親友とのカフェ
私とオリビアは、校門をくぐって大通りへ出た。
大通りには、たくさんのお店が並んでいた。
その中にあるイタリアン風のおしゃれなカフェに入った。
店内は、白と青をベースにしたおしゃれで明るい洋風で、人が多く、席が殆ど埋まっていた。
中には、私達と同じく、学校帰りのラウダビリス学園の生徒もいた。
ここは、魔法界にあるカフェの中でも結構人気があるカフェだし、学園からも近いから、高確率で学園の生徒がいるんだよね〜。
でも、流石に学園じゃないから、睨まれることはないけど。
そんなことを思いながら空いている席を探していると、二人掛けの席が空いていた。
そこにオリビアと座ると、私はメニュー表を開いた。
「オリビアは何にする?」
「そうね...。今日はいろいろあったから、アフタヌーンティーとアールグレイにしようかしら。」
「いいじゃん!私は何にしようかな〜。」
「ねぇ、ソフィア。良かったら、二人で食べない?」
「え、良いの!?」
「ええ、勿論。」
「やった~!」
「ソフィア、ドリンクは何にする?」
「うーん、アッサムにしようかな。」
「わかったわ。」
私が心の中で喜んでいると、オリビアが店員さんを呼んで、テキパキと注文してくれた。
「そういえば、ソフィア。」
「ん?どうしたの?」
「前に出された、自分の杖について調べる課題は終わったのかしら?」
「え゛」
「...もしかして、忘れてたのかしら?」
「......はい...。」
オリビアが呆れた顔で私を見つめた。
「うっ...。ごめんなさい...。」
「...一緒にやってあげるから、今日中に終わらせること。良いわね?」
「...!うん!」
そう話していると、店員さんが近づいて来た。
「お待たせしました。こちら、アフタヌーンティー、アールグレイ、そしてアッサムでございます。」
注文内容を言いながら、店員さんは、次々とテーブルに並べていく。
「ありがとうございます。」
「いえいえ。どうぞごゆっくりとお過ごしくださいませ。」
深々とお辞儀をして、店員さんは去って行った。
「わっ...!やっぱり人気店なだけあって大容量だね。」
「そうね。二人で食べたら丁度いいかもしれないわね。」
「確かに〜!」
私は早速、下段にあるセイボリーの中からサンドイッチを手に取って食べ始めた。
「ん〜!やっぱり美味しい!これならいくらでも食べれちゃう!」
「ふふ。良かったわね。」
そう言いながら優雅にアールグレイを口に運ぶオリビアは、とても様になっていた。
「......またオリビアから後光が差している気がする...。」
「なにか言ったかしら?」
「ううん。何でも無い。」
オリビアは首を傾げていたけど、それ以上は何も聞いてこず、私と同じように、下段にあったキッシュを手に取って食べ始めた。




