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アパートごと異世界に転移したが、俺だけ収納スキルだったので住民を支配することにした  作者: 飯尾 意緒
第4章 英雄の傀儡と王都の胎動

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69/70

第69話:覚醒の儀式と世界の輪郭

いつもご愛読ありがとうございます!

前回までのあらすじ:健太らがフェルトマウスを狩る底辺に喘ぐなか『支配庫』の「蠱毒の王」で咲希を畏服・失禁させ胞子の催淫効果も重なり野生で4連続蹂躙した佐藤は、宿で街の旧名が織田信長ゆかりの「尾張」であると知るや自らの王国建設を誓い、夜は湯浴み後の結衣ら女たちの誘いを受け愛欲の支配を深めた。


それでは、第69話をお楽しみください。


※本作は規約遵守のR15作品です。過激な描写にご注意ください。

 エンデという名の街に足を踏み入れてから、五度目の朝が訪れた。

 石造りの街並みに差し込む陽光は、昨日までよりも幾分か鋭さを増し、この異世界の季節が確実に歩みを進めていることを告げている。佐藤悠にとって、この地での生活はもはや「不慣れな異邦」ではなく、支配すべき「盤上」へと変わりつつあった。

 薄暗い宿の部屋。空気には、前夜の熱狂の名残である重い残り香がわずかに漂っている。

 佐藤がまどろみの中から意識を引き揚げ、ゆっくりと瞼を持ち上げると、視界に入ってきたのは、寝台を囲んで跪く七人の女性たちの姿だった。彼女たちは佐藤が目覚めるその瞬間を、固唾をのんで待っていた。

 前日は、新しく手に入れた支配の快楽に身を任せすぎ、丸一日を無為に過ごしてしまった。その反省から、佐藤は寝起きの掠れた、しかし抗いがたい威圧感を孕んだ声で宣言した。

「今日は、一度だけ放出させて、最後の一滴までお前たちが受け取れ。それで終わりだ。短時間で済ませるぞ」

 佐藤は寝起きの全裸のまま、再び寝台に仰向けに横たわった。その瞬間、すでに準備を整えていた女性たちが一斉に動き出す。

 今日の先陣を切ったのは田中美咲だった。佐藤が完全に覚醒する前から、彼女はすでに佐藤の熱を帯びた一点を唇で包み込んでいた。頬を深くへこませ、懸命に吸い上げながら、寝起きの硬い昂ぶりを丁寧に、かつ貪欲に口腔へと招き入れる。陶酔しきった表情で、潤んだ瞳が佐藤を見上げていた。

 足元では、双子の辻亜美と有美がそれぞれ左右の足を受け持っていた。

 右足の指を一本ずつ口に含む亜美は、まるで甘美な菓子を味わうかのように舌を這わせ、有美は左足の甲から足首にかけて、粘膜の熱を擦り付けるように愛撫する。二人は鏡合わせのような動きで佐藤の末端から脳へとじわじわと快い熱を送り込みながら、空いた片手で自らの柔肌をなぞり、主君への奉仕そのものを、自らの絶頂への呼び水としていた。

 やがて、主君から与えられる快感に昂ぶりが抑えきれなくなった亜美が、佐藤の足の指を口に含んだまま、切なげな声を漏らす。

「んぅ……お、おねえちゃん……っ、は、はぁ……っ」

 指を咥えたままの不明瞭な呼びかけに応じ、有美が自らの手を亜美の方へと伸ばす。二人は佐藤の足元で互いの身体を寄せ合い、空いた手で互いの豊かな胸を揉みしだき、さらに秘部へと指を滑り込ませて刺激し合った。

「あ、あぁっ……悠様の、におい……お姉ちゃんの指……っ、ん、んうぅっ!」

 主君への奉仕という至上の悦びに、肉親との濃密な愛撫が重なる。双子は交互に吐息を漏らし、互いの肌の熱を分かち合いながら、佐藤へと捧げる官能の熱量をさらに高めていった。

