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ロミオとジュリエット
目を覚ますと、視界には星がきらめくとっても素敵な夜の空。
……なんか、とっても嫌な夢を見ていた。
ロミオ、と言う男が、キャサリンを、目の前で殺害する、そんな夢。
そして、蘇るとても忌々しい記憶。
モンタギュー家のキャサリンが、本当に殺された。その事実。
星が、涙でにじむ。
にじんでゆく。
『告白されたら、その人のことを好きになるらしいよ』
いつも語ってくれるその恋愛術。
『ねえ、みて! ジュリエット! これを飲めば仮死状態になれるんだよ! すごくない?』
調合した謎の薬剤を、とっても嬉しそうに私に紹介してくれるキャサリン。
私は、そんなキャサリンが、とっても大好きで。
こんな日々が、ずっと続けば、ずっと、ずーっと続けばって、思っていたのに。
……ロミオ。
……ロミオ。
……ロミオ。
……ロミオ!!!
別に対立なんて興味ないのさ。
ただ、てめえだけは、私の大切な、かけがえのないキャサリンを殺したロミオだけは……
絶対に、許さない。




