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星が降る夜
舞踏会の開催の日、シンデレラは継母と姉たちにいつも通りの雑用を任された。
仲の良かった動物たちが作ってくれたドレスも、姉たちに破られてしまった。
そして、3人は、馬車で、舞踏会まで行ってしまった……。
夜空を見上げて思う。
この部屋は狭いけれど、星が綺麗に見えるから、実は気に入っていて。
私には多分、ずっと、自由はない。
ずっと、継母に支配され続ける。
私は元々気にしやすくて、多分、継母が優しくなる日が来たとしても私は、多分変わらないだろう。
王子様と結婚すれば、全てがうまくいく。
そう、この国の女性は全員、信じきっている。
それは、私の継母も、姉たちも、そして……。
『そして、大きくなったら、素敵な王子様と、結婚して、そうすればレイチャミは、幸せで……』
今は亡き、私の父親も。
それにしても、今日は夜空が綺麗。
階段を降り、玄関を開けて外に出て、少し散歩をした。
そして、空を見上げる。
星が降っていた。一瞬のきらめきと共に儚く散る星たちを見て、何も為さずただ生き続ける私と比べてしまう。
夜空はとっても美しくて、吸い込まれそうで。
「……ちゃん、そこ綺麗なお嬢ちゃん!」




