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アパートごと異世界に転移したが、俺だけ収納スキルだったので住民を支配することにした  作者: 飯尾 意緒
第3章 王国への序曲と真の支配者交代

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59/70

第59話:隷属の刻印と逃亡の序曲

いつもご愛読ありがとうございます!

前回までのあらすじ:香織の死への苛立ちから健太が陽菜を徹底的に蹂躙し、恐怖から佐藤へ完全服従を乞う咲希の一方で、アパートの崩壊を見据える智哉の警告を健太が撥ね退け、汚濁の中で逃亡を夢想する陽菜を漆黒の巨獣が至近距離から見つめていた。


それでは、第59話をお楽しみください。


※本作は規約遵守のR15作品です。過激な描写にご注意ください。

 アパート『シャン・ソレイユ』を囲む樹海に、停滞した夜の帳が降りる。文明の灯が消えた世界で、51日目の夜は静寂という名の狂気を孕み、住人たちの境界線を曖昧に溶かしていく。一階の102号室から漏れ聞こえていた絶望的な怒号や喘ぎは、今は夜の冷気に冷え固まり、アパート全体を重苦しい沈黙が包み込んでいた。

二階、201号室。そこは佐藤悠が支配する、アパートで唯一秩序が保たれた、しかし最も歪な「王国」の心臓部だった。

五十嵐咲希は、佐藤の前に跪いていた。彼女が身に纏っているのは、普段の薄汚れた部屋着ではない。手持ちの荷物の中で最も清潔で、かつ彼女が持っている唯一の「正装」――高校の制服だった。

この極限状態において、彼女が考え抜いた「一張羅」。それは、自分という存在を最も価値あるものとして佐藤に捧げるための、彼女なりの誠意の形だった。ブラウスのボタンは一番上まで几帳面に留められ、リボンも歪みなく結ばれている。膝丈のチェックスカートが、清楚な「生徒」としての輪郭を強調していた。小野香織が森の獣に食い殺されたという事実は、逃げ場のないこの場所で生き抜くための唯一の希望を、佐藤という絶対強者への完全な隷属に見出させていたのだ。

「……何でも、します。私を……あなたのモノにしてください……」

咲希の声に、もはや迷いはなかった。死への恐怖が彼女を突き動かし、自ら進んで服従という名の安全を求めた。佐藤はその渇望を冷徹に、かつ正確に察知していた。

佐藤は、用意していた黒い布で咲希の目を覆った。視界を奪われ、闇に包まれたことで、咲希の感覚は病的なまでに研ぎ澄まされていく。佐藤の手が制服のブラウス越しに肩を掴むたび、電流が走るような戦慄が彼女を襲った。佐藤は彼女の両手首を柔らかなロープで背後へと拘束し、身動きを封じた。それは彼女自身が望んだ「完全なる支配」の儀式であった。

佐藤はまず、抵抗できない彼女の唇を強引に奪った。深く、喉の奥まで探り当てるような執拗な接吻。互いの唾液が糸を引いて混ざり合い、咲希は視覚の失われた闇の中で、佐藤の味と匂いに脳を支配されていく。佐藤の舌に絡みつき、送り込まれた熱い液体を一口残らず嚥下する。

「……コクン」

喉が鳴る小さな音が、静まり返った部屋に響いた。

唇を離すと、佐藤は咲希の制服の襟元に手をかけ、リボンのホックを外した。首元から一つ、また一つと、几帳面に留められていたボタンを指先で弾いていく。白い生地が左右に分かれ、露わになった鎖骨を辿り、佐藤の舌は小さく震える双丘へと降りていった。佐藤は彼女を完全に脱がさなかった。捲り上げられたブラウスと、乱れた制服の布地が肌に擦れる感触が、却って咲希の背徳感を煽る。

佐藤の大きな掌が彼女の細い腰を掴んだ。そのまま、掌はチェックのスカートを捲り上げ、脚の間へと深く潜り込んだ。指先が彼女の最も繊細な場所を愛撫し、蜜が溢れ出す。佐藤は咲希の膝を大きく割らせると、自らの顔をその秘部へと埋めた。同時に、自らの昂ぶりを咲希の顔面へと押し付ける。上下が逆転した「シックスナイン」の形。

