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19話に一部付け足した文章がpixivにあります。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=29138925
リアが故郷から帰還して数日経った頃だった。リアは夕食後、私室でリンと寛いでいた。部屋はカフェラテの高揚感と甘さの重なった香りがしていた。リアは仕事用の手帳を確認してリンに告げた。
「リン、シエララントの王城で、貴重な本が王の手元に渡ったみたいです。僕は本のデータを複製させてもらいに行きます。明日立って、何日か城を空けます」
リンは快く受け止めた。
「行ってらっしゃい、リア。スターチス王にご挨拶差し上げたら宜しいでしょう」
リアは少し照れて答えた。
「はい。歴代のスターチス王にはお世話になっているので、きちんと話しに行こうと思います」
リンは微笑んでカップの飲み物を味わった。
「私は城でリアの帰りを待っています。今夜は床で離れる前の挨拶をゆるりと交わしましょう」




