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アパートごと異世界に転移したが、俺だけ収納スキルだったので住民を支配することにした  作者: 飯尾 意緒
第3章 王国への序曲と真の支配者交代

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第52話:共堕の果てに

いつもご愛読ありがとうございます!

前回までのあらすじ:妹を救うため佐藤に屈した有美が、実は妹の亜美も自ら進んで佐藤に陶酔し奉仕していた事実を突きつけられ矜持を砕かれる一方、一階では飢餓と疑念に狂う健太らが偵察の失敗を理由に香織と陽菜を徹底的に蹂躙し、アパート全体が支配者の愉悦と被支配者の絶望に塗り潰された。


それでは、第52話をお楽しみください。


※本作は規約遵守のR15作品です。過激な描写にご注意ください。

 アパート『シャン・ソレイユ』を囲む樹海には、もはや昼夜の区別すら曖昧にするほど濃密な、深緑の沈黙が支配していた。アスファルトの亀裂から狂ったような速度で這い出した太い根が、一階の郵便受けを締め上げ、歪ませ始めてから、さらに一昼夜。四十三日目の朝を迎えた空気は、生存の断崖を自覚させるほどに冷え込み、同時に甘ったるい腐敗の香りを運んできた。

 二階、204号室。

 前夜、201号室から戻った姉妹を待っていたのは、逃げ場のない重苦しい沈黙だった。有美は、妹の亜美が佐藤の前で喉を鳴らし、その熱い洗礼を飲み干した光景を脳裏から消し去ることができず、手にした物資を床に置くことすら忘れて立ち尽くしていた。

「……お姉ちゃん、そんな顔しないでよ」

 亜美が、佐藤との密事の余韻を残した潤んだ瞳で姉を見つめる。その声には以前のような幼さはなく、どこか艶を帯びた女の響きが混じっていた。亜美は姉の手に重なったペットボトルをそっと取り上げ、コップに注ぐと、ためらう有美の唇に強引に押し当てた。

「これ、私が佐藤さんに『お姉ちゃんにもあげて』ってお願いして貰ったんだよ? 私たちが生きるための、大事な……佐藤さんの情けなんだよ」

 有美は拒絶しようとしたが、極限の渇きが理性を上回った。喉を鳴らして水を飲み干す有美を見つめながら、亜美は満足げに微笑み、自らの服を脱ぎ捨て始めた。その白い肌には、佐藤に刻まれた、鮮やかな紅い花びらのような痕が散らばっている。

「お姉ちゃん、隠さなくていいんだよ。知ってるんだから……お姉ちゃんも、私を追うように201号室に行ったこと」

 亜美の言葉に、有美の心臓が跳ね上がった。自分が妹を守るための「犠牲」だと思い込ませていた行為の裏で、妹が先んじていたという事実に、有美の頬が屈辱で朱に染まる。

「私はね、お姉ちゃんより先に佐藤さんのところに行ったんだよ。お姉ちゃんが迷っている間に、私はもう決めてたの」

 亜美は妖艶な笑みを浮かべると、指先を口元に寄せ、あどけない仕草で昨夜の奉仕をなぞるような、扇情的な動きを見せた。

「……佐藤さんのあれ、すごかったね。私、夢中になっちゃった」

 その露骨な言及に、有美は息を呑んだ。亜美の手が、有美の震える肩に置かれ、そのまま滑るように胸元へと伸びた。妹の指先が、まだ熱を孕んだ自分の突起に触れた瞬間、有美の口から情けない喘ぎが漏れる。佐藤に開発されたばかりの身体は、わずかな刺激にも敏感に反応してしまった。

「お姉ちゃんは、私よりも先に『中』まで……すっごく気持ちよかったんでしょ? 私はまだ、入り口しか知らないのに……。なんでだろ?」

 小悪魔的な微笑を浮かべながら、亜美が囁く。亜美はそのまま、有美の唇を啄むような接吻で塞ぎ、抵抗する間も与えず強引に舌を割り込ませた。深く、粘りつくような口付けに、有美は「やめて……」と弱々しく首を振るが、亜美は容赦なく姉をベッドに押し倒した。