「ひあっ……! あ、……ん、んんぅっ!」

佐藤の熱い舌が彼女の蕾に突き立てられると同時に、咲希もまた、目の前の熱い質量を必死に口に含んだ。

佐藤は容赦なく、湿った舌を咲希の源泉へと深く、強引に突き入れてかき回す。溢れ出した彼女の愛液が佐藤の顎を伝い、同時に佐藤の昂ぶりをたっぷりと濡らしていく。

「あ、あ、あぁッ! はぁ, ひぅ……っ、そんな、おく……舌が、はいってる……っ!!」

佐藤の激しい舌使いに翻弄され、咲希の口が思わず佐藤の楔から離れてしまう。

「……咲希。ちゃんと、舐めろ」

頭上から降る冷たくも支配的な声に、咲希は肩を震わせ、涙を浮かべながら再び必死に食らいついた。

「ふぁ、はい……っ」

咥えたまま不明瞭な返事をし、彼女は自らの蜜で佐藤の楔を隈なく湿らせていく。その行為は、これから自分の中に受け入れるための「潤滑」であり、何より佐藤の熱を全身で享受するための準備であった。

秘部から溢れる蜜と咲希の唾液によって、佐藤の昂ぶりが艶やかに光り、挿入への準備が完全に整った。佐藤は奉仕を止めさせると、傍らに置いていたスマートフォンを手に取り、カメラを起動させた。レンズを咲希の顔と、スカートを捲り上げられ大きく割られた股の間へと向ける。

ピポッ、という電子音が静かな室内に響き、録画が開始された。

「咲希、これからお前が俺のモノになる瞬間を、この中に永遠に閉じ込めてやる。目隠しをしていても、自分がどんな姿で貫かれているか、想像しろ」

「……はい、さとう様。私を……壊れるまで、撮ってください……っ」

佐藤はカメラを構えたまま、制服姿の咲希の足をさらに深く折り曲げ、自身の猛々しい楔を彼女の未熟な深淵へと押し当てた。蜜で十分に濡れた先端が、吸い込まれるように入り口を捉える。佐藤は重心を低くし、一気に腰を叩きつけた。

「あ, ぎっ……あぁあああッ!!」

初めて経験する、身体が裂けるような圧倒的な衝撃。咲希は白目を剥き、激しい痛みに身悶えした。しかし、佐藤は録画を続けながら容赦なく腰を突き立てる。「グチュ、パンッ」と肉と肉が激しくぶつかり合う卑猥な音が、デジタルデータとして刻まれていく。スカートが揺れ、乱れたブラウスが佐藤の動きに合わせて音を立てる。

佐藤は逃げ場のない狭い内部を、その剛躯で無理やり押し広げるようにピストンを繰り返した。

「あ、ひ、ぁあ、あああぁッ! おおき、い……! こわれる、わたし……こわれちゃう……っ!!」

引き抜かれるたびに粘膜が吸いつき、再び叩き込まれるたびに彼女の薄い腹部が不自然に形を変える。咲希の脳内では、かつて学校で受けていた平穏な授業や、友人との何気ない会話が、今この瞬間、佐藤によって無慈悲に粉砕されていくのを感じていた。

(ああ……もう、戻れない。佐藤様なしじゃ、私は生きていけない「モノ」にされる……)

その絶望こそが、彼女に未知の甘美な陶酔を与えていた。

佐藤は一度、楔を限界まで引き抜くと、今度は狙い澄ましたように彼女の最奥――「聖域」であるポルチオを直接突き上げた。

「ひいぃっ、あ, ……あ, あ, あああぁあッ!!」

内臓を直接押し潰されるような鈍い衝撃と、そこから火花が散るように広がる電撃的な快楽。痛みと悦びの境界が完全に崩壊し、咲希の脳内を白濁した霧が埋め尽くす。

「は、あ, ぁああッ! そこ、だめ……っ、ああ、脳みそ、とけちゃう……あ, あぁあぁあッ!!」

佐藤は手を緩めることなく、ポルチオをえぐるように激しく腰を振り続けた。「グチュッ、グポッ、パンッ!」と、粘液の混じり合う音が、制服の擦れる音と混ざって部屋を支配する。咲希はもはや自分の意志で動くことはできず、佐藤の動きに合わせて人形のように揺さぶられるだけだった。

「さとう様、……だして……っ、私の中に、全部、ください……っ!!」

咲希は震える足を佐藤の腰に必死に絡め、制服の生地越しに彼の体温を感じながら、絶叫に近い請願を漏らす。彼女の膣壁は佐藤の楔をこれ以上ないほど締め付け、熱い奔流を待ちわびていた。

「……全部だ。お前の中に刻み込んでやる」

佐藤は最後の一振りを、彼女の最深部を突き破らんばかりの勢いで叩き込んだ。唸り声と共に、咲希の子宮へと熱い奔流が容赦なく叩きつけられる。

「ひあぁあああーーっ!!」

咲希は大きく背を反らせ、指先をピクピクと震わせながら、全身を痙攣させて絶頂の果てへと突き落とされた。佐藤は最後、彼女の胎内に溢れる証と、白目を剥きながらも恍惚とした表情を至近距離で映し出してから録画を停止した。

