証に目を落とした。


 アベル・ホフマン。

 いや、冒険者アゼル・ホフマン。


 それがこれからの自分の名だという。


 それで何かが変わるのだろうか?


 いや……とアゼルは首を振った。

 既に変わりすぎるほど変わっている。昨日までとは、なにもかも。

 昨日まで自分は、いつもの代わり映えしない修道院にいた。


 だが、今は違う。


 ここが何処かもわからない岩山の上で、アゼルは深く息を吸い込んだ。

 顔を上げ、遠い稜線に視線を巡らせる。


 さっきまで顔を覘かせていた太陽は既に完全に没し、わずかにその残照を残すのみとなっていた。


 眼下に拡がる森は、これから訪れる夜の闇に呑み込まれつつある。


(……冒険者か)


 父と同じ、冒険者という職業。


 幼い頃に憧れていた。……いや、本音を言えば今でもそうだ。

 まさか、こんな形でそれが実現するとは思ってもみなかった。


 高揚感などない。

 それを抱くには、手放してきたものが大きすぎる。

 背負った罪が、重すぎる。


 ……それでも。それに近い何かが湧き上がってくるのを抑えきれず、アゼルは身震いした。


 さっき、空を飛んでいた時。

 心は罪悪感で一杯だったのに、同時に禁じえない思いがあった。


 アゼルは、感動していたのだ。

 眼前に広がっている果てしない光景に。


 ずっとドローデンから出たことのなかったアゼルは、初めて目にした広大な世界の姿に、思わず目を奪われてしまったのだ。


 その広い世界に、これから足を踏み出す。

 かつて憧れた冒険者として。

 そう考えると、どうしても胸が高鳴ってしまいそうな自分がいた。


(いいんだろうか)


 僅かに、躊躇う。

 こんな自分に、それが許されるのか? と。


 迷ったアゼルの手は、無意識に父の短剣を求めていた。

 腰のベルトに差した柄に、ソッと手が触れる。

 父の手の温もりなど、当たり前だが残っていない。



 それでも――背中を押してもらった気がした。



「ちょっと、何してるの?」


 その声に顔を上げる。


 心とは裏腹に、いつの間にか足は止まっていたらしい。

 先を歩いていたゼルペンティーナが、腰に手を当てて自分が来るのを待っていた。


 そして言った。


「行くわよ、アゼル」


「わかってるよ――ゼラ」


 相棒に追いつこうと、アゼルは歩き出す。


 彼は気づいていなかった。その頭上に、いつしか星が瞬き始めていたことに――。



 アゼルはこうして旅立った。目の前に拡がっている、広大な世界に向かって。




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― 新着の感想 ―
どう転ぼうとリタとは結ばれる運命にはないんだから、リタがアゼルをどう思っているかなんて今さら関係ないだろうに。BSSはお早めに。諦めが肝心だぞ。 これから3年で強くなりすぎて狩りすぎて、リタが巡礼の…
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