 佐藤の両手は、金井綾香と鈴木舞香の姉妹が支配していた。

 完璧主義な姉の綾香は、佐藤の指の間まで隙なく舌を滑り込ませて、奉仕の「質」を誇示するように丁寧な愛撫を繰り返す。

 対照的に妹の舞香は、佐藤の手のひらを自らの豊かな胸に押し当てつつ、もう片方の手で自らの熱を激しく弄った。そのまま身体を少し上に移動させると、濡れそぼった箇所を佐藤の指先に直接押し当て、さらに自らの胸を佐藤の口元へと差し出す。佐藤はその意を察し、指を舞香の熱い中へと沈めながら、目前に迫った彼女の胸の蕾を深く口に含んだ。

 その光景を横目で見ていた有美が、佐藤の足から口を離し、不満げに頬を膨らませる。

「……舞香さん、ズルいです」

 有美の抗議を受け、舞香は佐藤の指に貫かれながら、恍惚とした表情で喘ぎを漏らした。

「っん、あぁ……。じゃあ、これ……今度から、右手の人の特権にしましょ……っ」

 欲望と忠誠が入り混じった舞香の提案に、他の女たちの視線が鋭さを増す。

 そして佐藤の胸元には、北川結衣と五十嵐咲希がいた。

 結衣は佐藤の右乳首を、まるで赤子のように無垢に、しかし執拗な舌先で弄び、熱い吐息を肌に吹きかける。一方で咲希は、佐藤の左乳首を吸い上げながらも、その瞳には冷徹なまでの忠誠心が宿っていた。彼女は自らの快楽を完全に切り離し、いかにして主君を速やかに、かつ最高潮まで高めるかという「任務」に没頭していた。

 配置は日毎のローテーションで厳格に管理されており、彼女たちは佐藤の短い合図とともに、音もなく場所を入れ替えていく。

 全身を隙なく埋め尽くす、多種多様な粘膜の熱と舌の動き。佐藤は押し寄せる快感の奔流を自らの意志で制御し、宣言通り、一度の激しい爆発をもって儀式を完遂させた。

 美咲の口内に放たれた証は、彼女の口から少しずつ他の女たちの口へと移され、全員がその恵みを分かち合うように飲み干していく。その最後の一滴までを彼女たちが嚥下するのを見届け、佐藤は寝台を後にした。

 太陽が天高く昇り始めた朝遅く。

 身支度を整えた佐藤は、結衣と咲希を引き連れて冒険者ギルドへと向かった。

 受付に高品質な「ドゥンケルハーゼ」の素材を無造作に差し出す。かつて門番のルーカスに奴隷落ちを宣告された際の「入域料」という名の借金など、もはや過去の遺物だった。

 資産管理を任せている金井綾香の報告によれば、今の佐藤には毎日金貨二十枚以上の純益が舞い込んでいる。

「入域料の精算も終わっている。端金は気にするな」

 佐藤は付き添う二人にそう吐き捨てると、次の目的のために指示を飛ばした。

 正午に近い午前。

 佐藤は、この世界の「強さの天井」と「勢力図」を把握する必要があると考えていた。

「咲希、お前は図書館で『蠱毒の王』について洗え。強者の概念を知っておく必要がある」

「承知いたしました、悠様」

「辻姉妹には、この世界の歴史的背景……特に東方連合王国と西方帝国の二大国構造を調査させる」

 一方、金井綾香、鈴木舞香、田中美咲の三人は、拠点となる新たな邸宅の候補を探すため、ギルド職員のミナ・ヴァルターに接触していた。

 ミナは不動産事情や街の裏情報を流してくれる協力者だ。その交渉の場で、金井智哉が静かに前に出た。

「ミナさん。私をギルドの事務職員として採用していただけないでしょうか」

 元公務員である智哉は、自らの価値が実戦ではなく「組織運営と情報の精査」にあると理解していた。ミナは驚いた表情を見せたが、智哉が手際よく書類の不備を指摘し、効率的な管理案を提示すると、その有能さに目を見開いた。

「事務能力だけでなく、公的な法務知識、さらには高度な算術まで……。わかりました。一度お預かりします。後日、ギルド長のカティア様との面談を設定しましょう。彼女もこれほど組織を構造化できる人材には飢えていますから」

 結果、智哉はギルド職員としての「預かり」という形ではあるが、足がかりを得ることに成功した。彼がギルドの内部から情報を吸い上げる「耳」となることは、佐藤の支配にとって大きな前進だった。