行為の後、佐藤は無言で彼女の手首のロープを解き、目隠しの布を外した。彼女はまだ震えの止まらない指先で、佐藤の昂ぶりの残滓を愛おしそうに包み込み、丁寧に清掃を始めた。ふと、彼女の股の間から「コポッ」という音と共に、受け止めきれなかった白濁液がシーツへと零れ落ちた。咲希はその指をゆっくりと自らの口元へ運び、恍惚とした表情でそれを舐めとった。

「……美味しい、です……さとう様……」

潤んだ瞳で佐藤を見上げる彼女の精神は、完全に佐藤悠という個人の「所有物」へと書き換えられていた。

一階、102号室。

田中健太による石堂陽菜への蹂躙がひとしきり終わっても、その屈辱は続いていた。陽菜はシーツも敷かれていない汚れた床の上に這いつくばらされ、健太の昂ぶりをいつまでも処理させられている。彼女の白い肌には暴力と欲望の痕跡である打撲痕が浮き出し、焦点の合わない瞳は虚空を見つめ、機械的に舌を動かしていた。

そこへ、別室で怯えていた金井智哉が、意を決したように部屋へと入ってきた。彼は目の前で繰り広げられる悍ましい光景に絶句し、視線を逸らしながらも、煙草をふかしている健太に必死に声をかけた。

「……田中さん、外からは聞いたこともないような獣の鳴き声がしているんだ。ここにいたら、僕たちも香織さんのようになってしまう……!」

智哉の声は、自身の恐怖を紛らわせるための独白に近い悲鳴だった。しかし、自らの絶対的な力を誇示し、陽菜を「道具」として扱い続ける満足感に浸る健太には、その警告など耳に入らない。

「あ? うるせえよ、ビビりすぎなんだよお前は」

健太は智哉を鼻で笑い、乱暴に追い返した。アパートの内部崩壊は、外部からの脅威が扉を破るよりも早く、着実に進行していた。

深夜。102号室を支配していた狂気が、健太たちの眠りによって一時的な静寂へと変わった。

床に転がされていた陽菜は、男たちの寝息を確認すると、激痛に耐えながらゆっくりと身を起こした。彼女の瞳には、もはや涙さえ枯れ果て、代わりに暗い、底知れぬ決意が宿っていた。

彼女は音を立てぬよう、壁を伝って自らの荷物がある場所へと這い寄った。ボロボロになった毛布を体に巻きつけ、最低限の防寒を図る。震える手で窓の鍵を静かに外した。深夜の森から吹き込む冷たい風が、衣服を奪われたままの彼女の肌を刺すが、陽菜は眉一つ動かさない。

(……死ぬのなら、あんな人たちのいないところで。……あるいは、あいつらが死ぬところを、外から見てやるわ)

陽菜は窓の外の暗闇をじっと見つめ、脱出のタイミングを窺う。逃亡の準備は整った。

同じ部屋の片隅、神田英雄は膝を抱えて動かずにいた。かつて守ると誓った小野香織の、あの無惨な死に様。自分を見捨てるように叫んだ彼女の最期の姿が脳裏に焼き付いて離れない。神田はただ自責の念に押し潰され、周りの状況など一切目に入っていなかった。

彼の中で目覚めつつある『神の英雄:勇敢なる者』のスキルが、逃亡を企てる陽菜の周囲に渦巻く不穏な「死」の予兆を捉え、肌を刺すような悪寒を放っていたが、今の神田にはそれを認識する余裕さえなかった。

一方、201号室。咲希との情事を終えた佐藤悠は、自らのベッドで深い眠りについている辻亜美・有美姉妹の寝顔を眺めていた。安らかな吐息を漏らす彼女たちの髪を愛おしそうに撫でながら、佐藤は静かに窓の外の闇へと視線を移す。咲希の『淡影』スキルを通じて、アパートの周囲で不穏な動きがあることを既に把握していた。

外の世界は加速的に崩壊し、アパートの平穏も長くは持たないだろう。佐藤は愛する者たちを守り抜くため、そしてこの狂った世界で自らの支配を盤石にするため、これからの生存戦略を冷静に描き直していた。

朝が来るまで、まだ時間は長い。しかし、この夜を境に、アパート『シャン・ソレイユ』の住人たちの運命は決定的に分かたれ、さらなる絶望の深淵へと沈んでいくのだった。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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