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今日も夢でリアが居間の長椅子に座っていた。リンは近寄ると、リアを抱きしめた。体は自由に動き、身体の感触もしっかりあった。リアは驚いていたが、状況を理解すると、静かにリンに身を預けた。リアとリンは温かさを伝え合った。
リアは落ち着きながらリンに尋ねた。
「どうしたんですか、リン? 今日は動けるのですね」
「今夜は私の部屋にいます。リアルに夢でのことを伝え、三日に一夜、リアと会うことを許して頂きました」
「そうですか。ありがとうございます、リン」
リアは紅潮し、リンの背を撫でた。リンは抱擁に心が溶けいりそうになった。リンは顔を離すと、リアと唇を重ねた。夢での口付けは、気持ちが良かった。リンは寂しかった分、長くリアに口付けで語った。リアは恍惚としていた。それでもリンは、夢であることが物足りなかった。リンは唇を離すと、リアの頭を優しく撫でて訴えた。
「早く帰ってきて下さい、リア。仕事の邪魔をすることになりますが、私はリアルの時間でリアに想いを寄せるほど、待ち焦がれています」
リアは申し訳なさそうに謝った。
「すみません、リン。僕の仕事はまだかかります。僕は三日に一夜リンに会えるだけで嬉しいです」
「リアは夢だけでは物足りなくはないのでしょうか?」
リアは小さな声で答えた。
「はい。きちんと触れ合いたいです。ずっとリンのそばにいたいです」
リンはリアのか細い声に、少し落ち着いた。
「リア、無理を言いました。私も決められた時間を大切にすることにしましょう。夢では覚めたら消えてしまうかもしれませんが、リアと会った印を残しましょう」
リンはリアの細い手首を取った。手の平で触れ、リアの手首へ魔力を注ぐ。跡が残った。魔術師が恋人にするちょっとした魔術だった。
リンはその後もゆっくりリアを愛でた。
リンはそろそろ夢が覚める頃だと気付いた。
「リア、同じ物を見て、同じ香りを感じ、同じ音を聴く生活は大切なことだと私は知りました。また三日後を我慢して待ちます」
「はい、僕も待つことにします」
夢の景色は霧となり、気付くとリンは私室にいた。リンはゆっくり余韻に浸かった。




