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第66話 コレクターの脅威と合流への道
地下施設 中枢部
美久とルナは、コレクターと対峙していた。
巨大な触手が、二人に向かって襲いかかる。
美久の陽の光が、触手を焼き切る。しかし、すぐに再生してしまう。
ルナの月の魔法が、時間を遅くする。しかし、コレクターには効果が薄い。
『無駄だ』
コレクターが嗤う。
『私は1000年分の絶望でできている』
『希望の光など、一瞬で飲み込んでしまう』
『君たちの仲間は、今頃子供たちの餌食だろう』
「ユイちゃんを甘く見ないで」
美久が光の盾を展開する。
『ほう、まだ抵抗する気か』
『1000年の飢餓の前では、君たちの力など無意味だ』
コレクターの触手が、美久とルナを捕らえようとする。
その時、通信が入った。
ユイの声だった。小さなスピーカーから、必死の声が響く。
『美久さん!ルナちゃん!』
『翔太さんを保護しました!今、そちらに向かいます!』
「ユイちゃん!無事だったのね!」
しかし、コレクターが不気味に笑った。
『藤原翔太...我が最高の素材』
『彼が来るなら好都合だ』
『承認欲求の絶望は、もうすぐ完成する』
コレクターが、培養槽の一つを示す。
そこには、カウントダウンが表示されていた。
『藤原翔太:魂の成熟度98%』
『収穫まで:30分』
「急がないと...」
ルナが焦る。
「翔太さんの魂が、完全に絶望に染まる前に」




