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リンは目が覚めた。リンは床の中でリアを後ろから抱きしめていて、リアルと背中を付けて横になっていた。リンは夢から覚めた夢であることに気付いた。最近の夢の中では、穏やかであった。リンはリアの頭を愛おしげに撫でた。リアは照れながら呟いた。
「愛しています、リン」
リンは優しく答えた。
「私もです、リア。リアルは言わなくても分かるでしょう」
リアルは強気に笑った。
「そうね。でも私も聞きたいわ」
「珍しく甘えるのですね」
リンはリアを撫でながら、リアルに答えた。
「夢の中くらいは、私も甘えたっていいでしょ?」
リンは微笑んだ。
「私はリアルと同じ気持ちです」
「久しぶりに聞いたわね」
「僕は、いてもいいのですか?」
リアは尋ねた。リンはリアを強く抱きしめた。
「心配しないで下さい、リア。私とリアルの仲は、リアとの仲を邪魔するものではありません。一緒にいて下さい」
「そうですか。ここが僕の居場所なのですね」
リアルは言った。
「これも悪くはないわね」
リアは同意した。
「そうですね、温かいです」
リンは落ち着き、眠った。
リンは起きると、夢の名残の中で恍惚とした。隣のリアもしばらくすると起きた。リアは言った。
「今日は、僕はリンの夢にいましたよね? リアルと三人で眠っていました。リンは僕を抱いてくれて、心地良かったです。リアルへの嫉妬が無かったといえば嘘になりますが、リンと一緒だと和みました。夢だからあまり色々考えなくて済んでいたと思いますが、平穏でしたね」
リンは答えた。
「良い夢でしたね、リア。私もだいぶ落ち着いてきたようです。また一緒の夢を見て、三人になってもリアと離れることなくいられるようにしたいです」
「リンは優しいです。だから、何とかなりそうな気がしました」
リンは明るく微笑んだ。




