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アパートごと異世界に転移したが、俺だけ収納スキルだったので住民を支配することにした  作者: 飯尾 意緒
第4章 英雄の傀儡と王都の胎動

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72/80

第72話:深淵を覗く者たちの夜

いつもご愛読ありがとうございます!

前回までのあらすじ:神田への焦燥と佐藤への渇望から自ら美咲らに縋って宿の乱交に加わった陽菜は、健太らの残した傷を美咲のスキルで癒やされつつ佐藤の上に跨がって狂気的に腰を振り蹂躙・服従し、智哉の証言を頼りに部屋へ踏み込んだ神田がそのおぞましい背徳の光景に絶望し無様に衣服を汚す姿を余所に、快楽の絶頂へ登りつめた。


それでは、第72話をお楽しみください。


※本作は規約遵守のR15作品です。過激な描写にご注意ください。

エンデという街に足を踏み入れてから、七度目の朝を迎えていた。石畳の隙間から昇る朝靄はどこか冷たく、急速に発展する街の熱気とは裏腹に、静かな陰鬱さを孕んでいる。

 朝早く、ギルド近くにある安宿の薄暗い部屋で、田中健太と川瀬涼太が顔を合わせていた。二人は昨日、三人パーティーでのクエストへと向かったはずだった。しかしその途中で川瀬は体調不良という嘘をでっち上げて一人街へ戻り、神田の留守を狙って陽菜の身体を強引に奪おうと画策していたのだ。田中健太が下卑た笑みを浮かべ、気だるげに横たわる川瀬に昨日の顛末を尋ねる。陽菜との関係を邪推するような健太の問いに、川瀬は苛立った様子で、不味そうに木皿の上の硬いパンを千切り、正体不明の塩辛い肉を口へと運びながら顔をしかめた。指示通りにギルド併設の宿に戻ったものの、あの女の姿はどこにもなかったのだと、咀嚼しながら不満を漏らす。健太は鼻で笑い、神田の野郎が陽菜をどこかへ隠したのだろうと、英雄気取りの彼に対する忌々しげな感情を露わにした。

 今まで何をしていたのかという健太の問いに、川瀬は大きくため息をつきながら、昨夜の出来事を語り始めた。娼館は高くて利用できなかったが、酒場で紹介状を書いてもらい、ある場所へ行ったのだという。川瀬はニヤニヤと下卑た笑みを浮かべながら、この世界には倫理観も警察もなく、金さえあれば好き放題できるのだと熱弁した。その言葉に、健太の目がギラリと獣のように光る。

 さらに詳細を求める健太に、川瀬は自慢げに語り始めた。紹介された先で現れたのは、三十代ほどの母親だった。若い女が良かったと最初は失望したが、連れ込み宿に行く前にその母親の家へ寄ることにした。薄暗い室内で、川瀬は強引に母親を支配した。激しい抵抗を力任せに封じ込め、彼女の矜持を砕くようにして執拗に蹂躙する。快感と恐怖で瞳を潤ませ、娘たちの前で言葉にならない悲鳴を上げ続ける彼女の身体を、川瀬は思うがままに調教した。

 それだけでは飽き足らず、恐怖に怯える姉妹を自ら呼び寄せたのだという。「娘たちには絶対に手を出さない」という約束は守り、挿入は行わなかった。その代わり、母親を蹂躙し続ける光景の中に、姉妹を強引に引きずり込んだ。母の身体を通じて姉妹をも愛欲の共犯者に仕立て上げ、その歪んだ光景を演出した。クライマックスでは、三人を同時に支配する背徳的な優越感に浸り、川瀬は母親の体内に渾身の白濁を放出した。「あの瞬間は、まさに最高の時間だった」と語る川瀬を、健太は大笑いしながら強く叩く。二人は陽菜を自分たちのものにする野望を捨てておらず、神田への嫉妬を募らせながらも、この世界の倫理の緩さと、金で欲望を叶えられる現実に興奮を隠せなかった。

 一方その頃、佐藤の陣営では朝の短い寝起きの儀式を終えた後、金井綾香、鈴木舞香、田中美咲の三人から報告を受けていた。以前からギルド職員のミナに相談していた拠点探しにおいて、有望な物件が出てきたという。街の高級住宅街にある中規模の石造り邸宅で、以前は中堅商人の持ち物だったものが、金銭的窮状により手放されることになったらしい。

