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美女と野獣
白馬に乗った王子様はこの国で1番のイケメンで。
誰もが憧れる、そんな王子様に。
私は、森で怪我していたところに、出会ったの。
「大丈夫かい?」
そう言って、馬から降りて治療してくれた王子様。
肌が白くてすらっと伸びた背に、青く光る瞳。
私はそれから、彼に対して、恋に落ちてしまった。
私は、魔法が使えるの。
魔女の力というのは、魔女だけが使えるものではないの。悪いことに違うからあの人たちは魔女と呼ばれる、ただそれだけの話。
……あの、治療してもらった日のことを思い出す。
王子様と一緒に行動していたのは、家来でもない。1人の女だった。
王子様を街で見かけた時。度々その幼馴染のような女、とっても顔立ちだけはいいような女と一緒にいるの。
私は。
城に幽閉されてしまった。
そう。
魔女によって!!!
魔女は、城全体に魔法をかけた。
そして、その対象として、王子様も例外ではなかった。
彼は、魔女によって、野獣に変えられてしまうのである。
時間内に、愛する人を見つけないと元に戻れない、そんな魔法を。