 帳が下りた夜。

 女性たちが調査・活動から戻り、佐藤の部屋に報告を行う。

 咲希が、図書館で見つけ出した古文書の内容を報告する。

「『ウルスヴォルフ』……。古の伝承に現れる、狼の王だそうです。森の深淵に棲まい、その咆哮は空を裂く。単なる魔獣ではなく、この世界の理の一部とされる存在……実在は疑われていますが、情報の端々に、それが現実に現れた際の前兆が記されていました」

 佐藤は顎を撫でながら、その情報を反芻する。かつて自らの支配庫に収めた「ヴァルトヴォルフ」などとは次元の違う存在。だが、それが実在するならば、それこそが己の力にふさわしい獲物になるはずだ。かつて伝説級のスキルを持つ神田が手も足も出なかったという話も、これほどの存在が相手であれば納得がいく。

 続いて辻姉妹が、二大国の現状を報告する。

「東方連合王国は騎士道と血統を重んじる多民族国家。対して、西方帝国は魔導技術と実力主義による強権国家。この『エンデ』は、その両国のパワーバランスの狭間に位置する自由都市、という側面があるようです」

 世界の輪郭が、少しずつ佐藤の脳内で形を成していく。

 綾香・舞香・美咲の3人は拠点探しの進捗を、智哉はギルド職員として一時的に預かりの身となったことをそれぞれ報告する。

「続けろ。無駄な動きはするな」

 佐藤は無言で聞き、短く指示を出した。

 報告を聞いた後、佐藤は食堂で食事を摂る。そこでアイナ・ホフマンから「奥の部屋で待ってる」と書かれたメモを受け取る。

 結衣を呼び寄せ、その内容を正確に翻訳させた佐藤は、彼女の誘いであることを確認すると、奥の部屋へ向かい、そこで待っていたアイナと激しく絡み合った。

 薄暗い個室、使い古されたベッドが軋む音だけが響く。佐藤はアイナを組み伏せると、荒々しく彼女の衣服を剥ぎ取った。

「舐めろ」

 佐藤が冷たく命じると、言葉が通じないはずのアイナは、即座に身を屈めて佐藤の剛直を口腔へと迎え入れた。その従順さに満足感を覚えながら、佐藤はさらに彼女を翻弄する。

「後ろを向け」

 言葉と同時に彼女の腰を強引に反転させると、アイナは四つん這いになり、突き出された尻を佐藤の方へと向けた。

「脚を広げろ」

 低く威圧的な声に応じるように、彼女は自ら太腿を左右に割り、佐藤を受け入れる準備を整える。佐藤は躊躇なく、熱を帯びた深淵へと己を叩きつけた。

「ッ……アッ、アアッ!」

 激しい結合の衝撃に、アイナの喉から悲鳴に近い喘ぎが漏れる。佐藤の動きは容赦なく、彼女の肉壁を執拗に抉るように突き上げた。

「ッ……イクッ、イッちゃう……! ダメ、それ……凄い、壊れちゃうっ、アアアッ!」

 狂ったように頭を振り、汗ばんだ身体を震わせるアイナ。佐藤は彼女の言葉を「意味」として理解できていることに、その時はまだ気づいていなかった。ただ、彼女の絶頂と屈服の響きが、自らの征服欲を限りなく満たしていくことだけを感じていた。何度も、何度も、壊すかのような勢いで彼女を貫き、狭い部屋に二人の汗と情熱の匂いが濃密に充満していった。

 情事の後、乱れたベッドの上で、アイナは佐藤の手を優しくとった。

 彼女は佐藤の顔を覗き込み、唇を動かして「言葉」を紡ぐ。佐藤は傍らに控える咲希に逐一翻訳をさせながら、初歩的な挨拶と、この世界の数字の数え方を教わり始めた。

 異世界の言語が、佐藤の脳内で形を成し始める。

 力による支配、金による支配。そして今、彼は「言葉」という名の新たな支配の武器を手にし始めていた。

 五日目の夜が更けていく中、佐藤悠の野望は、この街の枠を越え、さらに広大な世界の地図へと広がろうとしていた。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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次回は水曜日21時頃に更新予定です!

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