第1話 まとめ役
(実況)試合終了!4-5!この接戦を制したのは柳学園!柳学園は決勝トーナメント進出決定!
俺たちは肩をぐったり落とした「俺が…失点したから…」
「気にするな。もう終わったことだ」
キャプテンは泣いていた…
その後木村監督からミーティングがあった
「俺たちは負けた。お前らは頑張ったし、実力も負けてなかった。でも…運で負けたんだ。仕方がない。これで三年生は終わりだ。キャプテンから一言頂くか」
「あと一歩…あと一歩だった決勝トーナメントに届かなかった!みんな悔しいと思う…。だから、この悔しさを後輩たちにも持ち続けて欲しい!そのためにキャプテンは…藤宮!お前が引っ張れ!」
「でも…俺は…」
「この悔しさはお前が三年生の次に悔しく思っているはずだ。だから頼んだ!」
「はい!」
キャプテンからキャプテンを託された
こうして……三年生は引退した…。
自宅に着いた
「ただいま」
「おかえりー。どうだった?」
「負けちゃった」
「そう、お風呂沸いてるから入ってきな」
「うん」
風呂から出た後、父さんのもとへ行った。そして俺はアディダスの黒いキャプテンマークを見せた
父さんは高木工業のOBでキャプテンだったから
「父さん、これ…」
「おおー、次は健太になったのか」
「うん。でも自信がないんだ」
「何でだ?」
「今日、俺は試合に出たけど1点を守りきれずに負けたんだ。それなのにキャプテンにふさわしい龍也や遥人ではなく俺が選ばれたんだ」
「なるほどな、お前は1失点したことで責任を感じているのか」
「うん」
「だから選ばれた。その責任感が選ばれるきっかけだ。だからそれだけでずっと落ち込んでいるようじゃチームの迷惑だ。だから自信を持て!」
「分かった。ありがとう」
気持ちがすっきりした俺は飯を食ってすぐ寝た
次の日
試合だったため午後からの練習だったが身体を動かしたかったから早めに学校へ行くと、龍也と遥人が先に来ていた
「おせえよ、健太」
こいつは大塚龍也
背番号は19でMFだ。顔立ちがいい上、サッカーが部内で一番上手い。キレのいいドリブルと正確無比のラストパサーだ
「やっぱり来たなー、ふじやん」
こいつは魅島遥人
チームのムードメーカーで背番号は9でFWだ。パワーのあるミドルシューターでフリーキッカーでもある。
ちなみに俺は藤宮健太
背番号は1でGK
人間離れのジャンプから
ロケットと一時期呼ばれていた
いろいろな奴がいる高木工業で新チームになってから初めての練習が今日…始まる!




