私の嫌いな人たち
どうしよう...。
気になるけど、聞いて良いのかな...。
もし、それが辛いことなら思い出させるのは、良くない...から...。
でも、私にも何かできることがあるかもしれない...。
そう私の中で葛藤をしていたら、授業が終わってしまった。
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...............ソフィアに勘付かれたかしら。
ふふっ、ソフィア、勘が良いものね。
...............。
ごめん、なさい。
許してね、ソフィア...。
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ううん。
迷ってる暇があるなら、聞いてみよう。
それで、はぐらかされたら諦めよう。
「ねぇ、オリビア―――」
「あ、ローズさん、ちょっと聞きたいことがあって...教えてくれない?」
私が聞こうとしたところで、クラスメイトの一人がオリビアに話しかけた。
「ええ、もちろんいいわよ。」
「ありがとう!それでね―――」
そう言って、二人は歩いて行ってしまった。
オリビアの隣にいるクラスメイトが、一瞬だけこちらを振り返って、にっこりと笑みを貼り付けていた。
私は息を呑んだ。
クラスメイトの笑みに、ではない。
オリビア以外の人と一緒にいることがなく、そもそも、周りの人は私のことをあまり良く思っていないから、一緒にいようにもいれないのだ。
私のぼっち生活が始まっちゃう...!?
ぼっちでいるのは別にいいんだけど、あいつに知られるのだけは...!
本当に嫌だ。
からかわれるのも別にいいんだけど、結構うざいし、会う度に言われるから結構めんどくさいんだよね...。
そう思いながら、教室へ戻った。
瞬間移動を使わずに戻ったから、教室に戻る途中で、すれ違う人たちがクスクス嘲笑っているのが、嫌なほど目についた。
本当に、この人たちは暇なのだろうか...。
私なんかを嘲笑っている暇があるなら、もっと勉強すればいいのに...と毎度思う。
まあ、声には出さないけどね。
私なんかが言っても、説得力ないどころか、信憑性もないからね〜。
今日の最後の授業は...ああ、魔法史か。
魔法史なら、私の得意な授業だから、なんとかなるか。
そんなどうでも良いことを考えていたところで、私の思考は止まった。
教室の出入り口から、私を呼ぶ声が聞こえたからだ。
......私を呼ぶ声...?
聞き間違いか...。
「おーい、ソフィアさーん!」
え?
...私?
いつも大抵呼ばれるのはオリビアなのに...?
私を呼ぶ人がこの世に居たなんて、むしろそっちに驚きだ。
仕方なく席から立ち上がり、出入り口の方へ向かう。
そこで、私は固まった。
「...なんで......。」
そこに立って、私を呼んでいたのは、私の最も嫌いなあいつ―――ルシウス・クラディウスだった。
遂にソフィアの最も嫌いな人の名前が出ましたね。
私としても、実際に居たら嫌っているであろう性格を選んでいるからしょうがないんですけどね。
私もこの人は嫌いです。(作者がそんなこと言ってしまったらおしまいですが)




