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私に、味方なんていたんだ
あれから1ヶ月が経ったころ、変わらず私は雑用をこなしていた。
しかし、継母から、今日だけは、部屋から出るなと鍵をかけられ閉じ込められてしまった。
なんだろうか。
窓を開けると……!
玄関に、アラン王子と国王が来ている!!
な、なんで!?
ドアから耳を澄まして会話を聞く。
「この、ガラスの靴が合う女性を探している」
ガラスの……。
私のだ。
それ、私のだ……。
今、もし出ていくことができれば、この生活から、解放される。
解放、され……。
果たして、これでいいのか……?
いや、これでいい。これでいいに決まってる。なんで私は、こんなところで……。
ガチャ、と、部屋のドアの鍵が開いた。
なんで? ドアを開けるとそこにはロバがいて。
他の動物たちも、一緒になって開けてくれていた。
……動物たちはみんな、私の味方なんだ。
……私に、味方なんていたんだ。
『さあ、早く馬車に乗りなさい。そうすれば、舞踏会に間に合うわ』
あの、魔法使いのお婆さんも。
そっ……か。
私、ずっとひとりぼっちな気がしていたけど、そうじゃない、のかもしれない。




