第2話 焦り
監督からのミーティング
「今日から三年生もいなくなり、新チームで練習をする事になる。しかし春の大会が近いからのんびりやっていこうとは考えない。まずは今日!チームの団結力を確認する」
そして、キャプテンである俺から
「ひとりひとりが気持ちを持って集中していこう!」
「うっし!」
練習が始まった。みんな気合いが入っている
しかし…
俺は熱が入りすぎて
チームメイトに鼓舞ではなくただ怒鳴っていただけだった
それによりチームメイトは戦意喪失。意味がない
それを監督にも注意された
そして帰りは家には戻らず公園で練習した
どうすればいいんだ…。キャプテンって何なんだ?
すると
「おお、こんな時間まで練習か?思い出すねー、昔を」
そんなことを言っていたのはなんと!
「豊平啓治さん!どうして?」
「まあシーズンオフだから一回地元に戻ってきたわけだ。おっ?キーパーか」
「はい、しかもキャプテンです。でも背負うものが重すぎて熱が入ってしまいチームメイトを怒鳴りつけるだけになってしまったんですよ」
「ふーん。まあ、キーパー練習でもしながら話そうか」
そう言って、準備をしていた。「少年、名前は?」
「藤宮健太です」
「そう。健太、学校のユニフォームはあるか?」
「はい」
「じゃあ着替えてくれ」
そう言われて、俺は高木工業のユニフォームを来た
「ほう、高木工業か。懐かしいな。俺は高木南校だったから」
豊平さんはなんとジュビロ磐田のユニフォームに着替えていた
「そんじゃやろうか」
「おお!上手いな!」
「豊平さんに憧れてサッカー始めましたから」
「ほう、なら言っておこうか。キーパーってのは自分の行動によって味方の雰囲気がガラッと変わる。ただし、鼓舞するだけではない。自分のプレーで味方は集中力を増すんだ。そこでやるべきではない行動をすると、それはすべてパーになる」
「はい…」
「だから、I(自分)だけで戦うんじゃない、TEAMで戦うんだよ」
「分かりました!ありがとうございます!」
そうして、家に帰る用意をした
「ひとつ、言っておくよ。俺の息子も健太と同じキーパーで同じ学年だ」
「はい!その子に言っといてください。豊平さんの息子という肩書きに溺れるな。と」
「おう!」
そうして俺は公園を出た
「ふっ、今日は面白い奴と出会ったな!」
-次の日の練習-
みんなを集めて謝った。
許してくれた。そしてその日の練習は上手くできた!
月日は経ち
いよいよ春の大会が始まる!




