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シンデレラの婚約破棄⭐︎  作者: 眠夢
シンデレラ

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アラン王子と姫の舞踏会

 すぐにカボチャの馬車に乗り、城へ向かう。

 初めて訪れた、青白く輝くその城は、とっても大きくて。

階段を見つけた。多分あそこを降りた先が舞踏会の会場だ。

 そしてその奥、王子様が見える。

 美しく整えられた黒髪に、大きくて切れ長の目、シュッとしたアゴにすらっと伸びた身長も、確かにこれは、国中の女性が魅了されるわけだ。

 私が降り始めると、王子様がなにやら騒ぎ出し、そして、王子様の家来? たちが、私のために道を開けてくれた。

 その道を進むと、王子様が私に手を差し伸べた。

「僕と、踊ってくれませんか」

 王子様は、不敵な笑みを浮かべていた。

「はい、私もあなたと踊りたかったです」

 幻想的な音楽の中、私たちは踊った。

 息はぴったりで、ステップも軽やかに。

「僕はアラン。あなたの名前は?」

「私はレイ……シンデレラ」

「……シンデレラ。僕は貴方ほど美しい女性を見た事がない。出会えてとても嬉しいよ」

「……私も」


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