 佐藤は北川結衣と五十嵐咲希を伴い、実際に物件を視察した。佐藤は無言のまま邸宅内を歩き回り、部屋の構造や防犯上の死角などを冷徹に見定めていく。結衣を通じてギルドへ厳しい条件を提示し、前職が営業職だった舞香の巧みな弁舌もあって、かなり有利な条件を引き出す見通しとなった。また、金井智哉はギルド職員として正式に働き始めていた。前世の公務員としての経験が活きているのか、膨大な書類整理や、荒くれ者の冒険者たちへの事務的な対応でめきめきと頭角を現している。彼もまたこの世界での居場所を見出しつつあった。

 夕方から夜にかけて、佐藤は金井綾香、鈴木舞香、田中美咲の三人を有美たちのいない個室へ呼び、褒美を尋ねた。三人は声を揃えて「私たちを抱いてほしい」と懇願する。その純粋かつ欲深い願いを受け入れ、佐藤が頷くと、彼女たちは自然と奉仕の姿勢へと移った。

 まずは綾香からだった。佐藤は彼女の献身的な奉仕に対し、甘い愛撫と口づけで応える。綾香は佐藤の手によって感覚を研ぎ澄まされ、熱い吐息を漏らしながら恍惚の淵へ追い込まれた。互いの身体を求め合い、佐藤が深く突き入れるたびに、彼女は甘く蕩けた声を上げて全身を震わせる。佐藤が子宮の奥深くに己の種を刻み込むと、綾香は夢心地の中で何度も高まりを繰り返した。

 続いて舞香が、計算高い官能を武器に佐藤を誘惑した。彼女は佐藤の胸元へ飛び込み、貪るように接吻を交わす。慣れた手つきで佐藤を愛撫し、深い奉仕の末に絶頂へ達する。佐藤の放出を飲み干した後、彼女はさらなる刺激を求め、強烈な飢えを露わにした。四つん這いになった彼女の深淵へ渾身の種を注ぎ込み、舞香は歓喜の悲鳴を上げながら倒れ込んだ。

 最後に、美咲が母性的な優しさで佐藤を包み込んだ。彼女は佐藤の胸板に顔を埋め、全身で愛を求める。騎乗位で佐藤を受け入れ、激しく求め合った。彼女が『自愛の微光』を発動させると、神秘的な光が二人を包み込む。正常位へと戻り、佐藤は子宮を打ち抜くような深さで突き入れた。美咲は光の中で恍惚の咆哮を上げ、幸福な涙をこぼした。

 彼女たちを満たした後、佐藤が一階の食堂へ降りると、看板娘のアイナがそっと近づき、奥の部屋で待っていると囁いた。佐藤は食事を終えると奥の部屋へ向かう。瑞々しい肉体を貪るように愛し合う最中、佐藤は以前までは聞き取れなかった彼女の言葉が驚くほど明瞭に理解できていることに気づいた。

 「どこに出して欲しいんだ?」

 佐藤の問いに、アイナは以前よりも格段に流暢な言葉で「佐藤様の、全部を……っ、ここで、ほしいです……っ」と返した。佐藤は熱を込め、すべてを解き放つ。

 静かな情事の余韻の中、二人はいつものように言葉の勉強を始めた。しかし今夜は違った。佐藤は単語や文法を、まるで最初から知っていたかのようにスラスラと理解できた。その急激な変化にアイナが驚愕する傍ら、佐藤は内心で鋭い驚きを隠せなかった。脳裏に浮かぶのは、あの傲慢で得体の知れない神の存在だ。スキル『支配庫』に干渉されたのか、あるいは強制的な適応か。佐藤は理不尽な存在を冷笑するように冷たい笑みを浮かべ、暗い天井を見つめる。

 この急激な変化は、単なる能力の向上ではない。誰かに操作されているかのような違和感。佐藤は己のスキルをさらに深く探求することを誓った。神が何を目論んでいようとも、自分はその掌の上で踊るつもりはない。佐藤はアイナの髪を愛おしげに梳きながら、静かに、しかし確固たる意志を胸に刻み込むのであった。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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