第93話 花芯合わせ ― 満開の瞬間
交花の熱が最高潮に達した時、二人は自然と花芯合わせの姿勢を取った。
向かい合うように足を絡め、花芯をそっと重ねる。
ゆかりの高い感度とあかりの敏感な花が、直接触れ合った瞬間、二人は同時に小さく喘いだ。
「んああっ……あかりちゃん……熱い……」
「ゆかりちゃん……花芯が……重なってる……あっ……!」
二人は腰をゆっくり動かし始め、花芯同士を優しく、しかし確実に擦り合わせた。
角度を微調整し、圧力を変えながら、互いの最も敏感な部分を刺激し合う。
粒子が激しく舞い上がり、部屋全体が藤色と金色の渦となった。
現大守り人ペアの白百合の微粒子が、静かに二人を包み込み、後押しする。
それは優しい波のように、二人の自然な絶頂を後から支えていた。
「ゆかりちゃん……一緒に……イこう……!」
「うん……あかりちゃん……僕も……一緒に……!」
腰の動きが徐々に激しくなり、花芯が激しくこすれ合う。
ベチャベチャという淫らな音と、二人の甘い喘ぎが重なり合う。
「はあんっ……あっ……ゆかりちゃんの花芯……熱くて……イきそう……!」
「んああっ……あかりちゃんの……締まって……わたしも……もう……!」
大守り人ペアの微粒子が、最後の後押しをした瞬間――
二人の体が同時に弓なりになった。
「んああああっ!!」
「あぁぁんっ……イく……!!」
同時絶頂。
花芯が激しく重なり合い、藤色と金色の光の粒子が一気に爆発的に舞い上がった。
レイラインの祝福が、柔らかな白銀の光となって二人を包み込んだ。
正式に満開が達成された。
二人は荒い息を吐きながら、互いの体を抱き合い、静かに微笑み合った。
麗華が静かに立ち上がり、優しい声で告げた。
「白藤 ゆかり、すみれ野 あかり。
あなたたちは正式に中守り人として認められました。
一生を共にする、運命のペアです」
ゆかりとあかりは、涙を浮かべながら強く抱き合った。
満開の間は、二人の甘い香りと、光の粒子で満たされていた。
白百合家の新しい守り人ペアが、ここに誕生した瞬間だった――。




