↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/97

56

リアは夜中にふと目を覚ました。リンと会えない夜は、物足りなかった。リアは自然と左手首を見た。リンは今は眠っているだろうかと想った。リアは優しく手首を撫でた。しばらくリンに想いを馳せながら、手の平でさすったり、指で跡をなぞるように押したりした。今日は会えないが、夢で気持ちが伝わっていたらいい、と思った。リアは跡に唇を付けて触れると、軽く歯を立てた。歯で跡を甘く噛む。何となく、リンと繋がったような気がした。リアは噛み跡を優しく癒すように舌でしばらく舐めると、軽く唇で触れ、再び眠りに入った。


リンは眠りながら、リアの気配を感じた。今日は夢のような映像は無かった。体を優しく撫でられる感覚が広がった。たまに指で胸をなぞられた。リンはリアの届ける愛情を感じていると、肩の辺りに甘い痛みが伝わった。痛みは緩やかな熱を伝えた。甘噛みの感覚が止むと、優しく深い口付けが届けられた。リンは眠りの中で心を酔わす。最後に軽く唇に触れられる感覚が伝わると、魔術は終わった。リンは目が覚めた。手で肩に触れ、優しく撫でた。リンはしばらく、リアの愛情に包まれた眠りの霧に浸った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。