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シンデレラの婚約破棄⭐︎  作者: 眠夢
悪役令嬢と野獣

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炎魔法がわからなくて……

私は王宮に閉じ込められている、はず。

魔女に王宮に幽閉される魔法を使われてから、私に与えられたのは、少し古びた倉庫のような部屋だった。

そしてその部屋は、中からも鍵を閉めることができるの。

だから私は、王宮に閉じ込められている、と見せかけて、そこからワープの魔法を使って、フローラ魔法学校に登校している。

「でさでさ、この炎魔法の公式がわからないんだけど……ねえ、ベルは髪が赤いし、炎魔法得意でしょ?」

こいつ、いじってきやがって。

「髪の色は関係ないから! まあでも炎魔法? 教室着いたら見せてよ」

「えーやったー!」

廊下にあるアーチの窓から朝日が溢れる。

シャンデリアが並ぶその道を、魔導書片手に2人で歩く。

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