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70話の次です
リアは一月ぶりに聖杯城に帰城した。城の前の湖の畔には、リンが佇んでいた。リアは伴侶に挨拶をした。
「戻りました、リン」
「お疲れさまです、リア」
リンは挨拶を返すと、ゆっくりとリアに近付き、抱擁した。リアはリンの体温を感じた。リンはもう離れたくないという意思を込めて、リアを腕で包んだ。リアは穏やかな気持ちで呟くように言った。
「久しぶりに、リンの体に実感がありますね」
リンは優しく答えた。
「お師匠も夢のかりそめの姿では物足りなかったですが、匂いを感じ、触れる感覚があると、私の体は喜んでいます」
リンはリアを見つめ、リアの唇に口付けした。リアはゆっくりリンの挨拶を聞いた。二人は離れると、リンは言った。
「城へ戻ってお茶を淹れましょう。リアに話したいことがあるのです。その後、リアは私に体を預けて下さい。私はリアをゆっくり愛でたいです」
リアはリンの強い言葉に同意した。
「はい。僕もリンに体を委ねたいです」
リンはリアの手を取り、固く手を繋ぎ、城へ戻った。