「嘘下手だね……。身体はこんなに熱くなって、佐藤さんの残り香を求めてるじゃない。ねぇ、佐藤さんが愛した私の胸も愛して。……今度は、お姉ちゃんが私を気持ちよくしてよ」

 亜美が自らの豊かな胸を押し出すように有美の顔に近づける。有美は一瞬ためらったが、妹の肌に残る主人の香り、そして自分も昨夜味わったあの支配的な感覚に抗えず、吸い寄せられるように亜美の先端を口に含んだ。

「んっ……ふふ、そう。上手だよ、お姉ちゃん……」

 亜美の尖った実を舌で転がし、愛撫するたびに、有美の心は罪悪感から快楽の淵へと転がり落ちていく。

 有美が必死に奉仕を続ける間、亜美は熱っぽい吐息を漏らしながら、空いた手を有美の下腹部、もっとも熱い場所へと滑り込ませた。溢れ出る潤いでぐっしょりと濡れた秘所に指が触れると、有美の身体がビクンと大きく跳ねる。

「お姉ちゃん凄いね、こんなに濡れてる。だから佐藤さんはお姉ちゃんを選んだのかな……」

 亜美はそう呟くと、自らもシーツに横たわり、有美に向かって肢体を大きく開いた。

「ねぇ、私のも……もっと、深く、愛して」

 有美は涙を流しながらも、抗えない快楽と支配への渇望に突き動かされ、亜美の深淵へと顔を埋めた。

 妹の柔らかな肉の花弁を舌先で割り、その奥に潜む核を執拗に転がす。亜美は姉の髪を掴んで自らの熱源へと押しつけ、歓喜の悲鳴を上げた。

「あ、ぁぁっ! そう、そこっ……お姉ちゃん、上手……っ!」

 今度は亜美が有美の顔を跨ぐように体位を変え、互いの顔が相手の秘所へ位置する形となった。有美の鼻腔を妹の淫らな香りが支配し、同時に自分の蕾も亜美の熱い舌によって丹念に弄り回される。

 粘膜と粘膜がこすれ合い、混じり合うたびに、濃密な水音が静かな部屋に響き渡った。有美は妹を舐め上げる自らの舌の感触に狂おしい悦びを感じ、亜美もまた、姉の秘所から溢れる滴を余さず掬い取っていく。二人は獣のように互いを貪り、姉妹という境界線がドロドロに溶け合っていった。

「ねぇ、もう一回……佐藤さんの時みたいに……」

 有美の口から、もはや理性の欠片もない熱い囁きが漏れた。

「……うん。お姉ちゃん、いやらしいね」

 二人は再び深く唇を交わしながら抱き合い、互いの秘部を強く擦り合わせると、激しく腰を上下させた。亜美の指が追い打ちをかけるように有美を責め立て、有美は絶頂の叫びを上げながら激しく果てた。

 荒い息をつき、肩で息をする有美を、亜美は慈しむように抱きしめる。こうして、自分たちだけは清らかであろうとした姉妹の絆は、佐藤という絶対的な支配者を媒介にした、歪で淫靡な共依存へと書き換えられた。

「明日、二人で佐藤さんの所に行こうね……」

 亜美の甘い囁きが耳元で弾ける。有美はその言葉に、もはや反論する力すら残っていなかった。重い瞼を閉じると、意識は深い闇へと沈んでいった。

 翌朝。

 一階の103号室。

 二階の淫靡な静寂とは対照的に、そこは飢餓と暴力が吹き溜まる、泥濘の地獄だった。田中健太によって床に転がされた小野香織は、瞳を濁らせ、どれほど乱暴に扱われても反応しない肉の塊と化していた。その傍らで震える石堂陽菜は、凄惨な光景を目の当たりにしながら、胸の内で冷酷な安堵を噛みしめていた。

(……よかった。標的が私じゃなくて、香織さんで)

