表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
36/95

第36話 政府軍の総攻撃予告

しかし、平和な時間は長く続かなかった。


交流会の翌日 祢古町 入り口


「政府が、本格的な調査を始めるそうです」


クロードが緊急の知らせを持ってきた。顔面蒼白で、息を切らしている。


「48時間後に、大規模な部隊が来ます」


「機動隊、自衛隊、そして...」


「特殊部隊も動員されるようです」


美久が青ざめた。


「そんな...第二の試練は成功したのに」


「子供たちとも、うまくいったのに」


ユイが落ち込む。小さな体を震わせている。


「いいえ」


シロウ皇帝が言った。威厳ある声が、みんなを落ち着かせる。


「これも試練の一部かもしれません」


「真の理解は、危機を乗り越えてこそ生まれるのです」


ルナが決意を固めた。


「戦うしかないのでしょうか」


「いいえ」


美久が首を振る。


「最後まで、対話の道を探りましょう」


「でも、相手が聞く耳を持たなかったら?」


「その時は...」


皇帝が重い口を開いた。


「防衛のための最小限の力は、使わざるを得ません」


「しかし、決して殺傷はしない」


「あくまで、時間を稼ぐだけです」


クロードが追加の情報を伝える。


「政府の中にも、平和的解決を望む人がいるようです」


「防衛省の黒田大佐という人物が、対話を提案しています」


「でも、強硬派に押されて...」


美久が立ち上がった。


「私が、黒田大佐に会いに行きます」


「危険です!」


ルナが止めようとする。


「でも、誰かが橋渡しをしなければ」


「私も行く」


ユイが言った。


「翻訳能力があれば、誤解を解けるかもしれない」


「私も同行します」


ルナが決意を示す。


「三人なら、きっと道は開けます」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