 かつては自分よりも立場が上で、美しかったはずの女が、今や見る影もなくボロボロにされ、泥にまみれて壊れていく。

 陽菜はその無惨な様子を眺めながら、醜い優越感に浸る。自分よりさらに下の階層に堕ちた人間が存在すること。その事実こそが、この極限状態において陽菜の精神を支える唯一の拠り所となっていた。香織がこの部屋の底辺で男たちの情欲を食い止める「防波堤」であり続ける限り、自分はまだ、安全な場所から見下ろす側の人間でいられる。陽菜は自らの無事を確信し、薄暗い部屋の隅で、壊れゆく香織を冷徹に見つめ続けた。

 同じ日の朝。二階の廊下で身を寄せ合っていた有美と亜美が、ノックの音に応えた佐藤によって招き入れられた。

「……二人で、来ました」

 有美の声は震えていたが、その瞳には自ら堕落の沼へ沈もうとする艶めかしい覚悟が宿っていた。佐藤は無言で二人をベッドへと促す。

 佐藤が座るベッドの上で、一卵性の双子である姉妹は一糸まとわぬ姿で跪いた。朝日を浴びて白く浮かび上がる、見分けのつかないほど酷似した二つの肢体。佐藤の視線が注がれる中、亜美が有美の腰を抱き寄せ、佐藤の屹立を挟むようにして双子で寄り添った。

「佐藤さん,見ててください……。二人で、いっぱい気持ちよくしてあげますね」

 亜美の合図で,双子は同時に顔を寄せた。有美が右側から,亜美が左側から,競い合うように佐藤の象徴を舌で絡め取る。左右から交互に,そして同時に押し寄せる粘膜の熱。有美は恥辱に顔を染めながらも,鏡合わせのような妹の動きにリズムを合わせ,佐藤の反応を確かめるように濡れた瞳で彼を見つめ上げた。

「んっ……ぁ,ふ……っ,佐藤さん……っ」

 一人が最先端を深く含めば,もう一人が根元を愛撫し,さらに二人の唇が重なるようにして全体を包み込む。左右から同時に喉の奥まで突き込まれる衝撃に,有美は苦しげな吐息を漏らしながらも,亜美の動きに煽られるように奉仕の熱を上げていく。佐藤の太腿に双子の細い指が食い込み,部屋には濃密に重なり合う,二人分の水音が重奏となって響き渡った。

 奉仕の悦びに顔を上気させた亜美が,ふいに顔を上げ,潤んだ瞳で佐藤を見つめる。

「佐藤さん,今度は……私たちが一つになるのを見ててください」

 亜美は有美をベッドへ仰向けに倒すと,その上に自らの身体を重ねた。双子の肉体は凹凸までもが完全に一致するかのように重なり合い,秘所と秘所がぴったりと隙間なく合わさる。その結合された姉妹の間に,佐藤の猛々しい質量が割り込むように差し込まれた。

「あ,ぁ……っ! お姉ちゃんと,一緒に……貫かれてるっ……っ!」

「んんっ……佐藤さん,すごい……っ,二人の蕾が同時にっ……!」

 佐藤が力強く腰を沈めるたび,姉妹の柔らかな肉が互いに押し潰され,その間に挟まれた二人の蕾が激しく摩擦される。有美と亜美は,どちらの快楽か判別がつかぬほどの熱量に翻弄され,互いの指を白くなるほど強く握り締めた。二人は顔を寄せ合い,熱い吐息を交換しながら深く口付けを交わす。妹の唇の感触と,支配者から注ぎ込まれる圧倒的な衝撃。それらが一つに混ざり合い,双子の思考回路を焼き切っていく。

「あ,あぁっ! お姉ちゃんっ,くる……っ!」

「佐藤さんっ,そのままっ……奥までっ!」

 佐藤が最後の一突きを繰り出し,有美の最奥へと熱い生気を放出する。その瞬間,有美の胎内を駆け巡る衝撃が,握り合った手を通じて亜美にも伝わり,二人は同時に絶頂の叫びを上げてのけ反った。

 溢れ出る白濁を分かち合い,重なり合ったまま肩で息をする双子の姉妹。その瞳には,もはや外の世界を恐れる光はなく,ただ支配者に身を委ね,二人で堕ちていく悦びだけが深く刻まれていた。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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次回は明日21時頃に更新予定です!

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